まさげんのブログ「健康なのだ!」

「斜に構えたオヤジ(まさげん)」のブログです。それなりに健康ではあり、大病も大きなけがもしたことはないのですが、些細な病気やケガは幾つか経験しています。ありふれた生活の中で、悩むことが多い、重篤ではないけどちょっと辛い症状について、書いてみたいと思いました。

「擦過傷(さっかしょう-すり傷のこと)」

“擦過傷”は、誰でも経験している、軽いケガだと思います。

私は“歩き方が下手?”なのか?(自覚は無い…)、すり傷経験は多い方だと思います。その“すり傷”の治療についてなのですが…

 

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(こけたよ~ すりむいたよ~)

 

「愛用の消毒薬は?」

すり傷、すりむいた場合の治療方法は、「消毒薬塗って、ガーゼ当てる(絆創膏を貼る)」が定番で、「乾燥させた方が良い」というのが鉄則です。私の中では…

(現在の治療方法は全く違うのです! これは後述しますね)

さて、この消毒薬、何を使っていますか? 愛用品はありますか?(いやいや、愛用するほどケガが多い人は少ないでしょ!)

私はズバリ「赤チン」派なのです!

 

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(赤チン大好き!)

「薬箱の薬の変化」

私の小さい頃は、赤チン全盛時代でしたが、昭和48年に国内での原料生産が中止になりました。製造過程で水銀を含む廃液が出るのが理由だそうです。

当時、小学生でしたが「赤チンが使えなくなった!」との事で(詳しい理由など分かろうはずも無く)、家の救急箱には“白チン”、“オキシドール”なるものが登場しました!

この白チンやオキシドール、赤チンに比べて効き目がイマイチなような…

恐らく親もそう思ったんだと思います。ある日ひょっこり、薬箱に“ヨーチン(ヨードチンキ)”なるものが登場しました。昔から薬箱にあった“ルゴール(ヨードグリセリン)”と見た目がそっくりです。

以来、我が家ですり傷の手当は、①オキシドールを塗って脱脂綿で拭いて(まあ傷口の掃除目的)、②ヨードチンキ塗って仕上げ になりました。必要に応じ、ガーゼを貼っていました。

 

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(きず薬が時代で変化)

「ヨードチンキは痛い!」

傷口にヨードチンキ(ヨーチン)を塗ると、沁みる! 痛いのです! アルコールが入っているから当然ですね(当時は知りませんでした)。だから、ヨーチン塗るの、嫌いでした。

ヨーチン塗ったらすぐに口でフーフーと息を強く吹きかけると、痛みが和らぐので、そうしていました。⇒ アルコールが揮発するからだと思います。

傷の治りは、白チン、オキシドールに比べると確かに上です。ただ、赤チンの方がさらに上のような気がします。

 


 

 

(ヨードチンキです。画像が無いので楽天の商品紹介を貼りました。送料かかるので薬局の方が安いと思います)

「赤チン復活!」

赤チンは世の中から無くなったと思っていたのですが、社会人になって薬局で、赤チンが売られているのを見つけて、驚きました。すぐに買いました(まあ安価ですよね)。ケガをして消毒するときに、「やっぱ赤チンだよなあ~」とか言いながら塗ったのを覚えています。何てったって、ヨーチンみたいに沁みないから良い!

ただ、赤チンの最大の欠点は、「塗ったところが目立ちまくる」事かなあ。まあ私は全く気にしないのですが。

赤チン(の原料)は、国内での生産は昭和48年に法的に中止になりましたが、海外では生産されているので、海外産の原料を輸入して、国内で調整-容器に詰められて、ずっと販売されていたようです。

 

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(赤チン復活)

「赤チン本当に無くなるよ…」

この記事を書こうと、赤チンについてネットで検索したら、赤チンは2020年12月に、国内で唯一生産していた会社が製造を止めるとのこと… もう買えなくなるようです。愛用派としては、何とも寂しい限りですが…

買い収めで1本買っておきましょう。1本あれば10年以上は使えるし。社会人になって購入した赤チンは、10年をはるかに超える年数、薬箱に入っていましたので。

しかし、赤チン愛用派の人は、今後何を使ったら良いのでしょう?

 

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(そんなに落ち込むことでは無いのですが…)

「傷の手当の変化」

この記事を書くにあたり、ネットで調べていたら、今は擦過傷(すり傷)の手当において、消毒薬は使わないと書かれてありました! えーっ! 今までは何だったの?

今のすり傷の手当は、「水道水で良く洗い流し、そのまま放置」、あるいは「水道水で良く洗い流して、ラップを被せて適度な湿り気を保つ」と書かれてあります。そーなの?

「消毒薬を使うと、皮膚を再生させる細胞を破壊するので、皮膚の再生が遅くなる」とも書かれてありました… えーっ! でも赤チンは治りが早いのだけど?

私の今までの手当の常識は、

  • 消毒して悪い菌を殺す(破傷風菌とか)
  • ガーゼなど、傷口に酸素が入るもので傷口を覆う(破傷風菌が繁殖しないように)

と考えていました。破傷風菌は酸素があると生育出来ないので、傷口を密封してはダメだと教えられていたのです。

 

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(今はマキロンが主流ですが…)

破傷風菌の特徴と今の傷の手当の考え方」

破傷風菌は土壌菌とのことで、主に土の中に生息しています。

破傷風菌は嫌気性菌という菌で、空気を嫌います。この菌は、環境が生育に適さない時には、芽胞と呼ばれる状態になり、休眠します。まあ植物で言うと種みたいなものです。

この芽胞は、非常に熱に強く100℃の熱湯でも死にません。また薬品にも強く、かなり強い消毒薬を使わないと死滅させることが出来ないのです。

私も今までは、消毒薬で破傷風菌を殺していると考えていたのですが、転んですり傷を負った場合、土壌中の破傷風菌が傷口に接触し感染する場合があるのですが、破傷風菌は芽胞の状態で存在していると考えられます。⇒ 傷口が破傷風菌の生育に適している環境の場合、芽胞が発芽し菌が繁殖して、破傷風を発症させる。

つまり、すり傷を負った時点で、傷口にいる破傷風菌は芽胞の状態なので、消毒薬で消毒しても、効かない(芽胞は死滅させられない)と考えられます。

だから、水道水で良く傷口を洗って、付着した汚れや悪い菌を洗い流してしまうのです。

破傷風菌以外のばい菌、悪い菌は、身体が本来持っている抵抗力で戦えるから、あとは自然治癒を待つ、消毒薬はかえって自然治癒を遅らせるから使わない、適度な湿り気がある方が皮膚の再生には条件が良いから、場合によってはラップを被せる、こういう理屈で成り立っているようです。なるほどなあと思います。

でもね、今まで50年培ってきた“赤チン至上主義”は、頭では理解できても、なかなか捨てられないのです。まあ確かに、小さな傷の場合、何もせずに放置して治るから、まあ「そりゃそうだ」と思わないわけでもありませんが…

 

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(時代と共に考え方は変わる)

「遊び方が変わった…」

時代が変わると共に、子供の遊びも危険な遊びから遠ざかっていくのか、私が小さいころは、よく擦りむいて親に赤チンやヨーチンを塗られていました。小学生も高学年の頃からは、自分で消毒していました。

でも、自分の子供の傷の手当なんか、数えるほどしかやったことがありません。まあ、住んでいる場所、遊び方、子供の性格にもよるので、一概には言えませんが、相対的にはそういう傾向にあるのかも。

ただ経験則としては、自分ですり傷の手当くらいできるようになっておいた方が役には立ちます。手当の方法が変わり、水道水で流して乾かすだけでも、やっておいて損はありません。でもケガをして帰ってこないと教えられないし、かと言ってケガして欲しいわけでもなく、まあ機会があれば… ということなのでしょうね。

 

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(遊び方は変わっても子供は遊んで大きくなる)

「かさぶたは何て言うの?」

傷口に出た血液や体液が固まって被さった状態のあれ、“かさぶた”です。Wikipediaでは、ほぼ全国共通語と書かれてあります。

でも、私の育った北九州市八幡西区では、「つ」って言っていたんですよ。Wikipediaにも解説してあります。

そして、消毒してガーゼを被せていて、かさぶたとガーゼが引っ付いて取れない場合があり、無理にはがそうとすると、かさぶたが剥がれて痛くて、再度血が出ます。これを剥がす際に、オキシドールを綿棒に浸し、綿棒でガーゼを少しずつ剥がしながら、剥がす部分にオキシドールを付けて剥がしていました。

 

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(北九じゃ、「つ」って言うんばい!」

「編集後記」

傷口は、必ず水道水で洗い流しましょう。水道水は殆ど無菌なので、傷口が汚染される心配がありませんので。

赤チン、もうすぐ入手不可能になるんだなあ… アマゾンあたりが、その後海外品を通販で販売したりして…

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(すぐに水道水でしっかり流す!】

 

「扁桃肥大(へんとうひだい)」

扁桃肥大」ってご存知でしょうか? 扁桃扁桃腺)が大きい症状のことです。病気でも何でもない普段の状態で、扁桃線が大きいのです。

私は小学生の頃だったか、この「扁桃肥大」と診断されたことがあります。もう40年も前の話なのですが…

 

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(扁桃腺が大きいのです)

 

「医者に言われたこと」

もう、はるか昔の話なので、明確には覚えていませんが、「あんた、扁桃腺大きいねえ!」と言われたことが数回。その時は、「ふ~ん、そうなんだ」くらいにしか聞いていなかったはず。でも、

扁桃肥大ですね、これって風邪とかで腫れた場合には、切らないといけなくなるよね」と言われたこともあり… ⇒ 「口の中にメス入れて切るの! なんという恐ろしいことを…」と思ったのを覚えています。確か女医さんに言われたような… もう全く何の時にそう言われたのかは覚えていませんが、そういう意味のことを言われたことで、「扁桃肥大」という言葉は、強烈に覚えていました。

 

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(恐い事を言う先生だなあ)

「調べてみました」

最近、ふと扁桃肥大のことを思い出しまして、これについて書いてみようと思いました。せっかくなので、扁桃肥大についてネットで調べてみました。

  • 昔は「扁桃腺」、今は「扁桃」と呼ぶのが一般的
  • 扁桃肥大は、生まれつきの体質によることが多く、遺伝的な理由が原因
  • 肥大の程度は、以下のように3段階

① 口蓋扁桃がわずかに突き出る

② 口蓋扁桃が強く突き出る

③ 口蓋扁桃がのどちんこの真下にまで達する

幼児では2段階程度までの肥大は生理的な状態で、日常生活に支障がなければ基本的には問題ない

  • 扁桃肥大の治療は、日常生活に影響がなければ特に必要ない
  • 子どもの場合には、多少扁桃が大きくても成長とともに扁桃が小さくなる
  • 扁桃が腫れて発熱したり、呼吸や飲み込みへ影響が出る場合は、摘出手術の検討が必要となる。

私の扁桃腺は、②の「口蓋扁桃が強く突き出る」段階の扁桃肥大でした(当時)。

結局、実害が無ければ、特に処置の必要もないようです。もう50年以上生きていますが、実害が無いので、このまま行ける筈だ!

 

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(左:正常 - 右:扁桃肥大)

「今はどうなの?」

自分のノドがどうなっているのか? う~ん、自分のノドを鏡で見て、扁桃腺が大きいのを見たのは、果たして何時だったのだろう… 相当長い間、見て無いなあ。というわけで、早速見てみました。

さて、自分で鏡を使って自分のノドを見るって、難しいわ、これ! 舌が邪魔して、なかなかノドの部分が見えない! そう言えば、病院行ったら、ヘラのようなもので舌を押さえられるなあと、指で自分の舌を押さえ、暗いから懐中電灯の光を当てようとしても、うまく光が当たらない…

そうだ、スマホで撮影しようと、鏡に映ったスマホの画面を見ながら、何十枚も撮影して、なんとか、状態が分かりました!

おお~っ! 小さくなってる… もう良く覚えていませんが、中学か高校くらいの時に、自分で鏡で見て、扁桃腺が大きいのを見た記憶があります。いわゆる、「口蓋扁桃が強く突き出る」状態だったのは、覚えています。

今は、「口蓋扁桃がわずかに突き出る」程度に小さくなっていました… 成長したんだなあ…

 

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(右側だけ少し、扁桃が顔を出しています)

「ノドの痛み」

風邪や、のど風邪でノドが痛むと、痛いですよね~ あれって緩和する薬が無いんですよね~ 私は扁桃腺が大きいから、人よりも痛いのかも… 

病院で「ノド風邪」と診断されても、「痛みに効く薬は無い」と、トローチを処方された事がありますが、まあトローチなんか舐めても、全く何の役にも立たない!

でも少し前にネットで調べていて、「ペラックT錠」というのを見つけたので、ノドが痛いときに服用してみました。

結果は? 少し効きます。効果が高い訳ではないのですが、少し効きます。ノドの痛みって、少しだけでも和らぐと、それだけでありがたいです。少しだけ痛みが和らぎます。私は個人的にお勧めです。

 


 

 

「ヨードグリセリン(ルゴール液)」

私は幼い頃は病弱で、小児科には良く行きました。カゼをよくひくので、小児科に行っては、口をア~ンと開けさせられ、ノドに茶色い薬を塗られていました。

この茶色の薬は、ヨードグリセリンです(ルゴールと呼んでいました)。家にも常備されていて、母親に綿棒で塗られていました。母親が作る綿棒がでかくて… たっぷり塗られるからむせるので、イヤでイヤで…

 


 

 (画像が無いので、楽天のリンクを貼りました… これで母親がバカでかい綿棒を作るので、少々辛かったですね… ハルトマン綿棒と言うそうです)

ヨードグリセリン自体は甘い味がするので、それ自体は辛くないのですが、ノドに直接綿棒当てられるのは、ちょっとイヤです。病院の綿棒は小さくて上品な綿棒なので、そうでもないのですが、母親の作る綿棒はでかくて…

でも、大人になってからは、自分で自分のノドに塗っています。

 


 

 (画像が無かったので楽天のリンクを貼りました。送料がかかるから、ドラッグストアで購入した方が安いと思います…)

「ヨードグリセリンの取り違い!」

幼い頃、母親にノドに塗ってもらっていたヨードグリセリンですが、母親不在時に、父親に塗られたことがあります。

塗られた瞬間にむせてしまい… なんじゃこりゃ! はあ~? おかしいと思い、よく見たら、ヨードチンキ塗られてました… そりゃむせるわい!

効能的には効くのかも知れませんが、父親は帰宅した母親に、こっぴどく責められていました。

当時、擦り傷、切り傷にはヨードチンキを使っていたので、同じ薬箱に、ヨードチンキとヨードグリセリンが入っていました。この2つ、見た目はそっくりなんですね。そりゃ取り違えるわ…

 

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(それ、間違いですから!)

扁桃肥大について」

特に支障が無ければ、問題無いようです。今後も問題が無い事を祈ります…(大丈夫だと思っていますが)。

でも、扁桃腺が腫れるとか、それが原因で切除する場合もあるとか考えると、やっぱりちょっと恐ろしいですよね…

 

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(想像すると怖いよな…)

(備考:ヨードチンキとヨードグリセリン

主成分は同じヨウ素です。含量はヨードチンキの方が倍以上含まれています。

ヨードグリセリンは、副材にグリセリンが使用されているので甘みがあります。

ヨードチンキはエタノールが含まれているので、傷口に塗ると沁みます。

 


 

 (ヨードグリセリンとヨードチンキ メーカーが同じな場合、見た目もそっくりなのです)

「やけど(太もも) Ⅱ度」

私は、2017年に自分の不注意で、左太もも部分にやけど(熱傷)をしてしまい…

 

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(ヤケドしてしまいました…)

 

「やけどを負った経緯」

90度前後と思われる熱湯が、左脚にかかってしまったのが原因です…

詳しい経緯は割愛しますが、私の不注意でお湯が脚にかかってしまったのです。

直後に強い痛みを感じ、頭がパニックになりました。とにかく、すぐに水で冷やそうと、ズボンの上から、ひたすらホースの水をかけました。またズボンの中にもホースを入れて水をかけ続けました。

熱傷の範囲が広く、水膨れ状態はすぐに破れてしまったように記憶していますが、この辺は直後で気が動転しており、曖昧です…

 

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(ひたすら水を掛けて冷やしました…)

「病院に行きました」

水で脚をどれくらい冷やしたか、恐らく5分くらいだと思います。少し落ち着いて、「とりあえず病院だ!」と、病院(近所の皮膚科)に行きました。

そう言えば、ここ女医さんだったなあ… パンツ一丁になるの、ちょっと恥ずかしいなあとか思いながら受診しました。

患部は白っぽくなっており、結構痛みました。「Ⅱ度の熱傷、2週間ちょっとかかるね」と言われ、手当てを受けました。

最初は、ラップみたいなのを患部に被せ、包帯でグルグル巻きにされました。薬を出してもらい帰宅しましたが、この日は結構痛みがあったのを覚えています。

 

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(皮膚科に急行…)

「処方箋」

化膿止めと痛み止めを処方されました。

  • セフカペンピボキシル錠100mg(抗菌薬) 1日3回 3日分
  • ロキソプロフェン錠60mg 1日3回 3日分

 

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(痛み止めと化膿止め)

「経過」

やけどの痛み自体は、翌日には落ち着いていました。

病院には、始めは毎日、翌週は2日に1回くらいの頻度で通いました。

基本的には、状態を見て包帯を取り換えるだけです。この時に薬か何かを塗っていたかなあ、あまり覚えていないけど、多分、ガーゼ等の当てもの を交換していただけのように思います。状態を観察しながら、皮膚の再生を待つしかないので。

 

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(毎日、二日に一回包帯交換)

「やけどの範囲」

左太もも部分、縦に27cm、幅7cm(最大幅部分)の範囲で熱傷になっています(今、やけどの跡を確認した所)。

左脚の付け根の部分からだったので、包帯が巻き難く… ズレないようにテープで留めていました。

しかし、やけどが太ももで良かったなあ… 男の大事な部分が、お湯を被らなくて良かったなあと、つくづく思いました。もう想像するだけで恐ろしいよお~

 

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(3年経過した今の状態です)

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(想像しただけでゾッとする…)

「太ももが突っ張って痛い」

病院に通い、包帯を巻いている間、太もも部分が突っ張って痛く、歩きにくい日々が続きました。歩き方がへんなので、傍目に「ケガをしている」というのがバレバレで…

別にそれは構わないのですが、皮膚が突っ張っている状態なのが気になっていました。

やけどの程度は、Ⅰ度(軽症)、Ⅱ度(中程度)、Ⅲ度(重症)とあります。Ⅲ度のやけどの場合は、神経が破壊されるためか、やけどをしても痛みが無いと書いてあります。そして、ケロイド状に跡が残り、皮膚が完全に再生しないので、突っ張ったような状態になるとのことでした。

私は痛みがあったので、また医者の診察でもⅡ度と診断されており、皮膚は再生するはずなのですが… なんで突っ張ってるの? ちゃんと治るのかなあ? ガーゼを留めるテープが突っ張っているだけなのかなあ? と、少しナーバスになっていました。

 

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(突っ張って痛いのです)

「看護婦さんに感謝」

風呂に入れず、包帯を巻いている部分はさらに拭くことも出来ないので、この部分は痒みがありました。病院で包帯を外す都度、看護婦さんが患部以外の部分を拭いてくれて、ありがたい配慮でした。

 

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(ありがとうございました!)

「通院終了」

やけどを負って、17日目に通院が終わりました。ガーゼや包帯を巻かなくて良くなったのです。それで分かりました、突っ張っていたのはテーピングが理由でした! ガーゼや包帯が外れたら、突っ張り感は消失しました。ああ、良かったあ! それからは普通に歩けるようになりました。

その日に、塗り薬を処方されました。

  • デルモゾールG軟膏(ステロイド外用塗布) 塗布 1日1-2回

熱傷の二次感染防止と、皮膚炎の湿潤効果があるようです。風呂上りに毎日、1か月くらい塗りました。

病院からは、「薬が無くなる頃に状態を見せに来てください」と言われていましたが、まあ異常が無かったので、病院には行きませんでした。

 

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(通院終了!)

「17日ぶりのお風呂!」

太もも部分に包帯を巻いている都合上、お風呂に17日間入れませんでした…

その間、毎日タオルで身体を拭き、頭は洗面台で洗いました。意外と、身体も痒くならずに耐えられました。

久しぶりのお風呂は最高! と言いたかったのですが、やけど部分をお湯に浸すのにドキドキでした。やけど部分は少し神経過敏のような状態だったのを覚えています。怖いので、しばらくは擦らないようにしていました。

包帯を外した最初の頃は、ズボン等の生地が当たると、チクチクしていました…

 

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(こわごわとお風呂に入りました)

「やけどの跡」

熱湯がかかった部分は、皮膚が黒っぽくなっていました。太もも部分なので、普段露出することもなく、目立つこともありません。皮膚の色は黒いのですが、ケロイドにはなってなく、色以外は以前と何も変わらなく回復しています。

色も徐々に薄くなり、時間経過と共に、あまり目立たなくなりました。

程度がⅡ度のやけどで良かったと思います。しかし、もう2度とヤケドはイヤだなあ…

 

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(二度とイヤだ!)

「やけどの思い出」

そう言えば、小学生の頃、軽いやけどの経験があります。

昔の電気炊飯器は縁の部分が外側に出ていて、炊飯中にこの縁の部分が熱くなり、触るとやけどをします。それを知らなくて、風呂上りだったか、裸の状態で背中が、この炊飯器の縁の部分に当たり… 1cmくらいのヤケドになりました。まあ大したことありませんが。

この頃、家で「アメリカ薬」と呼ばれる薬が薬箱に入っており、これを塗っていました。

何なんでしょうね、アメリカ薬!

正確には、KIP PYROL という薬です。古くから軽度のやけど、切り傷の家庭薬として使われている軟膏です。独特の黄色の軟膏です。元々、アメリカ製だった家庭薬なので、アメリカ薬と呼ばれていたようです。パッケージはいまだにそれっぽいデザインですよ。家の薬箱に常備しています。


 

「陥入爪(かんにゅうつめ)」

「陥入爪」(かんにゅうつめ)ってご存知でしょうか?

主に足の親指に発症することの多い症状で、爪の端の先端が周囲の皮膚に食い込み、皮膚に炎症を起こした状態です。痛みや腫れを伴います。

この炎症を起こした部分をぶつけると、これがまた痛いのです!

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(爪が伸びると痛むようになる…)

陥入爪は、爪の切り方が原因で発症することが多く、つまりは深爪が原因で発症します。大事な事は、爪は切りすぎてはダメということです。

私も軽症ですが、陥入爪になった事があります。

ご存知の方も多いと思いますが、自分の体験を踏まえ、説明します。

 

 

「あらかじめお詫び…」

少しでも分かりやすい様に、がんばって画像をペイントで加工してみたのですが… とんでもなくお粗末で…

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(先に謝っておきます!)

「正常な爪(右足の親指)」

正常な爪の状態です。

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正常な爪の状態(右足親指です)

「陥入爪の主な原因(深爪)」

陥入爪の主な原因は、爪の切りすぎ(深爪)です。

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深爪すると陥入爪になりやすい

「陥入爪になる状況」

ある日、爪を深く切ってしまいます(深爪)。この時点ではただの深爪です。手の爪は、深爪すると痛みますが、足の爪は深爪しても、あまり痛まないので深爪自体が気にならない事が多いです。

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(青い線で爪を切ると仮定)

深く爪を切っても痛まない。また、足の爪が伸びると、引っ掛けて爪が剥がれる場合があり、ケガ防止のために伸びる前に切る習慣のある人は、白っぽい部分が少し目立つと、すぐに爪を切ります。この際に深く切っても痛まないので、さらに深爪にしてしまう傾向が多いと思われます。

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深爪しても痛まないので、爪を短く維持する場合が多い

常に深爪した状態が続くと、もともと爪が存在していた部分に爪が無いので、爪で押されていた皮膚の部分の押さえが無くなり、皮膚が爪の方に膨らんできます。

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(皮膚が徐々に膨らんでくる)

すると、今度は爪が伸びると、膨らんだ皮膚に爪の端の部分が刺さるようになり、痛むようになります…

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爪が伸びると痛むようになる

爪が伸びると痛むようになるので、さらに爪を深くきるようになります…

悪循環に陥ります。これが陥入爪の状態です。

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痛むから、さらに深爪する…

「症状が重い場合」

陥入爪の症状が重い場合(痛みが激しく、炎症がひどい場合)は、手術が必要になります。ネットで見ると、爪の根元から爪の端の部分を立てに切って外すような手術方法もあるようです… いや~ 痛そうだなあ…

 

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(ちょっと手術しましょうか?)

「私はどうしたか?」

陥入爪を患ったのは20年以上前で、当時は未だインターネット等もなく、情報もありませんでした。

痛む右足の親指の状態を観察していて、「どうも爪が皮膚に刺さっているのが原因のような…」と気付き、爪を短くし過ぎたのが原因と思われました。

「爪を、盛り上がっている皮膚部分を超えて伸ばしてしまえば、もう爪が皮膚に刺さることは無いはずだ!」と考え、「痛みに耐えて爪を伸ばしてしまおう」作戦に出ることにしました!

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(こういう状態だった爪を)

とにかく一度、伸ばし気味の長さまで爪を伸ばしました。

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(痛みに耐えて伸ばしました)

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こんな感じになるまで伸ばしました

「痛みに耐えて伸ばす作戦の間の工夫」

① 風呂上がりに、毎日痛む部分に“赤チン”塗っていました。⇒ 爪が皮膚に刺さって傷になっていた場合に炎症を抑えるためです。(伸ばしている間、血は出ることはありませんでしたが)

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(せっせと赤チンぬっていました)

② とにかく、少しでも何かに当たると痛いので、これを和らげようとガーゼを重ねて当てて、テープで留めていました。少しはマシでした。

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(痛くないようにガーゼ巻いてました)

③ 痛いからと、途中であきらめて深く爪を切ったら、二度と立ち直れないと自分に言い聞かせ、爪が伸びるまでひたすら我慢していました。⇒ 爪を伸ばし始めて最初の頃が痛みが大きいのですが、峠を越えると楽になります。

 

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(Never give up!)

「作戦実行の結果」

陥入爪の痛みから解放されました! 完治です!

他の記事にある症状は、ずっと付き合っていかなければならないものが多いのですが、陥入爪は完治!

以後は、深爪しないように爪切りするときに気を付けています。

 

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(完治したぞ!)

「念のためのお願い」

この方法は、あくまでも私個人の考えで実行した方法で、人様にお勧めするものではありませんので、この点はご理解頂けるとありがたいです。

「こんな方法で治した」という体験談のご報告です。症状が軽かったから何とかなったのだろうと思います。

 

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(ご理解いただけますと幸いです)

「陥入爪を知ったきっかけ」

たまたま、同じ職場の同僚も陥入爪で悩んでおり、彼は病院に行きました。それで、「陥入爪」という名前を教えてもらいました。

私が、「痛みにこらえて爪を伸ばしたら、治るよ!」と彼に言ったら、「絶対に無理!」とのことでした。彼は症状が重かったようで、結局病院で治療して治しました。

 

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(終わり)

 

 

 

「アトピー性皮膚炎(軽症)の思い出」

私はアトピー性皮膚炎があります。これは、成長に伴い症状は軽くなり、現在では殆ど気にならない程度になりました。ただ、小学生-中学生の頃までは、痒くて痛くて、ちょっとイヤでしたね…

 

alt=”アトピー性皮膚炎のイラスト”

アトピー性皮膚炎)

 

「遺伝的要因」

アトピー性皮膚炎で苦しまれている方は、私の回りにも結構多くおられます。自分は軽症で部分的だったので大したことは無いのですが、症状が全身だと、やはり辛いですよね…

このアトピー、現在でも明確に原因特定が為されてないようで、治療としてはスキンケアと薬物(塗り薬)しかないようです。

私は4人家族でしたが、父親は特にアレルギー体質ではなさそうで、母親がぜんそく持ち、結果、兄はぜんそく持ち、私はぜんそくアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎のトリプルホルダー? となっています。アトピー性皮膚炎については、私のみ発症したようです。

 

alt=”親子の遺伝相関図”

(母親からの遺伝なのです…)

「症状(部位)」

私の場合は部分的で済んでいましたが、肘関節の内側、ヒザ関節の後ろ側、股間に症状がありました。特に股間部分がもっともひどく…

結局、痒みがあって掻いてしまうことより、指で皮膚を破壊してしまうんですよね… これの繰り返し… 皮膚がただれると、今度は痛くなる…

ひどい時にはパンツが引っ付いてしまったり、そうするとパンツが黄色っぽくなってしまうんですね。子供だったのて、それが恥ずかしいく…

 

alt=”股間の痒み イラスト”

股間の痒みは辛いのです)

「皮膚科の思い出」

アトピーがひどいのが股間だったので、皮膚科に行くとパンツを脱がなければならない… これが小学生の私には、もう恥ずかしくてたまりませんでした…

皮膚科の場合、診察されて薬を処方されるだけなので、痛くは無いのですが、この恥ずかしい思い出は忘れられない…

また、アトピーもなかなか治らず、親が評判を聞いて、別の皮膚科に連れて行った事もあります。ただ、40年前は未だアトピー性皮膚炎治療のガイドラインも無かったと思われ、また治療と言っても投薬(塗り薬)しか無いので、その病院に行ったから快方に向かうということはありませんでした。

覚えているのは、この皮膚科の先生は、とても丁寧な診察で、特に股間の症状の重い部分を見て、皮膚の表皮を軽く削り取り(痛くはありません)、スライドグラスに載せて顕微鏡で観察、そして私に「顕微鏡を覗いてごらん」と言われ、見せてもらいました。「これが白癬菌だよ」とのことで、結局、痒みで掻くことでただれた皮膚には白癬菌が繁殖し、これが痒みの原因? となる的な説明だったように思います。説明が丁寧=評判が良い理由だったのだろうと思います。

当時から白癬菌という名前は知っていたような… 水虫の治療薬のCMで流れていた記憶があります(時期が違うかも知れませんが…) 子供心に、「アトピーではなく、水虫なのか?」とか考えていたように記憶しています。

 

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(皮膚科の思い出)

alt=”白癬菌のイラスト”

(顕微鏡で白癬菌を見ました)

「民間療法」

40年前なので、アトピー性皮膚炎についての情報も不正確なものが多く、いろんな迷信?がありました。

「海水が良い」との事で、海水浴に連れて行かれたこともあります。これ、皮膚がただれていない場合は良いのですが、皮膚がただれていると、痛いんですよね… この療法は、ネットで調べてみると、効果があるようで、当時の情報も間違いではなかったようです。ただ、海水浴も年に数回程度では、あまり効果はありませんでしたが…

alt=”泳いでいるイラスト”

(海水はアトピーの改善効果がある)

他には、「六一〇ハップ!」 ご存知ですか? “ムトウハップ”と読みます。2008年に発売中止になったようです。硫黄の臭いのする入浴剤で、あせも等の皮膚炎に効くと言われていました。家では一時期、この入浴剤をタライに入れて湯で薄め、この湯を掛けられていました。効果のほどは覚えていないのですが、まあ硫黄の臭いがしたのは覚えています。結局、親の手間がかかるので、長続きしなかったなあ…

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六一〇ハップ wikipediaより)

あと、石鹸は刺激が強いとのことで、一時期、「ミノン」という石鹸を使っていました。確かに石鹸はアルカリ性であり、皮膚の脱脂作用があるので、患部には使わない方が良いのは確かです。でも、私の場合、ミノンも効果は明確には見えなかったので、いつの間にかミノンは家から無くなっていました。ミノンは石鹸としては高価なので、母親が兄と父に「(私のアトピー用なので)使うな!」と言っていたのを覚えています。

 


 

 

ステロイド剤は良くない?」

アトピー性皮膚炎の治療薬は基本、ステロイド剤なのですが、これが身体に悪いという論調が昔は顕著だったように思います。

なので、症状がひどくても、ストロイド剤を使わない方もいました。

以前読んだアトピー性皮膚炎に関する本には、「ステドイドは強度が5段階?に分かれていて、症状に合わせて、的確に使用することが大事。」と書かれてありました。

市販の皮膚薬もステロイドが入っているものが多く販売されていますが、一時期、母親がどこから聞いてきたのか、ステロイドは良くない説に取りつかれ、「フルコートは使い過ぎてはダメ、ちょっとだけ使う。」とか言って、ちょこっと塗っていました…

フルコートは市販薬ですが、確かに良く効きますね。薬局でフルコートの水色の箱を見るたびに、母親のこのセリフを思い出します。

 

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(市販薬にも含まれている)

「お風呂で洗わない方が良い」

今でも股間アトピー症状が出ることがあります。痒いので、ついついお風呂で擦ってしまうのですが、石鹸で擦るのは逆効果なんですね…

だから痒い所は逆に一切擦らないようにしています。石鹸は皮膚が弱っている部分には使わない方が良いというか、脱脂してしまうので乾燥して痒くなるんですよね。

今でも、「痒い所は石鹸付けない、擦らない」を気を付けるようにしています。

 

alt=”石鹸のイラスト”

alt=”お風呂のイラスト”

(お風呂 石鹸で擦らない方が良い)

「症状が出る部分が変わる」

今は殆どアトピー性皮膚炎で悩まされることが無くなったので、ありがたいと思います。ただ、常にどこかに症状はあります。

一時期は臀部の脚の付け根部分にありました。イスに座っている時間が長かったからなのでしょうか。

また、足のくるぶしの下の部分にも、しばらく存在していました。今は右脚の何か所かに痒い部分があります。何故か完全になくなることは無くて、いつも身体の一部分に居座っています。なんでだろう?

まあ、全然ひどくなくて、かゆい時に市販薬塗って治まるので、気にしてはいません。

市販薬について、フルコートは確かに効き目がはっきりしているのですが、痒みには効かない様で、私は「テレスHi」という市販薬を使っています。こちらの方が痒みに効くような気がします。

 

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(症状が出る部分が変わっていく…)

「ぜんぜん役に立っていない…」

書いた内容、思い出話で全く役に立つ話ではないですね… 申し訳ありません。

alt=”ごろ寝の男性のイラスト”

(役に立たない中身で…)

その代わり、私が読んだ本の中で、参考になりそうな本がありますので、最後にご紹介致します。

「間違いだらけのアトピー治療 竹原和彦 新潮新書

(書籍は入手不可能 電子書籍版が販売されています 2005年の著書です)

 


 

 

「喘息(ぜんそく) アトピー型喘息」

私は“ぜんそく”持ちです。一般的に、「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」「気管支喘息」は三位一体の病気で、どれか1つ症状を持っていたら、他の症状も発症する因子があると聞いたことがあります。この事については詳しく調べていませんが、確かに私は3つ全て発症しています…

 

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(私はぜんそく持ちなのよ!)

 

「発症時期」

アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎は、幼いころより発症していましたが、ぜんそくは発症していませんでした。私の母と兄はぜんそく持ちで、兄は幼いころより発症していました。私は、「ぜんそくは大丈夫だろう(発症しないだろう)」と思っていました。

ところが、大学生になってから、ぜんそくを発症するようになってしまいました… 「なぜ今頃になって発症するの?」と少々困惑したのを覚えています。

 

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(なぜ今頃になって…)

「症状」

ぜんそくなので、「ヒューヒュー・ゼイゼイ」の喘鳴があります。学生の頃に数回ぜんそく症状になりましたが、最もひどい時は、呼吸が苦しいため横になって寝れず、辛いのを痛感しました。あれはホント辛いですね…

 学生の頃にて、かかりつけ医とか無く、近くの内科で処方してもらった薬で何とか治りましたが…

私の場合は、かぜをひいた後に、それが引き金となってぜんそく症状に移行する事が多く、いきなりぜんそく症状になる場合は少ないです。呼吸が苦しいほどの症状も、学生の頃のみで、後はそこまで症状は重くは無く、どちらかと言えば症状は軽い方だと思います。

 

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(軽症でもそれなりには…)

「病院嫌い」

私、昔から病院に行って自分の症状を医者に説明するのが何故かイヤで… あれって何でなんでしょうね。社会人となってもカゼをひく度にぜんそく症状が出る場合が多かったのですが、カゼで病院を受診しない場合には、その後ぜんそくが出ても、市販薬のせき止めを購入して、これを服用していました。「アスクロン」という薬を良く飲みました。

この薬、あまり効かないんですね… かなり飲み続けてマシになって、あとは自然治癒待ちだったような… でもある時、市販薬でも治らずに症状も悪かったため、病院を受診して経過を説明した所、医者に怒られました… 曰く「市販薬の方が身体には負担がかかるし、その割に回復しない。ぜんそくは吸入薬の方がピンポイントで投薬できて、はるかに副作用も少なく効果が高い。ぜんそくの場合は基本、病院受診するべきだ。」とのこと。分かりました…以後仰せの通りに致しますです、ハイ…

 

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(病院嫌いなのね…)

「結婚して分かったこと」

私は30代の半ばで結婚しましたが、結婚後はぜんそく症状が出難くなりました。食生活が改善されたから? いえいえ違います、部屋が綺麗になったからです。独身の頃、部屋がちらかっていた=ハウスダストだらけだったのが、ぜんそくの大きな原因だったのです。学生の頃は恐らく最も部屋がハウスダストが多かったのだろうと思われ、このためぜんそくを発症し、症状も重かったのではないか? と思います。

この事で、自分のアレルゲンがハウスダストであることに、ようやく気付いた次第… 気付くの遅いだろ…

ぜんそく=アレルギーなので、閾値を超えてしまうことにより発症します。育った環境の中で、学生時代の環境(部屋)がハウスダストが多く閾値を超えて発症したものと思います。学生時代―独身時代の部屋が清潔であったなら、今でもぜんそくとは無縁だったのかも知れません…

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ハウスダストがアレルゲン)

「近所の専門医(呼吸器科)」

私は40歳前後の数年間を転勤で熊本に在住していましたが、当時は家族全員で行きつけの内科がありました。この先生は本当に頼もしい先生で、かかりつけ医のありがたみを実感していたのですが、その後住んでいる当地では、特にかかりつけ医がいない状況。

結婚後はぜんそく症状が出難くなったとは言え、どうしてもカゼをひいた後にぜんそく症状が出る場合が多く、一度症状が出ると、なかなか治らないので病院に行かざるを得ません。

ある時、近所に住む会社の同僚もぜんそく症状が出たようで、話を聞くとその同僚は呼吸器科の開業医を受診したとのことでした。そう言えばあったなあ、近くに呼吸器科。その事が頭にあったので、私がぜんそく症状になった時に、その呼吸器科を受診してみました。この医者が、あまり説明をする医者ではなく、悪い先生ではないのだが、いわゆるコミニュケーション下手というか、会話が成立しない… とりあえず処方された薬で症状は治まったが… あまりこの病院には行きたくないなあ…

 

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(呼吸器科… この医者には会いたくない…)

「病院行脚-近所の循環器科

とりあえず自宅から行ける範囲で、内科の開業医は幾つもあります。先の呼吸器科の医者とは馬が合わないので、別の医者を探す必要がありました。

その後ぜんそく症状が出たので、近所の内科・循環器科に行ってみました。患者もあまり多くなさそうだし、呼吸器科で処方されていた吸入薬が無くなっていたので、「これと同じものを処方して下さい。」と言ったら、出してくれました。この病院、薬を出してもらうには頼みやすく、結構言う事聞いてくれそうだなあ。

でも、肝心のぜんそくの診察については、専門外なので難しそうだ…

 

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(循環器は今の所全く問題無いのです)

「病院行脚―評判の良い内科」

近所に評判の良い内科があります。評判が良いので患者も多いのですが、ぜんそくの症状が少し重かったので、この病院に行ってみることにしました。

この先生、患者ときちんと話をしてくれる医者で私の話もきちんと聞いてくれました。その上で、先の呼吸器科の受診を勧められました。理由は、専門医であることと、ぜんそくの確定診断が出来る検査機器を最近導入した模様で、これできちんと調べた方が良いという理由でした。私が、「あの先生とは馬が合わん」と言うと、「私も内科医の端くれだから、どうしてもと言うのであれば診断するが… 専門医に見てもらう方が絶対に良い」との事にて、その場は一旦引き下がりました。診察は無かったので診察費は不要でしたが… いい先生だなあと思いながら、あの呼吸器科に行くのは気乗りがしませんでした。

 

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(評判通りの良い先生でした)

「仕方がないから呼吸器科へ」

評判の良い内科医の強い勧めで、仕方なく呼吸器科に行くことにしました。ちょうど次男もせき症状が治まらなかったので、ぜんそくの疑いもあり、一緒に連れて行きました。

まず子供を診察してもらい、二人共、ぜんそくかどうか調べる検査機器での検査を行いました。

この機械は、「呼気No」と言って、呼気中の一酸化窒素量を測る機械のようです。この濃度を測ることにより、気管支に炎症が起こっているかどうか分かるとの事で、この数値が高いと、ぜんそくなのだそうです。

私はともかく、次男の検査数値もしっかりとぜんそくと診断される数値でした… こういう負の体質が遺伝してしまうのは、親としては何とも心苦しかったりします…

検査後、医者の診察を受けました。この時のぜんそくの症状が、それまでと違っていたので、「今までの症状と違うのだが…」という話をしたら、医者曰く「ぜんそくは、経験則は通用しない。」と一言… なんじゃそりゃ! ということは患者から症状の説明はいらないということか? 経験則が通用しないというのは真実かも知れないが、お前、言い方ってあるだろ? と言いたいのを我慢し、薬を処方してもらい帰りました。まあ、子供もぜんそく持ちと分かって、そのショックの方が大きかったし…

しかし、この医者の物言いは何とかならんのか! 客が少ないのもうなずける…

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(やむを得ず… ちぇっ!)

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(呼気NO検査結果)



 

「病院行脚-遠くの内科・循環器科

その後、ぜんそくの症状が出たのですが、先の呼吸器科に行くのはどうしてもイヤだったので、インターネットで呼吸器科を標榜する開業医を探し、少し離れた所にあるこの病院に行ってみました。

ここは内科・循環器科の看板ですが、インターネットの病院説明では呼吸器科も記載されていました。

先生は年配の方で、とってもお話(説明)好きな方で… 良い先生でした。ついつい、「近くにも〇〇呼吸器科があるにはあるのだが…」という話をすると、「あの先生は医師会等でも合うが、優秀じゃよ、まあ確かに少々とっつきにくい所はあるが…」等の世間話までしてくれました。話しやすくとても好感の持てる先生でした。

肝心の治療の方は… 初めてぜんそくの治療で注射を打たれ、処方箋もてんこ盛りでした… 調剤薬局の薬剤師の方が処方箋の説明をするときに、「今までこの薬を飲まれたことはありますが? 症状重いですか?」と聞かれ、そこまでひどいぜんそくではないと説明すると、「この薬、ぜんそく薬の中では、重症な方用の薬なので… 必要でなければ飲まない方が良いかも…」とか意味深な説明をされてしまいました… そんな、患者にそんな事言われても、分からんわい!

薬剤師の方のアドバイスに従い、そのヘビーな薬は飲まずに、他に同時に出された処方箋で治るには治りました。

この病院を受診したことで、「確かにあの呼吸器科の医者は、物言いはつっけんどんだが、腕は良いようだ」 というのが分かりました。結局、内科医というのは、どれだけ的確に診断して、的確な処方箋を出せるか? が腕の良し悪しであり、確かに今まで処方された薬は、それほどヘビーな薬とは無さそうな薬で、毎回症状は治まっています。

 

「(参考)処方箋」

  • ムコスルバンL錠45mg
  • ツムラ青竜湯エキス顆粒(漢方薬
  • プレトニン錠5mg ⇒ この薬が強いと説明されたように思います。(副腎皮質ホルモン(ステロイド内服液)) 怖いので服用しませんでした。
  • シムビコートタービュテイラー60吸入

 

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(ごめんなさい 病院行脚の話になってしまいました)

「今後どの病院に行くか?」

「気持ちよく診察が受けられる、腕のあまり良くない医者」と、「愛想は悪いが、腕の良い医者」のどちらを選ぶか? ぜんそくに限って言えば、どちらかを選ぶしか無さそうです。であれば、後者を選ぶしかありません。何が自分にとってもっとも重要か? を考えれば、それしか答えはありませんよね。そう、病気を的確に治せる医者にかかることしか、病院に行く理由は無いので。

優先順位は、①優秀、②愛想 でしょうね… 医者は客商売ではないし、こちらも客ではなく患者ですから。

実は家内も、この呼吸器科の医者が嫌いで… でも今回の経験より、イヤでもぜんそくの場合は、この呼吸器科に行くしかないよ と説明しています。

 

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(二者択一… 優先順位を付けるしか…)

ぜんそくの話ですよね?」

申し訳ありません、私の病院行脚の話になってしまいました…

ただ、複数の医者にかかることで、医者の良し悪しが見えることがあるというのは、良い経験になりました。

確かに、ぜんそくについては経験則が役に立たないというのは本当のようです。年齢や体力の変化等により、症状の出方が変わっています。

何より私の場合は、基本的にはカゼ等で体調を崩すことで、ぜんそくが発症します。体調を崩さない事が何より肝要となります。この5~6年はインフルエンザの予防接種を会社で受けられるようになり、毎年接種することで、あまりカゼをひかなくなりました。このため、ぜんそくの症状も出難くなっています。良い傾向です。ただ、この病気(ぜんそく)も、結局は生涯付き合っていかなければならない病気なので…

他、埃っぽい部屋の掃除等をしていると、ぜんそく症状が出る場合があります。もう的確にハウスダストが原因なのですが、なので埃っぽいと感じたら、必ずマスクをするようにしています。また吸入薬も持っていますので、発症した時、発症しそうなときに吸入するようにしています。できれば、しばらくあの呼吸器科にはお世話になりたくないなあ…

 

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(話が脱線してしまい… ごめんなさい!)

「編集後記」

調べてみたら、喘息の中で、成人になってから初めて発症したタイプの方が7割を占めるそうです。つまり私は、どちらかと言えばメジャーなタイプの喘息のようです… 成人になってから発症する方が珍しいと思っていたので…

ぜんそくの根本治療って、無いのだろうか?

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(根本治癒を目指しています)

 

「カンジダ性指間びらん症」

半年くらい前から、右足の人差し指と中指の間の、指のまたの部分が痒くなりました。良く見るとひび割れたような状態になっていました。

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(足の指のまたにひび割れ)


 

 

「なんでひび割れ?」

最初は、痒みで気付きました。結構痒いんですね。寝ている時に痒くて掻いたようで、それでひび割れたのかなあ? と思っていました。

手の指であれば、冷たい水仕事等でひび割れになる場合がありますが、なぜこんな所に?

 

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(痒いのね…)

「とりあえず軟膏」

痒みがあったので、「アトピーかなあ?」と思い、市販のアトピーの軟膏を、痒みがある時だけ塗っていました。あまり効きませんでしたが、軽傷にて日常生活に全く影響もないので、そのままにしていました。

 

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アトピーの薬を塗っていた)

「ちょっと痛くなった」

最近になって、その部分が、お風呂で少し沁みるようになりました。

ひび割れているので沁みるようです。

うすうす、アトピーの薬は全く効いていないのは気付いていましたが、痒みが取れればと塗っていました。これ、皮膚科行かんと治らんのかな…

 

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(ちょっと水が沁みるぞ!)

「調べてみよう」

皮膚科は近所にありますが、一応ネットで調べてみることにしました。

Medical Note というサイトで、「カンジダ性指間びらん症」というのがあり、説明書きに、「カンジダというカビの一種を原因として発症する病気のひとつであり、指と指の間にびらん(ただれること)が生じるものを指します」と書かれてありました。

かゆみを伴うこともあり、ひび割れのような状態にもなることもあるとのことで、どうやら、この皮膚病なのか?

治療としては、「抗真菌薬を含む外用薬で治療」と書かれてあります。いわゆる水虫と同様に皮膚の感染症のようです。

 

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(ネットで検索してみた)

「抗真菌薬を含む外用薬」

家に何かそんな軟膏無かったかなあ? と薬箱を探していて、「クロマイP軟膏」がありました。とりあえず、これを塗っておこう。

風呂上りに、2日続けて塗ってみた所、いや~、かなり治ってるやん! すげー

あと数日塗ったら、完治しそうだぞ!

しかしなぜクロマイP軟膏が家にあるの? なんとなく自分で買った気もするが… 確か傷口等が化膿した場合の薬として買っておいたような気もする。

(クロマイP軟膏 抗生物質入りの軟膏で、皮膚の化膿止めです)

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(クロマイPを塗って3日目 かなり修復された)

 


 

 

「オロナインだったら?」

昔、私の友人が「ばあちゃんは、何にでもオロナインを塗る」という話をしていました。私も、以前は良くオロナインを使っていたのですが、痒みには効かないので、アトピーの薬を塗りました。

オロナインも消毒成分が入っているから、オロナインでもゆっくり効いていたかも知れません。

 

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(一家に1本 オロナイン)

「その他」

抗生物質入りの軟膏が効いたので、症状としては、カンジタ性指間びらん症で間違いないように思います。

特に実害はありませんでしたが、やはり薬は、症状に合わせて使わないと、全く効かないんだなあと実感しました。

しかし、いろんな病気があるものだ。

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(いろいろあって、もう感心するしかない)

 

「アレルギー性鼻炎なのね…」

私は、物心ついたころから、ずっとアレルギー性鼻炎を患っています。

まあ、患っているというのは大げさで、日常生活には特に支障は無いのですが、むしろそれが当たり前なので、鼻炎ではない状態がどういうものか、今一つ分かるような分からないような…

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(小さい時から…)


 

 

「昔は耳鼻科検診があったのだ」

私が小学生の頃、昭和50年前後の話ですが、当時は毎年、小学校でインフルエンザの予防接種と、歯のフッ素処理をやっていました。

そして、なぜか耳鼻科検診も毎年ありました。この耳鼻科検診で、私は毎年「アレルギー性鼻炎」でひっかかるんですね…

鼻炎の診断って、どうやっているのだろう? 恐らく、鼻の奥を覗いたら、粘膜が腫れているから、観察だけでそれと分かるのだろうと(自分では見たことが無いけど)。

この耳鼻科検診で引っ掛かるのがイヤでたまりませんでした…

(今も耳鼻科検診あるのかなあ…)

 

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(検診は良いんだけど、その後が…)

「耳鼻科に行くのがイヤでイヤで」

この耳鼻科検診の後、恐怖の耳鼻科受診となります。

当時は、耳鼻科検診で引っ掛かると、耳鼻科で治療を受けて報告をしなくてはならないようになっていたような…(とっても昔の子供の頃の話なので、曖昧ですが)

耳鼻科に行くと、最初鼻洗いをした上で、水を鼻の中に流しながら、とにかく痛い!処置をされます。もう毎回泣きながら処置されていました。処置の間、「アーっと声出しながら口開けて!」と言われ、まともに泣くことも出来ずに、処置されます。この治療は何をしていたのでしょうね? ただ痛いだけ!

それでも回復すれば未だ痛いのを我慢した理由にもなりますが… 多分、一時的に鼻の通りが良くなるだけで、すぐに元に戻る… 今思い出しても、何のための治療なのか? 理解できません。なぜって、毎年耳鼻科検診で引っ掛かっていたのですから…

 

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(痛いのイヤだ!)

「脱線します 歯のフッ素処理について」

歯のフッ素処理ってご存知ですか?

小学校の時、なんかスチロール樹脂の白いマウスピースみたいなのをくわえて、先っぽに電気みたいなのを流して5分か10分じっとしているだけの、あれです。

現在小学校6年生の次男に聞いたら、今でもやっているんですね! 横に同級生がズラーっと一列に並んで、処置されていました。懐かしいなあ…

 

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(懐かしいフッ素! 今でもやってる)

アレルギー性鼻炎の症状」

一年中くしゃみをします。頻繁ではありませんが、カゼひいていなくても、何かの拍子にくしゃみしてます。

(これが、50歳も過ぎて、急にくしゃみをすると、くしゃみにより緊張状態になった筋肉が痛むんですよね…)

私の場合、鼻の左の穴は、塞がっていることが多く、右側で呼吸していることが多いです。また鼻の気道が狭いので鼻の通りが悪く、口呼吸を補助的にしていることも多々あります。なので気付いたら口が開いている…

ちょっと風邪気味になると鼻が殆ど通らなくて、専ら口呼吸となります。

お酒を飲んだ後も、鼻が詰まるのです…

ただ、鼻水はそれほどひどくなく、普段は殆ど鼻水は出ないです。ただ、カゼをひくと、ひたすら鼻水が出る…

最近では、睡眠時の鼻の通りがすごく悪くなり… 病院に通うようになりました。この話は長くなるので、あらためて書きます。

 

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(ハクション!)

「鼻が通る時」

運動している時は鼻が通りやすくなります。う~ん、鼻呼吸だあ~ と言いたいのですが、運動中は呼吸量も増えるので、ハアハア言いながら、結局口呼吸なんですね…

ああ、あこがれの鼻呼吸生活!

 

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(全開の鼻呼吸って、きっと…)

「ところで何のアレルギー?」

これは、病院に通うようになった際に最初に検査をしました。予想通りのハウスダストでした。埃っぽい部屋ではくしゃみが出るし、ひどい場合は喘息症状が出ていたので、まあ経験的には分かっていましたが。

 

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ハウスダスト=ダニなのね…)

「耳鼻科受診時に言われること」

今まで、鼻炎とは別件で耳鼻科を受診した際(耳鳴り、副鼻腔炎等)、鼻の中も診察されるのですが、「鼻炎ひどいねえ…」と言われます。

アレルギー性鼻炎を通り越して? 「肥厚性鼻炎」だの、「鼻中隔弯曲症」だの言われます。「手術すれば治るよ」とも言われますが… 頭部を手術するのなんて、怖くて怖くて勘弁してよ…

しかし、ひどい言われようと言うか、まあひどい鼻炎なんでしょうね、私の鼻。

 

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(もう、分かりましたから…)

「鼻炎のメリット」

そんなもん、あるかい!

でもね、何となくですが、人より臭いには敏感なような気がします。人より鼻呼吸量が少ないので、鼻の粘膜、臭覚細胞が温存されているから? う~ん、多分気のせいでしょうが… 臭いが気になりやすいのは本当ですが、これは鼻炎のためというよりも、単なる性格的な問題なのでしょう。

 

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(メリットなんか、あるわけない!)

「鼻炎のデメリット」

というか病気なので、デメリットばかりだな。

もう当然ながら呼吸はし辛いし… 夜寝る時が特に。

最近、コロナウイルス禍でマスクしていますが、メガネが曇る。マスクして口呼吸だとメガネが曇りやすいんですね。

私はバイクに乗るのですが、フルフェイスヘルメットだと、シールド閉めた時にも少し曇りやすかったりします。これはバイクが走っている間は風が入るので曇りませんが、停車時に曇る場合があります。なので停車時はシールドを開けることが多い。これも鼻炎に伴う口呼吸のデメリットかな。

そして、鼻声だしね… 自分では分からないけど、録音した音声は鼻声。

まあ、でももう相当長い鼻炎生活だから、慣れているといえば慣れている。

 

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(そりゃそうだ! 病気だもんね)

「悪夢」

ほら、テレビドラマや映画とかで、人質に取られるシーンがありますよね? あの時、声を出さないように口にガムテープ貼るシーンがあるじゃないですか? あれ、鼻づまりの私には、もう地獄でしかない。鼻が通っていれば良いけど、鼻の通りが悪い時に口にテープなんか貼られたら、死ぬぞ! あのシーン見るたびに、呼吸困難を想像して怖くなる…

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(いやー怖いよ!)

 

「脚ムズムズ病(腕ですが…)」

5年ほど前に家を建てて引っ越しました。

その後しばらくしてより、寝ている時、寝始め頃に左手の二の腕の部分(上腕)が、なんとも言えない気持ち悪い状態となることがたまにあります。これは今でもあります。

引っ越した後だったので、「この家、呪われているのか?」とか…(いやいや新築だし!)

これって何なんでしょうね?

 

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(この家、呪われているの?)

 

「症状」

二の腕の、力こぶの部分の筋肉です。上腕二頭筋です。

これが、寝始めの頃、もうなんとも言えない気持ち悪いというか、痛いわけでも痒いわけでもなく、なんかムズムズするような感覚になるのです。

未だ、少し痛む方がマシです。原因も分からず、叩いたり、ギューっと力を入れたりするのですが、しばらくするとまたムズムズ感が戻り…

もう本当にイライラします!

 

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(もう、ムズムズするのね…)

「発症頻度」

数日間続けてその症状が出る時もあります。

かと言えば、かなり長い間症状が出ず、忘れた頃に襲ってくる…

なんなんでしょうね…

 

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不定期に症状が出ます…)

重篤なの?」

そうは言っても、しばらく経つと眠りに入っており、「一晩中寝れない」等の睡眠障害にまで発展しているわけでもなく、症状としては大したことは無いので、病院等は受診していません。病院に行っても症状を説明できる自信がありませんでしたので…

 

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(私の場合は症状は軽いです)

「ひょんな事から症状名が分かる!」

勤務先に、軽いパニック障害の持病がある同僚がいます。彼が一時期、体調を崩し、原因が夜寝れないとの話でした。その夜寝れない原因として出たのが、「脚ムズムズ病」? う~ん、何それ?

話を聞くと、寝ている時に脚がムズムズして気持ち悪く、寝れなくなる症状とのこと。

ほう、そんな病気があるのか。って、私の腕の気持ち悪くなるのも、もしかしてこれなの?

 

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(ほう、そんな病気があるのか?」

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」

ちょっとヤホーで調べてみました(いえ、すみませんGoogleです…)。

「脚が“むずむず”する不快感のせいで睡眠障害などが生じてしまう。症状は、個人個人で感じ方や表現が多少異なるが、最も多いのが、“脚がムズムズする”、“脚を虫がはう”といった表現で脚の不快感を伝えられる方が多いのが特徴。症状は、夕方から夜に起こることが多いため、就寝時になかなか寝つけなかったり、睡眠障害を起こすために、日中の眠気などの生活のQOLを著しく低下させてしまう。原因は解明されていない。原因の一つとして遺伝の関係が示唆されてる。発症には鉄分不足や、脳内の神経細胞どうしでのドパミンの機能低下、脊髄や末梢神経の異常などが関わっているという仮説が有力とされている。」

「自覚症状としてはじっとした姿勢や横になったりしていると主に下肢の部分に(人によっては、脚のみならず腰から背中やまた腕や手など全身にまで現れる)」

 

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(正式には「むずむず脚症候群」)

「私の場合は?」

ごく軽い、むずむず脚症候群なのだと思います。私の場合は、左の二の腕にのみ症状が現われます。最初に発症してから、もうかれこれ4~5年くらいになります。今のところ、発症は限定的であり、症状も大したことは無いので助かっています。

会社の同僚の話を会社でしていた時も、私以外にも似たような症状があるとの人がいましたので、私のようにごく軽い症状のある方は、意外といるのかも知れません。

ただ、この症状の発症部位が広がる等だと、怖い話です。そうならないように祈っています。

 

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(私の場合は…)

「対処方法」

二の腕を少しは使った方が良いような気がして、週に2回くらい、軽めのダンベルを上げるようにしています(上腕二頭筋 カール)。なんとなく、さぼった時の方がムズムズが出るような気がしますが、ダンベルを上げた晩にもムズムズすることがあったので、効果のほどは… 普段は事務職にて腕の筋肉を使わないので、たまに作業すると腕を傷める場合があるので、このダンベル運動はケガ予防のためにも続けようと思います。

一時期は、寝る前に二の腕に消炎鎮痛剤を塗り込み、サポーター巻いて寝ていました。これも効果のほどは… でも少しはマシだったような気がします。

 

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(筋肉を使った方が良いような気がする)

「日常生活改善」

ネットの情報としては、日常生活の改善として、①カフェインやアルコール、喫煙を避ける、②鉄分を補充しバランスの良い食事、③ストレッチやマッサージを週間にする と書かれています。まあ①カフェイン、アルコールを避けるのは難しいなあ…(普段の喫煙はやめましたが)。②鉄分については、たまに軽い立ち眩みがあるので、立ち眩みが出だすと、鉄分サプリは買って服用しています。鉄分サプリは安価なので気軽に購入できます。③ストレッチは毎朝やっています。

まあ、この症状とも、ずっと付き合っていかなければならないのでしょうね… だったら、どう上手く付き合うのか? 前向きに考えた方が良いと思う。そう自分に言い聞かせてみたり…

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(バランスの取れた食事)

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(生活改善には運動も必要)

 

「副鼻腔炎(ちくのう症)」

私が最初に副鼻腔炎を患ったのは40歳手前の頃、熊本に住んでいる時でした。

それ以来、副鼻腔炎とのおつきあいが始まりました…

今日は、副鼻腔炎について書きたいと思います。

(急性副鼻腔炎について)

 

 

「最初の症状」

記憶をたどると、確かカゼをひいた後、カゼの症状が一旦治まって、またぶり返したように微熱が続きました。そのうち、右の頬骨の下が痛み出し、「あれっ? なんかおかしいぞ」となり、その頃には黄色の鼻汁、痰がでるようになりました。

う~ん、こりゃ病院に行くべきと考え、さて何科? 頬骨の下の痛みは何処なんだろうと思いましたが、鼻の近くなので、とりあえず耳鼻科に行ってみることにしました。

 

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(頬骨の下の副鼻腔が炎症を起こす)

「熊本の耳鼻科」

私は熊本市の外れの方に住んでいて、近所の耳鼻科に行ったのですが、まあ大繁盛!

ちょうど冬のカゼのシーズンだったので、特に子供が多く。

熊本だけなのか、どこでも同じなのか分かりませんが、私はカゼをひいたら内科を受診すると思っているのですが、この辺りはカゼをひいたら耳鼻科に行く方が多い様で、そのせいで耳鼻科がにぎわっていたようです。なので結構待たされました…

 

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(カゼで耳鼻科を受診する子供が多いのです)

「診察を受けました」

診察室に入り、症状(微熱、頬骨の痛み、黄色に鼻汁)を伝えたら、「副鼻腔炎でしょう」とのことで、確定診断のため頭部のX線撮影をしました。

画像を見ると、痛みのある頬骨辺りが白っぽくなっていました。これは炎症を起こしているから白っぽくなるとの事で、間違いなく副鼻腔炎との診断でした。

 

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(診察は早かったなあ)

副鼻腔炎って何?」

それまで、副鼻腔炎とは無縁の生活だったので、そう言われても「何それ?」ってな感じでした。先生に「昔は“ちくのう症”と言っていた病気です。」と言われ、「えーっ!」と驚きました。私は、「ちくのう症」=怖い病気 だと思っていたので…

よくよく説明を聞くと、鼻の奥に副鼻腔という空間があって、そこに細菌が入り込んで繁殖し炎症を起こした状態とのことで、抗生物質を飲んだら治るとのことでした。

私は「ちくのう症」=不治の病 と思っていたので、ちょっと一安心でしたが、本当に治るの? という心配も少しありました。

 

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(そもそも副鼻腔炎って何?)

「薬をきちんと飲みました」

処方された薬は、この時は確かジスロマックという抗生物質だったような記憶があります。パッケージが特徴的だったので覚えています。

「たった3回、3日の服用で治るのか?」と思いましたが… 治りました。すげーなあ 抗生物質! 本当にあっさり治りました。

 

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(確かこの薬を処方されたような…)

「完治はしたが… 再発はする」

副鼻腔炎は、副鼻腔に細菌が入って繁殖し炎症を起こす病気、感染症なので、カゼと同じく、再発します… もうこれは仕方ありません。

ただ、副鼻腔炎だけ発症することはなさそうで、これまでの経験で、どうもカゼをひくと、カゼが治る頃に今度は副鼻腔炎が発症する事が多いというのが分かりました。

なので、親切な内科医は、カゼ(インフルエンザ)で受診した場合、「私は副鼻腔炎持ちなので、カゼをひくと副鼻腔炎を発症するので薬を出してほしい。」と依頼すると、抗生物質を出してくれる場合があります。これは助かります。

 

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(再発してしまうのね…)

「耳鼻科の方が面倒?」

耳鼻科の場合、副鼻腔炎の確定診断はX線撮影により行うので、かかりつけ医でなく副鼻腔炎での初診の場合は、X線撮影されます。私、これがイヤで… なんとなく頭にX線当てるのって、イヤなんだなあ…

「今まで何回か副鼻腔炎を発症しているから、間違いないです。」と言っても聞き入れてもらえず、X線撮影されました。まあ仕方ありませんが…

内科には頭部用のX線装置は無いので、内科を受診した方がX線検査を受けずに薬がもらえるのではないかなあ? 次発症したら、そうしよう!

副鼻腔炎は、カゼを発症した後に続けて発症するケースが殆どなのですが、インフルエンザでもない限り、カゼで内科には行きません。なので、軽微なカゼの後に副鼻腔炎が発症する場合があり、この場合はどうしても薬が無いと治らないので、病院を受診する必要があります。

 

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X線撮影するのがイヤなのだ!)

「市販薬(チクナイン)の効き目」

この時も軽微なカゼの後に副鼻腔炎の症状が出たので、「病院行ってX線するのイヤだ!」と思い、そう言えば小林製薬が市販薬出してたなあと、薬局で購入して服用してみました。

14包で2,000円弱、7日分になります。

用法通り飲みましたが、結果、症状は抑えるのですが、薬を全部服用した後に頬骨の下が痛み出し、炎症を完全には抑えられませんでした。結局、薬が無いと治らないので耳鼻科を受診しました… かえって高くついたなあ…

私の場合はチクナインでは完治できないようです。なので症状が出たら基本、病院に行くしかありません。

ただ、症状が出てもどうしても病院に行けない場合に、病院に行けるまでの間、症状を抑えて軽くする効果はあります。

 


 

 

「処方薬はバラバラ」

そう言えば、これまで副鼻腔炎にて何度か病院を受診しましたが、出される抗生物質は病院により違いました。まあ効けば何でも良いです(薬価が低い方がありがたいけど)。ただ、私の場合、お腹が弱いので、抗生物質の種類によっては下痢します… そう言いながら、何と言う抗生物質だったかなあ。確かストレプトマイシンを服用したときに下痢をしたような記憶があります。

 

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(効くのなら、何の薬でも…)

「これも長い付き合いに…」

副鼻腔炎も、ずっと長い付き合いになりそうです… 仕方ありません。

カゼをひかなければ発症しないのですが…

もう薬局で抗生物質販売してくれんかなあ… ダメだろうなあ。

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(長い付き合いになるなあ…)

 

※ 急性副鼻腔炎が慢性化した慢性副鼻腔炎の場合は、治療が難しく長期間の治療を要する場合が多いそうです。やはり怖い病気なので、慢性化しないよう適宜きちんと治療することは大事です。

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(怖い病気なので)

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(薬はきちんと服用しましょうね)

 (私はアレルギー性鼻炎持ちにて、先日、症状を改善できないかなあと、鼻うがい機を買ってみました。生理食塩水を作って鼻に通します。未だ始めたばかりですが、参考までに。これを買いました。)

 


 

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