「ひざ痛」
ぎっくり腰についての別の記事でも書いていますが、私は結婚ー子供を授かった頃から、ジョギングを始めました。まあずっと走っているわけではなく、走ったり、さぼったりを繰り返しながら、もう15年くらいになります。
走り始めて数年後にはフルマラソンにも挑戦するようになりました。私の場合は体力があまり無いので、あくまでもゴールにたどり着くのが目的なのですが、その目的を達成するためには、練習で最大30km近くは走れるようになる必要があります。
そのフルマラソンの完走を目標にジョギングをしていた一時期、ひざ痛に悩まされた経験があります。
- 「ジョギング(ランニング)シューズ」
- 「走ると痛いヒザ」
- 「やってみたこと(サポーター)」
- 「やってみたこと(インソール)」
- 「やってみたこと(消炎鎮痛剤)」
- 「結局ヒザ痛はどうなった?」
- 「なぜ痛みが出たか?」
- 「大事な事」
「ジョギング(ランニング)シューズ」
ジョギングを始めた頃は、格好や靴には無頓着でした。靴なんか、それっぽい形のなら何でもOKと思っていましたので(最初は1,980円のブカブカの靴を履いてたなあ…)。
ただ、少しずつ走る距離が伸びていくにつれ、安い靴では足の裏が痛むことが分かり、ちょっとずつ靴の値段も高くなっていきました。
なので、走り始めて3~4年目には、それなりにまともな靴を履いて走っていました。
ランニングシューズはレース用と練習用があり、レース用の方が軽く作られている反面、クッション性は劣ります。練習用は重たい代わりにクッションがしっかり効いて、ケガをし難くなっています。私は鈍足で体重もあるので、もう迷うことなく練習用(トレーニングタイプ)の靴を履いていました。
始めの頃は靴に無頓着でしたが、だんだんとケガが怖くなり、と言って、ジョギングの場合、道具は殆ど靴のみなので、ちゃんとした靴を履かないとなあと思うようになりました。
「走ると痛いヒザ」
走り始めて3~4年目には、まともな靴を履いて走っていたのですが、その頃にヒザの痛みが出るようになりました。
このヒザの痛みは、普段の生活では全く出ないのですが、走り始めてしばらくすると、痛み出すのです。確か5km以上走った頃に痛み出していたように記憶しています。
このヒザの痛み、ものすごく痛いというわけでもなく、違和感からの痛み程度なので、そのまま無理をして走れない事も無いのですが、どうも気持ち悪いし、そのまま走り続けてヒザを故障するのも馬鹿らしいので、痛みが出だしたら、結局走るのを止めていました。さて、どうしたものか…
「やってみたこと(サポーター)」
ヒザと言えばサポーター! バレーボールの選手がヒザに白いサポーターを巻いているイメージがあったので…(あれは、レシーブ時にヒザを擦らないため?)
最初は、最もシンプルな伸縮性のある筒状のサポーターをジョギング時に装着してみましたが、殆ど効果はありませんでした。
次に、ザムストというブランドのヒザ用サポーターを試してみました。けっこうゴツい感じのハードサポーターで、マジックテープで留めるものでした。以外と装着しても走れるもので、それほど気にはならず、なんとなく安定性が増すような気がしました。ヒザの痛みが無くなる訳ではありませんが、ヒザの悪化は防いでくれるのではないかとの思い込みもあり、しばらく愛用していました。途中からは両足に装着していました。
ザムストのサポーターは、安定性が増すように思わせてくれるものでした(実際にどうなのか? は分かりませんが)
「やってみたこと(インソール)」
インソールも試しました。靴の中のインソールもスポーツ量販店にたくさん販売されており、靴のクッション性を上げトラブルを防止する等の効用が書かれてあるものも多く、試してみました。結構な値段のものもあり、ソルボセインというのが有名だそうで、これを試してみました。
結果、私には合わなかったです…
ジョギングシューズのトレーニングモデル(クッショニングモデル)は、インソール自体にはそれほどクッション性は持たせてありませんが、靴全体で最適と思われるクッション度合いに仕上げてあり、この靴の一部のインソールを変えると、バランスが崩れるようで、かえって安定しなくなる気がします。少なくともインソールの厚みが厚くなることで履き心地に影響する点、及びたしかにクッション性が上がるのですが、フワフワしすぎるようで、かえって不安定に感じます。ケガ防止のために靴のクッション性は大事ですが、安定とクッションのバランスが重要と思われ、クッション性のみ高くなっても不安定感が増すように思いました。なのでインソールの入れ替えは以来やらない様にしました。
「やってみたこと(消炎鎮痛剤)」
「結局ヒザ痛はどうなった?」
ヒザの痛み、違和感は結構長い間ありました。半年近く続いたように思います。
その間、症状は悪化するわけではなかったので、それは良かったのですが、だましだまし走っていて、まあランニングフォームもあまり良くなかったのか、結局、ギックリ腰を発症したため、予定していた大会も出れず、そのためしばらくの間、走るのを止めていました。でも、それが良かったんでしょうね。ジョギングを再開した時、ヒザの痛みは殆ど再発せずに済みました。以降、ヒザの痛み、違和感は発症することなく、今まで過ごせています。
結局、「休むのが一番」だったようです。
「なぜ痛みが出たか?」
「40歳手前で、それまでの運動不足生活からジョギングを始めた事より、体質が変わり、運動により成長ホルモンが奇跡的に分泌され、ヒザ部分が数ミリ成長した。この際にヒザ痛を伴った成長となっていた。」
まあ科学的根拠は皆無の、この仮説は全くの虚偽… どうもスミマセン!
ただ、正確ではないのですが、昔より身長がわずか数ミリですが伸びているような…
実際の所は全く分かりません。少なくとも走っていて痛みが出て、走らないと出ないのなら、走るのが原因としか結論付けが出来ないですね。
「大事な事」
ヒザ痛が出てよりは、走る前にはヒザを十分回す準備運動をしてから走るようにしています。
私はビビリで故障やケガをするのがイヤなので、痛みがあるとひどくなるのが怖くて、無理をしませんでしたが、それは故障をしないためには大事な事なんだろうなあと思います。
ヒザについては、年を重ねると水が溜まったり、あるいは過度の運動をすることにより、ヒザ軟骨が摩耗しているという人も多いようです。
チームスポーツ等での競技であれば、ある程度目的のために無理をすることもあるでしょうが、私の場合はそこまでの情熱を持って取り組んでいるわけではないので、何より身体の違和感には敏感に対応し、無理をしない事が一番ではないかと思っています。