まさげんのブログ「健康なのだ!」

「斜に構えたオヤジ(まさげん)」のブログです。それなりに健康ではあり、大病も大きなけがもしたことはないのですが、些細な病気やケガは幾つか経験しています。ありふれた生活の中で、悩むことが多い、重篤ではないけどちょっと辛い症状について、書いてみたいと思いました。

「そばアレルギー」

これは、私の母親と兄の話です。この二人は“そばアレルギー”です。

なので残念ながら、そばが食べられません。私と父親は、いくらでも食べられるのに…

(良かった~ 遺伝しなくって…)

 

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(そばアレルギー)

 

「遺伝するの?」

「遺伝しなくて良かった~」と書いてから、「そう言えば、そもそも遺伝するの?」と思い、調べてみました。

「体質としてのなりやすさは遺伝すると考えられている。アレルギー疾患は遺伝的な要因だけでなく、生まれたあとの環境的な要因が大きく影響するため、必ずしも親と同じようにアレルギー疾患が発症するとはいえず、発症しないともいい切れない。」

つまりは、親が食物アレルギーの場合、子供は傾向としてはなりやすいようです。

だから兄は、そばアレルギーを発症してしまったものと思います。

 

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(遺伝はするけど発症は環境次第)

「環境的な要因」

まあ、母親がそばアレルギーなので、私も発症していた可能性はあると思います。

環境的な要因が大きく影響するとのことのようですが、私は小さいころ、そばを食べたことがありませんでした。家ではうどんを良く食べましたが、そばが食卓に出たことがありません(当時は未だ、母も兄も発症はしていなかった)。

私は福岡県で生まれ育ちましたが、福岡県は、そばの専門店が少ないようです。郊外にもうどん屋はたくさんあります。このうどん屋にはそばもありますが、そば専門店はあまり見かけたことがありません(最近は増えたようですが)。

なので、そばを初めて食べたのは高校生になってからです(まあ、「緑のたぬき」ですが…)。

つまり、私の場合、そば自体との接触回数が少なかったので、発症しなかったのだろうと思います。

 

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(そばは7大アレルゲンの1つ)

「母親の場合」

気付いたら、母親はそばが食べられなくなっていました。私が中学生の頃には、すでにそうでした。

一度、車で出掛けた先で、ドライブインのような所で、母親は袋に入った飴を買いました。

帰りの車の中で、その飴を食べました。しばらくして母親が「ノドが痒い」と言い、その後徐々に呼吸が荒くなり、明らかにおかしくなり、家に着いた頃には、かなりの呼吸困難症状に陥っていました。急いで近所の医者を呼び、往診してもらいました。注射を打たれ、徐々に回復しましたが、これが、そばアレルギーの症状でした。

後で、買った飴にそば粉が入っていたことが分かりました。本人も、そばアレルギーとの自覚はあったので気を付けてはいたようですが、当時は今のようなアレルギー表示が義務化される前なので、そこまでの明示はしてありません。

この出来事の後は、もうさらに注意深くなったのは言うまでもありません。

しかしこの時、そばアレルギーは呼吸困難を起こすというのを、目の当たりにしました。確かに怖いと思いました。

 

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(そば粉は意外と使われている)

「兄の場合」

兄の場合は、そばアレルギーで発作を起こした症状は見たことがありません。

母親ほどの呼吸困難には陥らないようですが、兄の場合は、アレルギーが発症すると、ひどい喘息症状になるようです。まあこれも呼吸困難の一種だとは思いますが。

これがやっかいな事に、兄は元々喘息持ちなので、そばが原因の呼吸障害と区別が付きにくい…

兄は中学の修学旅行で京都、高校の修学旅行で信州に行きましたが、いずれも行った先で、ひどい喘息が発症し、旅行どころでは無かったようです。

その時は本人は気付かなかったのですが、後からそれが「そばアレルギー」が原因の喘息だったと言っていました。旅行先の食事等にそばが含まれていたのだと思います。

母親と同様、当時はアレルギー表示制度もなく、そばアレルギーは発症者数もそれほど多くは無かったので、認知している人も少なかったこともあります。

しかし、せっかくの修学旅行がそばアレルギーで台無しになるというのも、不運ですね…

 

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(ひどい喘息が、そばアレルギーだった…)

「アレルギーは微量で発症する」

母親と外で食事をする場合、中身が分からないものについては「そばは入っていませんよね?」と、いつも確認しているのを見ます。そりゃ確認しなけりゃ、恐ろしくて食べれないよな~

そして、母親も兄も、うどん屋には行きません。うどんをゆでるお湯で、そばもゆでる所が多いのですが、ゆで汁に溶け込んだ微量なそばの成分で、のどが痒くなるため、うどん屋のうどんも食べれないのです。

アレルギーは微量で発症すると言いますが、確かにそうだなあと思います。

しかし、うどん屋のうどんも食べれないなんて…

 

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(微量で発症するから怖いのです!)

「ちょっとドキドキ…」

実は、母親のそばアレルギーによる呼吸困難状態を目の当たりにしているので、そばを食べる時、「同じように呼吸困難になったらどうしよう?」と、しばらくドキドキしながら食べていました。大学に行くようになり家を出るまでは、「緑のたぬき」を1回しか食べたことが無く、学生の頃もうどんしか食べてなくて、殆どそばを食べることが無く。社会時となって、「出雲そば」「信州そば」を旅行先で食べました。この時、ちょっとドキドキしながら食べた記憶があります。

母親も、「昔は(そばを)食べれたんやけどね…」と言っており、年取ってから発症する可能性も0ではないので、私も、あまり食べない方が良いのかも…

 

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(ちょっとドキドキなのね)

「(番外)そばの美味しさって?」

うどんメインで育ったので、そばの美味い、不味いが正直、良く分からない…

本場のそばはザルで、風味を味わうような事が言われていますが、良く分からない。本当に旨いと言われるそばを食べたことがないからかな?

どちらかと言えば、うどんのように、つゆに入ったそばの方が好きかな。

カップラーメンのそばが、意外と美味しいなあって思う今日この頃。

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(そばのダシが旨かったりするのね)

 

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