「肥満と肥満症は違うのだ…」
私は、太っている=「肥満症」だと思っていて、肥満症について書こうかなと思い、ネットで調べていたら、「肥満症:肥満があり、それが原因で痛風や糖尿病などの様々な健康障害が引き起こされた状態を指す」と書かれてありました… ただのデブは肥満症じゃないんだ… 肥満症じゃなくて良かった~ って、それじゃ話は終わりじゃん… 予定変更! 肥満について書きます。
- 「肥満とは?」
- 「私の場合」
- 「太っていて困る事」
- 「痩せたり太ったり」
- 「次のダイエット」
- 「フルマラソン完走を目指し」
- 「走らなくなりジワジワ太る」
- 「さて、どうしたか?」
- 「気付いたこととか」
- 「追記(20.5.30)」
「肥満とは?」
肥満:体重が重い事に加え、体脂肪が過剰に蓄積した状態。
体格脂肪(BMI)が25以上が肥満
(BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2])
「私の場合」
私は、少し前まで体重が76kgありました。身長は166cmなので、BMIを計算してみると、
76÷(1.66)2=27.5となりました。BMIはしっかり25を超えておりましたので、肥満です。
学生の頃は運動部に所属していました。当時は肥満とは無縁でしたが、部活を引退後は運動量が激減しましたので、プクプクと太り、最大で76kgまで太りました(これまでの最大値)。社会人となり1年目は製造現場だったので痩せました。その後は太ったり痩せたりを繰り返していましたが、年齢と共に痩せにくくなり、最近76kgを超えるか超えないか、つまり過去最大体重の記録更新となりつつありました。
「太っていて困る事」
まあ肥満生活も長いので、小デブに慣れており、リアルに困ることは特にないのですが…
太っていても歩くことは問題無く、短い距離なら問題無く走ることが出来ます(ゆっくりですが)。山登りにも行けていますし。
ただ、ズボンや服が入らなくなるのは少々もったいない感がありました。
それと、なんやかんや言っても身体が重い! 動かない! まあBMI27.5、体重76kgなんて、デブの世界から見たら、まだまだヒヨッ子なのですが…
普段、鏡を見ても見慣れた人がそこにいるだけですが、これが写真となるとやはり「太ってる~」って実感する時が、ちょっと寂しい…
「痩せたり太ったり」
学生の頃は部活引退後に太っていましたが、就職活動の際には、「太っていたら採用されない」と考え、というか一張羅のスーツが入らないので、痩せるしかなく…
この時は、「こんにゃくと大根」で痩せました。こんにゃくはカロリーが0に近く、ダイエットには最適です。こんにゃくと大根のみで、おでんを作り、ひたすらこればかり食べていました。野菜食べないと栄養不足になるので、たまに野菜炒め。これでかなり痩せることが出来ました。この事により、「痩せようと本気で思えば痩せられる」という、へんな自信はついたような気がします。
ただ、基本的には太りやすいので、痩せる努力をしていないと、一方的にジワジワと肥満に向かいます… この体質が嫌いだあ!
「次のダイエット」
その次は、30歳を過ぎての山登り、背伸びして北アルプステント泊に行くために、ダイエットをしました。山登り=垂直移動なので体重が負荷となるため、体重が少ない方が断然体力的に有利になるためです。
当時は独身寮に入っており、朝晩は賄いがありました。それまでは晩御飯はどんぶりにいっぱいの白米を食べていましたが(まあ、普通に太るな、それじゃ)、炭水化物を抜く、つまりごはんを一切食べず、缶ビールを2本と、おかずをつまみにしていました。当時はこれだけで痩せれた! 体重は66kg前後でしたから。まあ山登りにも良く出かけていたので、それなりの運動量もあったのだと思います。
何か目的があると、私は痩せる努力は出来るようです。
「フルマラソン完走を目指し」
私も30半ばで結婚しましたが、その前後より山登りに行く機会も減り、少しずつ体重が増えていきました。
結婚して子供が出来る頃より、「山登りに代わって何かしないとなあ」と、ジョギングでもやってみるかと始めてみました。
最初は会社の往復(片道2.5km)をゆっくり走っていました。なぜか、会社にて一緒に走る仲間も出来て(当初の目的は、「少し痩せる」だったように思います)、せっかくなのでマラソン大会にも出てみようということになり、最初は10kmの大会に出ました。私は脚が遅く体力的にも平均レベルなので、タイムは二の次で完走が目的でしたが、10kmは問題無く走り切りました。
その後、半分は旅行的な雰囲気もありながら、近所の大会に幾つか出場していました。
そのうち、「せっかくならフルマラソン完走(42.195km)を目指そうか?」ということになり、1月に鹿児島で開催される、有名な「いぶすき菜の花マラソン」にチャレンジすることとなりました。
初マラソンでしたので、練習もしましたし(最長で30kmまでは走れるように練習しました)、プレッシャーもあり、体重も落としておこうと、結果64kgまで落としました。この時も晩御飯は炭水化物抜きの毎晩ビールが主食? でした。まあフルマラソンを走るために、そこそこ練習して運動していたので、痩せやすかったのだと思います。
結果、5時間以内で完走できました。まあマラソンの話ではなく肥満(ダイエット)の話でしたね、ダイエットは目標の65kgを切るまで、痩せることが出来ました。
「走らなくなりジワジワ太る」
ジョギングは常に続けていたわけではありませんが、走ったりさぼったりを繰り返しながら、フルマラソンには8回ほど出場しました。
でも、長距離を走ることで腰に負担がかかり、ギックリ腰になるのが明確に分かり、以降、長距離を走るのを止めました。
なので、ジワジワと太り、この数年はずっと75kg前後の体重を維持していました。
デブが気にならないわけではありませんが、特にやりたいことも、痩せる目的もなかったので、そのまま放置していました。「きっかけあれば痩せるのに…」とか言い訳しながら…
気になると言えば、腹のぜい肉が邪魔して、前かがみになるのが大変で、フロで身体を擦るときも、「なんか肉が邪魔してるなあ」とは思っていました。
たまに乗る体重計、「なんか76kg超えてない?」微妙な所でした。
でも一番腹が立つのは、足の爪を切るときに、腹の肉が邪魔して、すごく切りにくいんですね… あ~もうイヤだ! 自分の身体が自分の意思のまま動かないのはイヤだ! と痩せることを決意しました。
年齢と共に新陳代謝が衰えるので、だんだんと痩せにくくなります。
意を決して痩せることにしました。
「さて、どうしたか?」
- 以前から、ダイエットは続けないと意味が無い、続けるためには、1日1食は満腹感を得る必要があると考えており、朝食はしっかり(と言っても普通に)食べます。
- 昼は家内が弁当を作っていましたが、弁当箱を半分くらいの大きさにしました。
- 晩飯は1汁1菜程度とし、場合によってはこんにゃく1つと1菜。
- 2か月経過して、76kg+αだった体重は、68kgまで落ちています。
- 晩酌は金~日とし、月~木は飲まないようにしました。
- さて、いつまで続くでしょう? でもずっと続けたいなあと考えています。この後は70kgを基準とし、太りだして、これを超えたら痩せる努力をしようかなとか思っています。
「気付いたこととか」
- まあ、工夫と言えるものではないのですが、以前はこんにゃくをおでんにして食べていましたが、面倒なので、電子レンジで2分くらい加熱して、しょう油かけて食べたら、以外と食べれます。手間かけたくない時にはお勧めです。
- きゅうりの塩こんぶあえ もお勧めです。スライスしたきゅうりに塩こんぶを適量まぶして混ぜ合わせて、しばらく冷蔵庫で寝かせておくだけです。酒のつまみにもなります。塩こんぶの量はお好みで。
- 晩酌の時のつまみが高カロリーだと、デブに戻りますので注意が必要です。韓国ノリがお勧めです。とっても重量が少ないので、カロリーも少なく、塩味なのでつまみになります。
- 食が少なくなると、排便回数が半分以下に減ったような…
- その便なのですが、結構野菜食べていますが、少々出難い時があり。やっぱり便は炭水化物を摂取することで、きれいにまとまるというのが私の持論です。でも肥満の敵は油脂より炭水化物というのもうなずけます。
- 50歳を過ぎて体重落とすと、もう身体の張りが全くない… さびしいのお~
- 朝飯は普通に食べて、昼は少なめ、夜はもっと少なめ、間食しない というのがダイエットには良いと思います。夕方や寝る時に空腹感があるのは、慣れると何とかなりそうです。
- どうしても腹を満たしたい場合、それこそこんにゃくを食べるという手もあります。⇒ 消化が良いので、すぐに腹が減りますが… またはフリーズドライの味噌汁とか、ビーフコンソメスープとかを飲むのも手です。私も以前、小腹がすいた時には、インスタント味噌汁でごまかしていました。
- 低カロリー食として糸こんにゃくでパスタを作ったのですが、これはあまりお勧めできません。味が上手く染みないのでおいしくない… 糸こんにゃくは、肉じゃがとかに大量に入れて食べる方がおいしいです。
「追記(20.5.30)」
- ダイエットを始めて、最初の1週間前後は体重は落ちません。おそらく身体が急な変化に負けないように維持しようとするのだろうと思います。その後体重が徐々に落ちていきます。
- 逆に2週間経っても落ちない場合は、摂取カロリーが多いか運動が少ないかです。もう体重減らす公式は単純で、「摂取カロリー<消費カロリー」しかありません。なので、2週間後の体重が変わらなければ、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やす必要があります。
- 運動するのであれば、不慣れな運動の方が効果が高いのではないか? と推察しています。私もジョギングを始めた頃は、体重が順調に落ちたように記憶しています。ところが数年続けていると、ジョギングしても、あまり体重が落とせなくなりました。恐らく、身体がジョギングに慣れ、それなりに効率的に動くように(より低カロリーで運動するようになる?)なるのだろうと考えています。まあ、そうは言っても手軽にやれる、ある程度カロリー消費が期待できる運動って限られますよね…
- 経験的に、体重を落とすためには摂取カロリーを抑える方が効果が高いように思います。
- 酒を飲んで寝ると、寝つきは早く、飲まない方が寝つきが悪いのですが、飲まない方が睡眠による疲労回復時間が少なくて済みます。これも最近実感しています。理由は、睡眠中にアルコールを分解するのにエネルギーを使うからだと思います。
- 似たような理屈で、体重が少ない方が、体重を維持するためのエネルギーを使わないから、体力的には痩せている方が疲労が少なく、充実している様に思います。
- まあ、そうは言っても、なんやかんや言いながら、結局は「空腹との闘い」なんですねえ~。でも意外と、以前は夕方にはお腹がすいてたまりませんでしたが、最近はそれほどは気にならなくなりました。