まさげんのブログ「健康なのだ!」

「斜に構えたオヤジ(まさげん)」のブログです。それなりに健康ではあり、大病も大きなけがもしたことはないのですが、些細な病気やケガは幾つか経験しています。ありふれた生活の中で、悩むことが多い、重篤ではないけどちょっと辛い症状について、書いてみたいと思いました。

「頸椎ヘルニア」

私は腰にギックリ腰の持病がありますが、レントゲンの所見でも、“ヘルニア”までのヘビィな診断は受けていません(分離症とは言われましたが…)。ところが、首の方にヘルニアとの診断が付いてしまい…

 

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頸椎ヘルニア

 

「首の付け根の痛み」(2016年)

2016年なので、私が48歳の時でした。左肩、首の付け根部分が痛み、これもかなり痛みがあったので、及び初めての痛みだったので、「五十肩の悪化か?」と思いながら、病院を受診しました。

この日は土曜日にて午前中仕事だったので、土曜日の午後開いている整形外科を受診しました。(先に五十肩にて受診した病院の方が近かったのですが、土曜の午後は休診でした)。

整形外科なので、定番の? X線撮影を行い、診察を待ちました。

 

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(肩 首の付け根の痛み)

「診察・先生について」

X線撮影の結果は、特に顕著な症状は無かったように記憶しています。

その前に別の病院にて五十肩の所見が出ており、恐らく症状の悪化だろうとの話でした。

ただ、明確には分からないので、心配ならMRIでの検査を勧められました。

五十肩の場合、肩の可動域を広げると効果があるとのことで、ここでも簡単な肩の運動の方法を教わりました。

先生はとても気さくな方で、私がマラソン大会のTシャツを着ていたのですが、「僕もマラソン走るんですよ!」とのことで、少しマラソン談義もしました。次回も必要なら、この先生に診てもらいたいなあと思いました。

 

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(きさくな先生で、この先生が良いなあ)

「お薬の処方箋」

痛みがひどかったので、痛み止めを5日分処方されました。

  • ジクロフェナクトナトリウムSRカプセル5mg(ボルタレンと思われます)
  • レバミピド錠100mg(胃薬)
  • ロキソプロフェンNaテープ100mg(シップ)

痛み止めが効き、その後痛みは治まりました。

 

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(痛み止め)

「首の付け根の痛み(再発)」(2020年)

今年の始めに、また左肩の首の付け根部分が痛みました。

痛みが頭に近いと辛く、これも我慢できない痛みだったので、前回同じ症状の時に受診した病院に行きました。またあの先生に診てもらおうと考えたからです。

まあ、整形外科なので診察前に、お決まりのX線撮影がありました。この時は、X線撮影時も肩が痛かったのを覚えています。

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X線撮影時も痛くて辛い)

「診察について」

前回とは違う先生でした… この先生は非常勤の先生とのことで、この日も受診したのは土曜日。この病院は土曜日には非常勤の先生が応援で来られているようです。なので前回診察を受けた先生も非常勤の先生だったようです。

この先生も診察は丁寧で、右手と左手に力を入れて、力の入り具合を確認されました。明らかに左手の力が弱いとのこと…(自分では気づかないのですが)。そして、X線撮影画像を見せてもらいましたが、ヘルニア症状が見られるとの事でした… ヘルニア? 腰じゃなく首? いわゆる頸椎ヘルニアという症状だそうです。何それ… もう意味分からん。腰なら学生時代の部活の影響でダメージ受けたの分かるけど、首は特に酷使した記憶無いぞ… 高校時代に弓道部だったけど、そりゃ問題ないよな~ とか思っていました。

この時も、詳細な検査でMRIの受診を勧められました。

 

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(力比べ 筋力の低下が認められる)

「処方箋」

カルテで前回の処方が書かれており、前回と同じ処方箋を出されました。

痛み止めを飲むことにより、痛みは和らぎましたが、今回は薬が無くなる頃にも痛みは消失せず、残っていました。

 

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(痛み止め飲んでも治らない…)

「いざ、MRIへ」

私はX線撮影は、歯医者、内科検診、耳鼻科、整形外科で度々撮影されていますが、MRICTスキャンというのは撮影したことがありませんでした。

X線にて、「頸椎ヘルニア」の所見が出ており、なんか気になったので、この病院でMRIの検査も受けることにしました。

この近所ではMRIのある整形外科は少ないのですが、この病院にはMRIがありました。MRIは検査に時間がかかるので、事前に予約しての検査です。確か1週間後くらいの平日に半日有給を取得し、検査に行きました。

私のイメージしていたMRIは、筒状の筐体の中に、寝ている状態でベットが動いて入っていくものだったのですが、この病院のMRIはオープン型で、上下の大きな円盤の間に人が寝て、ベットが横に動いて円盤の下に移動するものでした。こちらの方が何かあった時に横に転がって出られるので、閉所恐怖症気味の私にはありがたかったです。

ベットに仰向けに寝て、マジックテープで肩と頭の部分を固定されます。

検査は1時間くらいかかります。その間、ずーっと「ジー」とうるさい音が周期的に聞こえます。でも、途中からうたたねしていたので、意外に早く感じました。

 

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(初MRIは緊張しました)

「先生の診察」

この日は、この病院の院長の診察でした。年配の先生でしたが、説明は丁寧で、MRI画像、を詳しく説明してくれました。「良く撮れているなあ」と感心しながら、パソコンの画面を見ていましたが、骨と骨との間が狭くなり、中のあんこが少し押しつぶされて横に出ているような部分があり、この部分がヘルニアなんだなあと、良く分かりました。

症状としては、それほど重くはなさそうですが、頸椎ヘルニアの場合も、症状が重い場合は手術が必要とのことで… いやはや想像しただけでも恐ろしい… 首にメス入れるなんて。

とりあえず頸椎ヘルニアの場合、首を上に引っ張って様子を見るとのことで、そのまま処置室で首を引っ張ってもらう事となりました。

 

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(院長先生でした)

「首を引っ張る?」

首を引っ張る? なんか見たことあるような無いような…

首を引っ張る専用の機械があり、イスに着座し、頭部に固定具を巻かれてマジックテープで固定すると、固定具の上部のロープが機械的に上に引っ張られ、頭部が上に引っ張られるものでした。結構気持ちがいいような。引っ張る強さは機械的に設定できるようで、引っ張ったり緩めたりを繰り返す装置です。

10分ほど処置されて、その日は終わりでした。

処置室を出る時に、処置室用のカードを渡されて、次回からは受付したら、こちらの処置室に来るように説明されました。出来れば毎日、無理でも週に2~3回は来るように言われました。

 

「家でも出来ないかなあ…」

整形外科は家からは少し離れていますが、会社からは近いので、昼休みに治療に通うのは無理ではないのですが… さすがに週に何度も行くのはちと大変…

何か家で出来るような器具が売っていないか? そういうのはアマゾン辺りにありそうだと調べていたら、あるんですね!

病院と同様に、頭部に固定具を巻いて上に引っ張るものがありました。金額もそれほど高くなく、行けそうです。ただ、これは天井にロープを引っ張る滑車を固定する必要があるのと、ロープを自分で引っ張る必要があり、力の加減がどうなのかなあと思いました。

いずれにしろ、病院の機械がどういうタイミングで引っ張っているのか? 確認する必要がありました。

 


 

 

「病院での治療」

首を引っ張る機械での治療を受けに行き、引っ張るサイクルを確認しました。

首を引っ張って10秒くらい保持し、緩めます。引っ張る、緩めるに5秒ずつくらい、緩めて10秒くらい、恐らく30秒くらいの間隔で1サイクルになっているようです。これを自分で家でやれば、病院に通わなくても済みそうだなと思いました。

 

「アマゾンで首伸ばし機を購入」

帰宅後、アマゾンで首引っ張り機を購入しようとサイトを見ていて、空気で膨らまして首の部分を持ち上げるものもありました。どうもこっちの方が簡単そうなので(天井に滑車を固定しなくても良いので)、まずはこれを試してみることにしました。

これでダメなら、首を引っ張る装置を買えばよいかなと。

似たような商品がいろいろとあり、口コミ見てもどれが良いのか正直分からなかったので、「エイヤー」で適当な商品を発注してみました。

 

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(アマゾンでネックストレッチャー購入)

「ネックストレッチャー」

アマゾンで1,480円でした。

首に巻いて、ポンプで空気を入れると、徐々に首が伸びていきます。

ただ、あごの下にマジックテープの留めバンドがあるので、それなりに息苦しさがあります。商品紹介ページには、毎日2~3回、毎回30分の使用と書いてありますが、そんなに長時間できない!

私は会社から帰宅後、パソコンを見ながら10分間、毎日使用しました。

首の付け根の痛みは、なかなか治まらず、毎日1か月以上使用した頃でしょうか、気付いたら痛みが殆ど消失していました。

首を伸ばすことで、頸椎ヘルニアの痛みが減少したようです。

いやー、1,480円で回復して良かったなあ~ 病院に治療で通うより安上がりだ!

 


 

 

「神経痛の原因」

この首の付け根の部分が痛むと、肩甲骨側に痛みが伝わり、日によっては、胸側にも痛みが広がる場合があります。最初胸が痛む理由が分かりませんでしたが、どうやら頸椎ヘルニアが原因だと分かりました。

2017年に肩甲骨の痛みで神経痛の診断が出ていましたが、その原因がこの頸椎ヘルニアにあったのです。つまりは2016年から頸椎ヘルニアの症状が出ていたことになります。ようやく点と点が線でつながったというか、謎は解けましたが…

結局、頸椎ヘルニア自体の症状は、そこにあるままなので、痛みは再発する可能性は高いのだろうと予想しています。これも、一生付き合う必要があるようですね… まあ再発したら、とりあえずネックストレッチャーで様子を見るしかありません。

 

zutto-ne.hatenablog.com

 

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