まさげんのブログ「健康なのだ!」

「斜に構えたオヤジ(まさげん)」のブログです。それなりに健康ではあり、大病も大きなけがもしたことはないのですが、些細な病気やケガは幾つか経験しています。ありふれた生活の中で、悩むことが多い、重篤ではないけどちょっと辛い症状について、書いてみたいと思いました。

「低音障害型感音難聴4」

ステロイド剤の投与でも、聴力以外の諸症状は治まらず… 病気と闘うには、まず相手を知る事と思い、この病気について調べ、治療薬として、漢方薬に可能性がある記事を見つけました。これを読み、私も漢方薬に一縷の望みをかけてみようと考えました。

 

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「耳鼻科受診(9回目)」

9回目の耳鼻科受診。前回の投薬が1週間分だったので、1週間後に受診しました。

この日で、最初に発症してから、193日が経過していました。

ステロイド剤の投与にも関わらず、反響音、詰まり感、右耳の方が音が低く聞こえる症状が未だ残っている旨、先生に説明しました。

診察は、もうお決まりの耳内部の観察と聴力検査… 聴力検査の結果は異常がありませんでした。

長期間の投薬にも関わらず、症状が回復しない事より、「漢方薬を試してみたいのだが」と聞いてみました。

先生曰く「例えば、どんな薬がありますか?」とのこと。そんな質問が来るとは思わず… こちらも薬の名前までは正確に覚えておらず、「五苓散だったかと、あと柴苓湯とか何かがあったような…」と答えると、先生はボソボソと「今処方している薬と、効能は似ているので…」等。

時点で聴力は問題ありませんでしたが、以外の症状があり、今までと同じ薬を2週間分、継続して処方されることとなりました。先生曰く、漢方も今の処方も効能は同じだと言いたいのだろうと思いました。

 

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「処方箋の内容(この間ずっと同じです) 2週間分」

 

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「この間の経過」

  • D(発症日)+206日目:反響音はかなり少なくなる、右耳の方が音が低く聞こえる症状も軽減したような気がする

 

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「耳鼻科受診(10回目)・処方箋」

いよいよ、耳鼻科の受診も10回目を数えてしまいました… 冗談抜きに、病院代と薬代、バカにならない…

診察にて、いつもの通り、耳内部の観察と聴力検査。聴力検査結果は異常無し。その後の診察にて、「症状は残り、右耳の方が音が低く聞こえる症状のみとなったが… これも軽減はしているが、完全ではない。」との説明をしました。

先生曰く「どうするか?」とのことにて、今回は完全に症状が消失するまでは治療(投薬)は続けたいと説明しました。

結局、同じ薬を再度2週間処方されました…

(処方箋の内容)

 

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「この2週間の経過」

  • D+212日目:右耳の方が音が低く聞こえる症状は未だ少し残っている、この日は少し痛みがある
  • D+219日目:右耳の方が音が低く聞こえる症状は、殆ど差が無くなったような気がする
  • D+224日目:朝、なんとなく右耳が詰まったような感じ、痛みもわずかにあるが… いずれも気のせいかも知れない… 明確な症状ではない
  • 愁訴症状は殆どなくなったように思います。

 

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「この耳鼻科の先生について」

  • どこまで医者に期待するか? どこまでを医者に求めるか? という話なのかも知れませんが…
  • 最初に受診した耳鼻科の診断が不安だったので、別の所を探し、通っているこの耳鼻科の先生は、評判が良いのが分かるというか、話ぶりも丁寧だし話も聞くし、つまりはコミュニケーションがちゃんと取れる。これって、当たり前の事なのですが、それが普通に出来る医者の方が珍しいような…
  • ただ、治療方針が明確では無かったように思います。こちらの意向を聞くような場面も2回あり… この病気自体が治療法が確立していない事もあるので、責める気はないのですが。
  • 1つ残念だったのが、漢方薬について選択する気が全くなかった事。「どんな漢方薬があるのか?」こちらに聞いてくる始末… 内科的治療の場合、現在投与している薬の効き目が無く、他に有効な選択薬も無い場合、漢方は第三の選択薬として、試してみる価値はあるはずなのだが…
  • この先生、コミニュケーションは取れるのですが、本当に患者の気持ちになって考えてくれているかどうか? という点では、何とも言えないというか、そこまでの熱心さは感じられませんでした。

 

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「さて、どうする?」

最初は、2週間分処方された薬が切れる2週間後に耳鼻科に行き、次こそ漢方薬を処方してもらう相談をしようと思っていました。漢方薬は市販でも購入可能ですが、処方してもらった方が保険適用で薬代も安いだろうと考えたからです。

でも、診察代はかかるし、漢方薬の処方に否定的だった場合の説明も面倒です。また、こちらとしては数か月分の処方を希望していますが、2週間分等であれば、わざわざ病院に処方してもらわなくても、市販薬を購入した方が早い。

なにより、こちらからお願いして薬を処方してもらうのも、違うような気がしてきたので、病院に行くのを止め、自分で市販薬を購入して、試してみるようにしました。

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 「投薬の考え方の整理」

  • 耳鼻科で処方されていた薬の主なものは、「イソバイドS」、「メコバラミン」、「アデボスコーワ」です。この薬の効き目の評価なのですが、恐らく程度の比較的重い症状には効くのだと思います。⇒ 聴力異常(低音側が聞こえ辛い)、耳が聞こえにくい 等
  • 但し、聴力異常を伴わない、比較的軽微な症状には、あまり効かないと思います(右耳の方が音が低く聞こえる症状、軽い痛み、軽い詰まり感、反響して聞こえる)。最初に発症した際、25日目で投薬を止めて様子を見ることとなったのですが、その際、これらの症状は治まっていたわけではなく、投薬終了後もしばらくは症状が続いていました。
  • その後、時間の経過と共に症状は治まってきました。つまりは自然治癒です。(最終的に、右耳の方が音が低く聞こえる症状だけは残っていましたが…)
  • 今回は、症状が殆ど回復していますが、それは薬を飲み続けたからではなく、やはり自然治癒なのではないか? とも考えられます。
  • 但し、いずれにしろ、この殆ど症状が無くなった状態から、数カ月間続けて何らかの薬を服用し続ける事が肝要なのではないか? と私自身は考えています。その薬として、いわゆる愁訴症状に対し効果が期待できる、また副作用の比較的少ない漢方は、うってつけの薬ではないかと思うのです。

 

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「さて、何を選択するか?」

先に調べた漢方薬の中で、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を飲んでみることとしました。理由は、①効果が記載されている論文があったこと、②薬価が一番安い(長期間服用してみたいので)、③タイムリーにネットの広告で目に留まったから この3点です。最初は薬局で購入しようと思いましたが、近くのドラッグストアはカードが使えないので、通販で買いました。

とりあえず、しばらく飲み続けてみます。その後の状態については、再度ご報告させて頂きます。

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