「指間接の違和感 リウマチなの?」
1年数か月前、私が51歳の時、指の関節に違和感、こわばりを感じるようになりました。最初はあまり気にしていませんでしたが、数週間経っても違和感が消えないので、「おかしいなあ?」と思っていました。
「リウマチは遺伝する?」
私の母親が重症のリウマチで、薬で痛みを少し緩和していますが、それでもかなり痛みがひどい状態です。実家に帰省するたびに「痛い痛い」と言っています。
その母親が言うには、「じーちゃんもリウマチやったけんね、私にリウマチが遺伝したとやろうね」とのこと。(じーちゃん=母の父親 私の祖父のことです)
その時は指の違和感の出る前だったので、「ふ~ん」と聞き流していましたが、指の違和感が出てから、「そう言えば、リウマチが遺伝するとか言っていたなあ」と思い出し、この違和感はもしかして母親からの遺伝のリウマチなのか? だったらイヤだなあ…
「Google先生! 教えて!(リウマチと遺伝)」
Googleにて、リウマチの遺伝性について調べてみましたが、曖昧というか、必ず遺伝するわけではないが、発症率は高くなる というような事が書かれてありました。つまりは親がリウマチの場合、通常よりは発症の可能性が高くなるが、顕著に発症率が高くなるわけではないようです。でも、リスクが上がるのは間違いない…
「Google先生! 教えて!(関節リウマチについて)」
そもそも、リウマチ(関節リウマチ)について良く知らなかったので、Googleにて検索してみました。
- 発症後早期から急速に関節破壊が起こることが分かってきた。そのため、早期に発見して早期に治療することが重要。
- 「関節リウマチ」と病気を確定する診断は意外と難しいため、できるだけリウマチ専門医へ相談するのが良い。
- 関節リウマチは女性に多く、痛みや腫れの症状は手指の第2関節に出るのが典型的で、左右対称になりやすいことが知られている。
- 最初は両方の手や足の指の関節が対称的に腫れ、特に朝こわばるようになる。但し、最初は肘に痛みがあり、結果的にリウマチだったということもある。
などなど。原因は明確には特定できていないようです。
「とりあえず病院だ!」
遺伝的な要因があり、左右の手にこわばりがある。何か良く分からないが、もしリウマチだったら早期発見早期治療が望ましく、違ったら、それはラッキーということで、とりあえず病院に行ってみることにしました。
専門医が良いとのことで、「リウマチ」の診療を看板に掲げている近所の病院に行ってみました。
土曜日、朝一番の診察前に行きましたが、それほど患者は多くなく、数人待ったところで診察室に呼ばれました。先生に症状を説明し、採血して検査するとのことで、採血してもらい、その日は帰りました。
「診断と検査結果」
確か1週間後に結果を聞きに病院に行きました。
この日は年配の、恐らく院長と思われる先生でした。その日私は、赤色っぽい派手なアウトドアウエアを着ていたのですが、それを見た先生が「ワークマンウエアだね?」と言ったので、「そうなんですよ!」と答えました。なかなか気が若い先生なんだろうなあ、患者とコミュニケーションを積極的に取ろうとする先生は好感が持てますね!
ちなみに、ウエアはワークマンよりは高価なモンベルだったのですが、そこは気にしない!
さて、肝心の結果なのですが、血液検査は異常が無く、様子を見てくれとの事でした。
リウマチの確定診断は難しいのだけど、リウマチの判断基準としては、①血液検査にて異常値が認められ、且つ②患部には痛みが伴うこと 私の場合はこわばりはあるが痛みはなく、血液検査も正常なので、恐らくリウマチではないとの診断でした。いやはや、取り越し苦労でしたが、結果オーライ! 良かったなあ~
しかし、この血液検査結果、リウマチにかかる検査項目が、何故か手書き… おいおい、どうなってんねん! 異常無しだから許す!
「その後の経過」
気付いたら、いつの間にか手のこわばりは無くなっていました!
それほど気にする必要は無かったのだろうと思います。
母親のリウマチの症状が比較的重くて、目の前で痛がっている姿を見ていて、それが「遺伝するかも?」との恐れが、病院に急がせたのかなあ…
でも思うのですが、自分にとって初めての経験、症状の場合は、念のために病院に行った方が良い様に思います。