「頭皮湿疹(とうひしっしん)」
“頭皮湿疹”という言葉を認知したのは、恐らくロート製薬のCMの影響ではないかと思います。ロート製薬のHPを見ると、『メンソレータム メディクイック®Hゴールド』新発売!との記事が、2014年9月14日に掲載されており、これ以降、TV-CMを流し始めたものと思います。
「頭皮湿疹?」
TV-CMを見ても最初、「頭皮湿疹」の意味が良く分かりませんでした。
その後、頭が痒い時があり、それほどひどい症状ではないので最初は気にしていませんでしたが、気付くと痒い場所に湿疹(いぼ状の小さなできもの)がありました。この湿疹は頭に数個あり、「これが頭皮湿疹なのか?」と理解しました。
「薬を購入」
市販薬がCMで宣伝されていたので、迷うことなく当該市販薬を購入し使用しました。そう、ロート製薬の「メディクイックH ゴールド」です。この薬、液体で先端が細くなっており、ピンポイントで注せるようになっています。恐らく少量の使用で良いのでしょうが、薬が容器から出たかどうか分かり難く、少しボトルを押すと多めに薬が出てしまいます… 液体の薬なので流れてしまい、ちょっと使いにくい面もあります。
(軟膏タイプもあるようです)
「市販薬の効き目」
私の場合は、いぼ状の小さなできものがあり、これに市販薬を使っていました。最初はできものが小さくなったのですが完全には消失せず、結局1本を使い切っても完治せず、できものが少し大きくなりました。できものがそこにあるだけなら放置で構わないのですが、少し痒みがあるため煩わしく、皮膚科を受診することにしました。
頭皮湿疹の種類にもよるのですが、私の場合は市販薬では完治しませんでした。
「皮膚科での治療」
近所の皮膚科を受診しました。先生曰く、「ある程度年齢が進むと、頭皮にできものが出来る場合が多い。気にならないのならそのままで良い。」とのことでした。ただ、私の場合は痒みがあり気になるので、何とかしてくれと頼みました。
その場合の処置の方法は非常にシンプルで、「液体窒素で皮膚細胞を破壊」。
- 病院(皮膚科)には液体窒素の備蓄があるようで、市販の小さめのステンレス魔法瓶に液体窒素を入れます。
- 大きめの綿棒を液体窒素に入れて冷やします(数秒)
- 綿棒を頭皮湿疹部分に軽く押し当てます。
- 綿棒を液体窒素で冷却、湿疹部分に押し当てる処置を数回繰り返します。
処置はこれだけです。
なんか自分でも液体窒素があれば出来そうだなあ…
さてこの処置、処置の最初はそれほど痛くないのですが、徐々に頭全体に響いてきて、結構痛いです。処置が終わった後にさらに痛みが頭全体に広がるような感覚があります。かき氷を急いで食べて頭がガンガンに痛くなるような、あんな感じです。
恐ろしや液体窒素! まあ我慢できないほどではありませんが…
(日本皮膚科学会HPより:液体窒素を用いた凍結凝固療法 とのこと)
「治療後の経過」
先生曰く「かさぶたが出来て、剥がれたら(できものが)取れている。かさぶたは自然に取れるまで、剥がさないで。」との説明でした。すぐにかさぶたが出来て、しばらくしてかさぶたが取れ、跡には何も残っていませんでした。
ある意味完治したようですが、残念ながら頭皮湿疹自体の発生は抑えられないので、またできものが出てくるものと思います。
「その後の経過」
皮膚科で液体窒素で取ってもらった場所に、また小さめのできものが出来ました…
やっぱり少し痒い。今回も市販薬を買いました。今回は市販薬が結構聞いているようで、数回使うと湿疹は小さくなります。ただしばらくすると、また痒みが出て、市販薬を数回使って抑える の繰り返しですね。
このできものが大きくなったら、皮膚科に行くしかありません。これも長い付き合いになりそうだなあ… まあ皮膚科は家のすぐ近所だから良いか。
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