「扁桃肥大(へんとうひだい)」
「扁桃肥大」ってご存知でしょうか? 扁桃(扁桃腺)が大きい症状のことです。病気でも何でもない普段の状態で、扁桃線が大きいのです。
私は小学生の頃だったか、この「扁桃肥大」と診断されたことがあります。もう40年も前の話なのですが…
- 「医者に言われたこと」
- 「調べてみました」
- 「今はどうなの?」
- 「ノドの痛み」
- 「ヨードグリセリン(ルゴール液)」
- 「ヨードグリセリンの取り違い!」
- 「扁桃肥大について」
- (備考:ヨードチンキとヨードグリセリン)
「医者に言われたこと」
もう、はるか昔の話なので、明確には覚えていませんが、「あんた、扁桃腺大きいねえ!」と言われたことが数回。その時は、「ふ~ん、そうなんだ」くらいにしか聞いていなかったはず。でも、
「扁桃肥大ですね、これって風邪とかで腫れた場合には、切らないといけなくなるよね」と言われたこともあり… ⇒ 「口の中にメス入れて切るの! なんという恐ろしいことを…」と思ったのを覚えています。確か女医さんに言われたような… もう全く何の時にそう言われたのかは覚えていませんが、そういう意味のことを言われたことで、「扁桃肥大」という言葉は、強烈に覚えていました。
「調べてみました」
最近、ふと扁桃肥大のことを思い出しまして、これについて書いてみようと思いました。せっかくなので、扁桃肥大についてネットで調べてみました。
① 口蓋扁桃がわずかに突き出る
② 口蓋扁桃が強く突き出る
③ 口蓋扁桃がのどちんこの真下にまで達する
幼児では2段階程度までの肥大は生理的な状態で、日常生活に支障がなければ基本的には問題ない
- 扁桃肥大の治療は、日常生活に影響がなければ特に必要ない
- 子どもの場合には、多少扁桃が大きくても成長とともに扁桃が小さくなる
- 扁桃が腫れて発熱したり、呼吸や飲み込みへ影響が出る場合は、摘出手術の検討が必要となる。
私の扁桃腺は、②の「口蓋扁桃が強く突き出る」段階の扁桃肥大でした(当時)。
結局、実害が無ければ、特に処置の必要もないようです。もう50年以上生きていますが、実害が無いので、このまま行ける筈だ!
「今はどうなの?」
自分のノドがどうなっているのか? う~ん、自分のノドを鏡で見て、扁桃腺が大きいのを見たのは、果たして何時だったのだろう… 相当長い間、見て無いなあ。というわけで、早速見てみました。
さて、自分で鏡を使って自分のノドを見るって、難しいわ、これ! 舌が邪魔して、なかなかノドの部分が見えない! そう言えば、病院行ったら、ヘラのようなもので舌を押さえられるなあと、指で自分の舌を押さえ、暗いから懐中電灯の光を当てようとしても、うまく光が当たらない…
そうだ、スマホで撮影しようと、鏡に映ったスマホの画面を見ながら、何十枚も撮影して、なんとか、状態が分かりました!
おお~っ! 小さくなってる… もう良く覚えていませんが、中学か高校くらいの時に、自分で鏡で見て、扁桃腺が大きいのを見た記憶があります。いわゆる、「口蓋扁桃が強く突き出る」状態だったのは、覚えています。
今は、「口蓋扁桃がわずかに突き出る」程度に小さくなっていました… 成長したんだなあ…
「ノドの痛み」
風邪や、のど風邪でノドが痛むと、痛いですよね~ あれって緩和する薬が無いんですよね~ 私は扁桃腺が大きいから、人よりも痛いのかも…
病院で「ノド風邪」と診断されても、「痛みに効く薬は無い」と、トローチを処方された事がありますが、まあトローチなんか舐めても、全く何の役にも立たない!
でも少し前にネットで調べていて、「ペラックT錠」というのを見つけたので、ノドが痛いときに服用してみました。
結果は? 少し効きます。効果が高い訳ではないのですが、少し効きます。ノドの痛みって、少しだけでも和らぐと、それだけでありがたいです。少しだけ痛みが和らぎます。私は個人的にお勧めです。
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「ヨードグリセリン(ルゴール液)」
私は幼い頃は病弱で、小児科には良く行きました。カゼをよくひくので、小児科に行っては、口をア~ンと開けさせられ、ノドに茶色い薬を塗られていました。
この茶色の薬は、ヨードグリセリンです(ルゴールと呼んでいました)。家にも常備されていて、母親に綿棒で塗られていました。母親が作る綿棒がでかくて… たっぷり塗られるからむせるので、イヤでイヤで…
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(画像が無いので、楽天のリンクを貼りました… これで母親がバカでかい綿棒を作るので、少々辛かったですね… ハルトマン綿棒と言うそうです)
ヨードグリセリン自体は甘い味がするので、それ自体は辛くないのですが、ノドに直接綿棒当てられるのは、ちょっとイヤです。病院の綿棒は小さくて上品な綿棒なので、そうでもないのですが、母親の作る綿棒はでかくて…
でも、大人になってからは、自分で自分のノドに塗っています。
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(画像が無かったので楽天のリンクを貼りました。送料がかかるから、ドラッグストアで購入した方が安いと思います…)
「ヨードグリセリンの取り違い!」
幼い頃、母親にノドに塗ってもらっていたヨードグリセリンですが、母親不在時に、父親に塗られたことがあります。
塗られた瞬間にむせてしまい… なんじゃこりゃ! はあ~? おかしいと思い、よく見たら、ヨードチンキ塗られてました… そりゃむせるわい!
効能的には効くのかも知れませんが、父親は帰宅した母親に、こっぴどく責められていました。
当時、擦り傷、切り傷にはヨードチンキを使っていたので、同じ薬箱に、ヨードチンキとヨードグリセリンが入っていました。この2つ、見た目はそっくりなんですね。そりゃ取り違えるわ…
「扁桃肥大について」
特に支障が無ければ、問題無いようです。今後も問題が無い事を祈ります…(大丈夫だと思っていますが)。
でも、扁桃腺が腫れるとか、それが原因で切除する場合もあるとか考えると、やっぱりちょっと恐ろしいですよね…
(備考:ヨードチンキとヨードグリセリン)
主成分は同じヨウ素です。含量はヨードチンキの方が倍以上含まれています。
ヨードグリセリンは、副材にグリセリンが使用されているので甘みがあります。
ヨードチンキはエタノールが含まれているので、傷口に塗ると沁みます。
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(ヨードグリセリンとヨードチンキ メーカーが同じな場合、見た目もそっくりなのです)