「副鼻腔炎(ちくのう症)」
私が最初に副鼻腔炎を患ったのは40歳手前の頃、熊本に住んでいる時でした。
それ以来、副鼻腔炎とのおつきあいが始まりました…
今日は、副鼻腔炎について書きたいと思います。
(急性副鼻腔炎について)
- 「最初の症状」
- 「熊本の耳鼻科」
- 「診察を受けました」
- 「副鼻腔炎って何?」
- 「薬をきちんと飲みました」
- 「完治はしたが… 再発はする」
- 「耳鼻科の方が面倒?」
- 「市販薬(チクナイン)の効き目」
- 「処方薬はバラバラ」
- 「これも長い付き合いに…」
「最初の症状」
記憶をたどると、確かカゼをひいた後、カゼの症状が一旦治まって、またぶり返したように微熱が続きました。そのうち、右の頬骨の下が痛み出し、「あれっ? なんかおかしいぞ」となり、その頃には黄色の鼻汁、痰がでるようになりました。
う~ん、こりゃ病院に行くべきと考え、さて何科? 頬骨の下の痛みは何処なんだろうと思いましたが、鼻の近くなので、とりあえず耳鼻科に行ってみることにしました。
「熊本の耳鼻科」
私は熊本市の外れの方に住んでいて、近所の耳鼻科に行ったのですが、まあ大繁盛!
ちょうど冬のカゼのシーズンだったので、特に子供が多く。
熊本だけなのか、どこでも同じなのか分かりませんが、私はカゼをひいたら内科を受診すると思っているのですが、この辺りはカゼをひいたら耳鼻科に行く方が多い様で、そのせいで耳鼻科がにぎわっていたようです。なので結構待たされました…
「診察を受けました」
診察室に入り、症状(微熱、頬骨の痛み、黄色に鼻汁)を伝えたら、「副鼻腔炎でしょう」とのことで、確定診断のため頭部のX線撮影をしました。
画像を見ると、痛みのある頬骨辺りが白っぽくなっていました。これは炎症を起こしているから白っぽくなるとの事で、間違いなく副鼻腔炎との診断でした。
「副鼻腔炎って何?」
それまで、副鼻腔炎とは無縁の生活だったので、そう言われても「何それ?」ってな感じでした。先生に「昔は“ちくのう症”と言っていた病気です。」と言われ、「えーっ!」と驚きました。私は、「ちくのう症」=怖い病気 だと思っていたので…
よくよく説明を聞くと、鼻の奥に副鼻腔という空間があって、そこに細菌が入り込んで繁殖し炎症を起こした状態とのことで、抗生物質を飲んだら治るとのことでした。
私は「ちくのう症」=不治の病 と思っていたので、ちょっと一安心でしたが、本当に治るの? という心配も少しありました。
「薬をきちんと飲みました」
処方された薬は、この時は確かジスロマックという抗生物質だったような記憶があります。パッケージが特徴的だったので覚えています。
「たった3回、3日の服用で治るのか?」と思いましたが… 治りました。すげーなあ 抗生物質! 本当にあっさり治りました。
「完治はしたが… 再発はする」
副鼻腔炎は、副鼻腔に細菌が入って繁殖し炎症を起こす病気、感染症なので、カゼと同じく、再発します… もうこれは仕方ありません。
ただ、副鼻腔炎だけ発症することはなさそうで、これまでの経験で、どうもカゼをひくと、カゼが治る頃に今度は副鼻腔炎が発症する事が多いというのが分かりました。
なので、親切な内科医は、カゼ(インフルエンザ)で受診した場合、「私は副鼻腔炎持ちなので、カゼをひくと副鼻腔炎を発症するので薬を出してほしい。」と依頼すると、抗生物質を出してくれる場合があります。これは助かります。
「耳鼻科の方が面倒?」
耳鼻科の場合、副鼻腔炎の確定診断はX線撮影により行うので、かかりつけ医でなく副鼻腔炎での初診の場合は、X線撮影されます。私、これがイヤで… なんとなく頭にX線当てるのって、イヤなんだなあ…
「今まで何回か副鼻腔炎を発症しているから、間違いないです。」と言っても聞き入れてもらえず、X線撮影されました。まあ仕方ありませんが…
内科には頭部用のX線装置は無いので、内科を受診した方がX線検査を受けずに薬がもらえるのではないかなあ? 次発症したら、そうしよう!
副鼻腔炎は、カゼを発症した後に続けて発症するケースが殆どなのですが、インフルエンザでもない限り、カゼで内科には行きません。なので、軽微なカゼの後に副鼻腔炎が発症する場合があり、この場合はどうしても薬が無いと治らないので、病院を受診する必要があります。
「市販薬(チクナイン)の効き目」
この時も軽微なカゼの後に副鼻腔炎の症状が出たので、「病院行ってX線するのイヤだ!」と思い、そう言えば小林製薬が市販薬出してたなあと、薬局で購入して服用してみました。
14包で2,000円弱、7日分になります。
用法通り飲みましたが、結果、症状は抑えるのですが、薬を全部服用した後に頬骨の下が痛み出し、炎症を完全には抑えられませんでした。結局、薬が無いと治らないので耳鼻科を受診しました… かえって高くついたなあ…
私の場合はチクナインでは完治できないようです。なので症状が出たら基本、病院に行くしかありません。
ただ、症状が出てもどうしても病院に行けない場合に、病院に行けるまでの間、症状を抑えて軽くする効果はあります。
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「処方薬はバラバラ」
そう言えば、これまで副鼻腔炎にて何度か病院を受診しましたが、出される抗生物質は病院により違いました。まあ効けば何でも良いです(薬価が低い方がありがたいけど)。ただ、私の場合、お腹が弱いので、抗生物質の種類によっては下痢します… そう言いながら、何と言う抗生物質だったかなあ。確かストレプトマイシンを服用したときに下痢をしたような記憶があります。
「これも長い付き合いに…」
副鼻腔炎も、ずっと長い付き合いになりそうです… 仕方ありません。
カゼをひかなければ発症しないのですが…
もう薬局で抗生物質販売してくれんかなあ… ダメだろうなあ。
※ 急性副鼻腔炎が慢性化した慢性副鼻腔炎の場合は、治療が難しく長期間の治療を要する場合が多いそうです。やはり怖い病気なので、慢性化しないよう適宜きちんと治療することは大事です。
(私はアレルギー性鼻炎持ちにて、先日、症状を改善できないかなあと、鼻うがい機を買ってみました。生理食塩水を作って鼻に通します。未だ始めたばかりですが、参考までに。これを買いました。)
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