まさげんのブログ「健康なのだ!」

「斜に構えたオヤジ(まさげん)」のブログです。それなりに健康ではあり、大病も大きなけがもしたことはないのですが、些細な病気やケガは幾つか経験しています。ありふれた生活の中で、悩むことが多い、重篤ではないけどちょっと辛い症状について、書いてみたいと思いました。

「頸椎ヘルニア②(上腕の痛み)」

私は現在52歳です。健康診断では異常は無いのですが、あちこち些細な不具合があり…

50歳は初老とは言え、未だそんなにガタつく歳でも無いだろうにと思う今日この頃。

その些細な不具合の1つが、右腕上腕の痛みです。なんでこんな所が痛みだしたの?

 

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(初老とは言え、未だそんな年じゃないよ…)

 

「上腕が痛み出した」

最初気付いたのは、在宅で仕事をしていた時、パソコン机に座っていて、なんか右腕上腕が疼くのです。気のせいかなと思っていましたが、日に日に痛みがひどくなりました。

歩いている時はそうでも無いのですが、机に座ったり、バイクの運転をしている間、つまり姿勢の変化が少ない時に疼くのです。

 

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上腕が疼くのは初めての経験…

「頸肩腕障害?」

痛みがかなりうっとうしく、パソコン業務の集中力も欠ける状況にて、とりあえず原因が何だろうかと、ネットで「肩 腕 痛み」で調べてみました。すると、「頸肩腕障害(けいけんわんしょうがい)」という記事が出ました。以下のような事が書かれてあります。

「頸肩腕障害」:手を多く使う作業を続けていると、手、腕、肩、くびなどがだんだんと「こり」や痛みがでてくる。特に小さな力ですむ作業の場合にはすぐに症状はでないが、同じ動きをくり返したり、同じ姿勢を続けたりしていると、だんだんと疲労が蓄積する。その疲労のつみ重ねにより、筋肉がこったり、だるくなったりしてくる。慢性的なこりやだるさは、なかなか取れず、針灸や整体、マッサージなどで一時的によくなっても、また元に戻ってしまう。そして、さらに疲労がたまっていくと、だんだんと痛みを感じるようになる。

せっかくなので、もう少し詳しく見てみました。

 

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(頸肩腕障害なのか?)

「頸肩腕障害-どんな病気か?」

この病気は昭和三十年代から社会的に注目されるようになる。金融、損害保険などの職場に、コンピューターが導入され、そこで働くキーパンチャーと呼ばれる人達の間で、肩や腕のこりや痛み、手指の痛みやしびれを訴える人達が沢山出てきた。当時は、腱鞘炎(ケンショウエン)とか頸肩腕症候群とか呼んできたが、そのうちに、タイピストの人達や、スーパーのレジをする人達にもみられるようになった。さらには、さまざまな職場で、さまざまな仕事をしている人達の間に広まっていった。最近では、主に仕事が原因でおこっているこの病気のことを、頸肩腕障害と呼ぼうということになり、その予防対策や治療について、いろいろと研究が進められている。

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(いわゆる職業病というやつ)


 

「頸肩腕障害の症状」

この病気は仕事による無理が主な原因となっている。

症状のあらわれ方や進み方は、その仕事により、またその人により少しずつ違う。まず手の指、手関節、上肢、肩こりやだるさからはじまる。はじめはだるいとか、疲れやすいものだったものがだんだん進んで痛みや、うずきとなって苦痛が強くなっていく。手や手首が主にいたい人、肩、背中が痛い人などいろいろ。

痛みも動かす時だけ、使う時だけの痛みから、じっとしていてもたえず痛む、それからその部分が熱をもったりはれたりなど程度はさまざま。

これらの訴えは、必ずしもよく使う方に現れるとは限らず、右手をよく使うのに、左手の方に症状が強く出ることも、よくみられる。

また頸、肩、腕、手だけでなく、こりや痛みが背中や腰にまで及んだり、下肢がだるかったり、足先がしびれるという訴えも、よく聞かれる。

 

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(身体中に症状が出るんだな…)

「頸肩腕障害-どうして起こるのか?」

原因の大部分は、仕事による過労。

1)使いすぎの過労

2)じっとしている疲れ:同じ姿勢をじっと保ち、目と腕というように、同じ筋肉ばかり使っているベルトコンベアーの人達などは、この要素が大きい。

3)不自然な姿勢、のびすぎ、ちぢみすぎ

4)全体としての運動不足

5)精神や神経のつかれ

 

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疲労が局所的に蓄積するのが原因)

「私の場合は?」

仕事は事務作業が主体で、業務中の大半はパソコン作業となっています。元々集中力が欠如しているので、ちょこちょこと席を離れていますが、同じ姿勢でパソコンのキーボードを叩いている時間はそれなりにあり、いわゆる頸肩腕障害の可能性もあるように思いました。何よりパソコン作業している間が最も右上腕が痛みます。

 

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(基本、事務作業主体の仕事なのです)

「右上腕が痛む前の変化」

そう言えば、右上腕の痛みに気付いた頃か、その少し前だったか、首の付け根が軽く疼くようになりました。別の記事にも書きましたが、私は頸椎ヘルニアの診断が出ており、首が良くありません。ただこの間は、首を伸ばす装置の効果があり、しばらく痛みからは遠ざかっていたのですが、この痛みが少し出始めました。

幸い、前回ほどの辛い痛みは無く、軽い症状でしたが、もしかして右上腕の痛みは、頸椎ヘルニアと関係あるの?

 

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(頸椎ヘルニアが原因なのか?)

「頸椎ヘルニアと上腕の痛み」

気になったので、「頸椎ヘルニア 腕 痛み」で調べてみると…

頸椎ヘルニアが悪化すると、上腕が痛む場合があると書かれてありました…

いや、これだ! 原因は… 

(“頸肩腕障害”で多くの文字を費やしましたが… 結果的には頸椎ヘルニアの可能性が濃厚のようで… 申し訳ありません)

 

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(原因は頸椎ヘルニアだ!)

「病院に行こうかな?」

その日は平日でしたが会社は休みににて、天気も悪いし病院日和かなあと、整形外科を受診する予定でした。

病院に行って、①右上腕の痛みは頸椎ヘルニアが原因なのか? ②痛み止めとシップの処方、③治療方法はあるのか? 確認したかったからです。

ただ、恐らく痛みの原因は頸椎と考えられましたので、その場合治療方法は「首を引っ張る」くらいしかなく、それなら家で自分でもやれるので、まずは自分で毎日首を引っ張って(伸ばして)、様子を見てみることにしました。病院へは痛みが取れなかったら行くことにしました。

頸椎ヘルニアとの関係については、首を大きく後ろに倒すと、首の右側の付け根から右上腕にかけて痛みが走るので、まあほぼ間違いないかと。

 

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(病院に行こうとしましたが、止めました)

「首伸ばし治療」

前回、頸椎ヘルニアを発症した際には、病院で首伸ばし治療を2日ほど受け、あとは自宅で首伸ばしをして、痛みが無くなりました。

とりあえず、首を伸ばすくらいしか治療方法が無いのですが、首伸ばし治療を家でやることにしました。

治療器具はアマゾンで購入した、空気を入れて首を伸ばす装置です。

痛みが出始めてから1週間後から、首伸ばし治療を始めました。

1日10分間、首を伸ばします。これをしばらく続けてみることにしました。さて、効果のほどはどうなることやら?

 ( ↓ これと同じので、1日10分間以上首を伸ばしました)

 


 

 


 

「経過について」

(正確に記録は付けていないのですが、時々付けていた記録より)

  • (痛み発症 0日目)
  • 7日目より、首伸ばし治療開始(1日10分間)
  • 11日目 少し痛みがやわらいだような…
  • (5~8日目の間が、最も痛みがひどかったような気がする)
  • 20日目 痛いながらも以前よりはマシになった
  • 30日経過後 仕事中の痛みは、それほど気にならなくなった。
  • 37日目 仕事中、少し痛み有り
  • 44日以降 殆ど気にならなくなった。首伸ばし治療も終了。

現在、58日経過して、殆ど痛みはありません。少し疼く時もありますが、さほどきにならなくなりました。

(何日かは、首伸ばし治療をさぼる(忘れる)日がありました…)

 

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(経過は良好とは言え…)

「結果的に…」

右腕上腕の痛みは、ほぼ間違いなく頸椎ヘルニアに起因する痛みだったと思います。

首伸ばし治療が効果があったのか、あるいは自然治癒? 痛みが出て、勝手に痛みが引いたのか? 定かではありませんが、首伸ばし治療が効果があったのではなかろうか? と考えています。

いずれにしろ、現時点で痛みの煩わしさが殆どなくなったのは良かったなあと思います。

しかし、頸椎ヘルニアが原因で上腕が痛むというのは… 頸椎ヘルニアの症状が一段階悪化したことに他なりません…

今回は痛みは消失しましたが、これ以上悪化したら、どうなるんだろうという恐怖感が少々あります。まあもうなるようにしかなりませんが…

もう荒療治で、ネックブリッジとかして首を鍛えまくろうか? とか思ったりもしますが、いやはや悪化したらシャレにならないから、思うだけにしておこう…

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(コルセット生活だけはイヤだ!)
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