「加齢臭(オヤジ臭)」
私は現在52歳ですが、5年ほど前だったか、46~47歳頃から加齢臭が気になりだしました。
それまでは、汗をかいてもただの「汗臭い」だけだったのですが、汗をかいた後の臭いが、明らかに今までと違うようになり、なんとも言えない変なにおいなのです…
- 「表現できない…」
- 「いわゆる“生乾き臭”とは違う」
- 「生乾き臭対策」
- 「オヤジ臭対策グッズ」
- 「オヤジ臭が出たら?」
- 「周りの同年代は?」
- 「調べてみました加齢臭」
- 「ミドル脂臭?」
- 「今年、加齢臭がしなくなった!」
「表現できない…」
私は製造業に勤務しています。会社には自分の机とPCがあり、普段は事務作業が中心ですが、製造現場に入って作業をすることもあります。
製造現場は空調が効いてはいますが、作業着が長袖にて涼しくはなく、現場作業に入ると、夏場は汗びっしょりになります。終業まで作業して、そのまま帰宅なら着替えれば済むので良いのですが、主は事務職にて現場作業が従なので、それほど長時間現場に入ることは無く、結果、汗びっしょりの作業着のまま事務職に就かなければなりません…
事務所も空調が効いてはいるので、作業着はそのうち乾くのですが、机に座ってしばらくすると、汗臭い以外に、何とも言えぬ臭いがします、自分の身体から!
何なんでしょうね、何とも表現できないあの臭い! 自分の臭いだからイヤになる…
でも、最初の頃は臭いの原因が何か分からず、「洗濯が失敗したのか?」とも思っていました。
「いわゆる“生乾き臭”とは違う」
家の洗濯は基本、家内がやってくれますが、洗濯機に大量の衣類を入れて洗濯しています。あれじゃ、まともに中で攪拌出来ず、汚れが落ちないような… 何度か注意しましたが… 改善されないので放置しています。
それは置いておいて、夜に洗濯して、洗濯機の中に洗濯ものを入れっぱなしにしていて、翌日に干すと、夏場の場合は、いわゆる“生乾き臭”がする場合があります。
洗濯しても雑菌が死ぬわけではないので、洗濯物には雑菌がたくさん付着しています。雑菌は、①温度、②水、③栄養があると繁殖するので、洗濯物の場合は、早く干して乾燥させないと、雑菌が繁殖して臭いの元となります。
家内がたまに洗濯ものを干すタイミングが遅れて、生乾き臭がするTシャツがある場合がありますが、この臭いは昔から知っている臭いで、どうやらこの臭いとは違う…
「そうか、とうとう自分も加齢臭が出てきたのか…」きっとそうなんだと思います。
何とも言えない、イヤな臭いなのね…
「生乾き臭対策」
話は脱線しますが、洗濯ものの生乾き臭を抑えるには、まずは洗濯が済んだら、一刻も早く乾燥させる(干す)こと。雑菌が繁殖する前に水分を絶つ(乾燥させる)事が肝要です。
他に、柔軟剤を入れるタイミングで、逆性石鹸液(塩化ベンザルコニウム)を少量添加しても、雑菌の繁殖が抑えられるので、生乾き臭対策になります。
「オヤジ臭対策グッズ」
業務上、香水やオーデコロン等の臭いのあるものは使用できない業務に従事しているため、無香料のデオドラントグッズを使うようになりました。
46~47歳になるまで、そんなもの家にも無ければ使ったことも無く(昔から、あまりオーデコロン等の臭いのするものを使用する習慣が無く)、「オヤジ臭軽減のために!」使う身のわびしさったら…
最初は、資生堂の銀の消臭スプレーを使ってみましたが、さすがに高いだけあって、朝身体に付けておくと、夕方まで持ちます。
でもスプレー缶は毎日使うと1か月持たないので、安いのを探して使うようになりました。スプレータイプとロールオンタイプ。使ってみて、銀の消臭スプレーの効き目が最も良い様に思いますが、他のものでも、特に問題は無く、要は「何でもOK」のようです。
デオドラントグッズを使うようになってからは、汗をかいても加齢臭が殆ど臭わなくなりました!
「オヤジ臭が出たら?」
たまに朝、デオドラントグッズを身体に塗るのを忘れる事があり、そういう時に職場で汗だくになると、加齢臭が出てくる場合があります…
最初加齢臭が出た時は、スプレーに入ったアルコールを下着にぶっかけていました。スーッとして気持ちが良いのですが、臭いにはあまり効かない…
しょうがないので、ファブリーズを買って机の中に入れています。一度発生した臭いは、ファブリーズでも抑えられませんが、ある程度軽減します。
「周りの同年代は?」
事務所には同年代の男が結構いますが、やはり数人は私と同じように「汗かいた後の臭いが気になるようになった。今までと違う。」と言っており、そういうお年頃なのだと思います… う~ん…
「調べてみました加齢臭」
加齢臭について調べてみると、「加齢臭は、文字通り加齢に伴って生じる中高年特有のニオイで、古本や枯れ草のようなニオイに例えられている。」とのこと。え~っ? 古本や枯草の臭い? いやいや、そんな感じの臭いじゃないような… 別のサイトには、「50代半ば以降から本格的に発生する。皮脂成分が酸化されることで発生し、胸や背中などの体幹部を中心に発生し、枯草のようなニオイが特徴。」こげなことが書かれてある… 個人差はあるが、50台半ば? 発生したのは40台半ばだし… 加齢臭じゃないの?
「ミドル脂臭?」
なんか、加齢臭とは異なるもので、「ミドル脂臭」とか書いてある。何それ?
「「ミドル脂臭」は、30代半ば~50代半ばで最も強くなる。汗の中の乳酸が、皮膚上の常在細菌(ブドウ球菌)に代謝・分解されることによって発生する。後頭部・頭頂部・うなじを中心に発生し、使い古した油のようなニオイが特徴。「枕のニオイ」の原因にもなっている。」と書かれてある。
確かに、枕の臭いは分かるが… 汗かいた時の臭いはこれなのか? でも後頭部を中心に発生? ではないような… う~ん、良く分からんなあ。
でも、古本の臭いよりは使い古した油のニオイの方が近いのか?
まあ、もうどっちでもいいや! 変な臭いがするのは確かなので…
でも、このミドル脂臭=オヤジ臭って書いてあるぞ! なんちゅう表現じゃ!
「今年、加齢臭がしなくなった!」
私は肥満だったのですが(166cm-76kg)、お腹の肉がつかえて身体が前に曲がりにくくなり… こりゃなんとかせなあかん! と思って、体重を減らしました。年齢が増すごとに痩せにくくはなりますが、何とか10kgほど落としました。
(今まで何度か体重を落としていますが… ということは結局は戻っている…)
体重を減らすより、維持する方が難しいですよね…
それは置いておいて、久しぶりに体重が少ない状態で迎えた夏。今年は未だ、加齢臭が出ていないような気がします。毎シーズン最初は、加齢臭を感じてから、デオドラントグッズの存在を思い出すのですが、今年はしばらく思い出すのが遅れてまして、気付いたら加齢臭を感じていない… 鼻が悪くなったの? いやいやそんな事はありません。
もしかして痩せたから加齢臭が出難くなった可能性があります。
加齢臭はデブの方が出やすい! かもしれませんね!
「熱中症(軽症)」
年々夏が暑くなっていると言われています。気候変動は長期的に俯瞰する必要があるようで、本当にそうなのかは分かりませんが、すくなくとも短い期間で見ると暑くなっているような気がする~
テレビでも日常的に熱中症による救急搬送者の数が報道されています。
私は激しい熱中症には陥ったことはありませんが、軽い熱中症になった事があります。
「熱中症に至る状況」
熱中症になったのは、私が40歳の頃、確か初夏の頃の6月だったように記憶しています。
会社の敷地内に植えているツツジの枝が伸びたので剪定が必要との話になり、と言って業者を呼ぶのはもったいないので、自分たちでやれないか? との話になり…
手が空いた人が行うという、まあ流れ任せでしたが、何事も率先して! ではありませんが、少しくらい手伝っておこうかと、私も剪定作業をする事にしました。
6月にて、未だそこまでの気温上昇は無く、30度以下だったと思います。剪定バサミにて手作業にて伸びた枝を切っていました。選定作業を行ったことが無く、地面付近の枝は小動物の隠れ家になるので地面から30cmくらいの枝は切ってしまい、あとは丸っぽい形にする、それだけを心掛けました。
初めてだったので、意外と面白く、気付いたら2~3時間ぶっ続けでやっていました。
刈り取った枝は、一か所に集めておいて放置。水分が飛んでしぼんだら処分します。
「意外と上手く出来たんじゃないの!」と自己満足!
慣れない剪定ばさみの作業なので、手がパンパンになりましたが、まあ心地よいというか、ちょっとダルいなあという疲労感を感じていました。
「体調不良に陥る」
仕事を終えて帰る頃には身体がだるく、「頑張りすぎたかなあ」とか思いながら帰宅。
帰宅後、身体が熱っぽく、頭痛も激しくなりました。
体温を測ったら、37℃5分くらいだったでしょうか。
「風邪ひいたのかなあ、変な病気もらったのかなあ~」と思いながら、早々に寝ました。
「病院に行く」
翌日も症状は変わらず、発熱と頭痛が続いていました。ただ、咳などの風邪症状はなく、訳が分からなかったので、とりあえず病院に行きました。
診察結果は、「症状から見て、熱中症だろうね」とのこと。
「え~っ! 熱中症なの?」 当時は未だ熱中症について知識も殆ど持ってなく、身の回りにも発症者がいなかったので、自分と熱中症とを結びつける想像力もなく…
確か粉薬を1つ処方されて帰宅したと思います。この薬が何だったのかは覚えていないのですが、「熱中症」「薬」で調べた所、解熱鎮痛剤の「カロナール」ではなかったかと思います。
その日は家でゆっくり休んだことで、翌日には回復しました。
「原因だらけなのね…」
振り返って考えてみると、もう原因だらけなのです。
- 水分補給皆無:事務所からそのまま外に。事前に飲水しておくこともなく… 作業中も全く補給しませんでした。酷暑なら途中で水分補給をしたのでしょうが、気温がそれほど高くなかったこともあり…
- 事務作業していて、急に屋外作業を行う等の方が、熱中症のリスクが高まるようです。つまり普段作業をしていない、慣れていない人が急に暑い環境の中で作業をすると、身体が慣れていないため、よりリスクが高まる。もうそのままですね…
- さすがに作業後には水分補給しましたが、手遅れだな…
「熱中症の種類」
分類方法として、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度と分けてある場合もありますが、症状別に分けてある方が分かりやすいような気がします。
- 「熱失神」:皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こる。(症状:めまい、一時的な失神、顔面蒼白、脈は速くて弱くなる)
- 「熱けいれん」:大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる。(症状:筋肉痛、手足がつる、筋肉がけいれんする)
- 「熱疲労」:大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられる。(症状:全身倦怠感、悪心・嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下)
- 「熱射病」:体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もある。(症状:体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応がにぶい、、言動が不自然、ふらつく)
この中で、最も重篤なのは「熱射病」の症状ですね。
私は、「熱疲労」の症状だったようです。
「その後、熱中症との関わり」
私が熱中症になった時は子会社に出向していた時にて、その後出向復帰した会社には、夏季に酷暑環境となる現場があり、2名が熱中症になっています。
1名はその場で体調不良に陥っており、「熱失神」の症状を呈していました。職場には大きな冷蔵倉庫(5℃以下)があるので、一旦冷蔵庫に入れて身体を冷やした後に、医務室にて手当てを受けさせました。
1名は作業中に体調不良となり、医務室にて休ませていた所、症状が重くなり病院に連れて行きました。恐らく「熱疲労」の重い症状だったのだろうと思います。
私は自分で熱中症を一度経験したので、また職場の先輩からも「まずは作業に入る前に水をたっぷり飲んでおくことが大事。また作業中もこまめに水分補給することが大事」と聞かされており、「まずは水を飲んでから」ということを念頭に置いています。
なので、作業環境や作業内容がハードな時は、事前準備(水分補給)をしているのですが…
実は、意外とそうでもない作業の時に、油断していて、後から頭が痛くなるということが数回ありました… 夏場に作業した後で、軽い頭痛症状が起きるのは、恐らく軽い熱中症なのだと思います。
「熱中症について思う事」
自分が熱中症になるまでは、熱中症のことを良く知らず、「その場で症状が出るもの」とばかり思っていました。運動や作業を終えた後に症状が出るという事を知らなかったのです。まあ、その場で症状が出るよりは後から出た方が軽症とも言えますが、私の会社の従業員の様に、後から症状が悪化する場合もあるので、思い込みは禁物です。
いずれにしろ、飲水、水分補給がホント大事だなあと思います。
それを自覚していることで、完全には防げなくても重症化は防げるように思います。
熱中症のリスクを意識しておくことが大事なのかな。
「ノドの違和感」
この症状が出たのは私が40歳の頃だったと思います。
なんとなくノドがおかしい、詰まったような感じで気持ち悪い症状なのです。
「症状について」
10年以上前の話なので、明確には覚えていないのですが、最初は仕事をしていて、「なんかノドがおかしいような?」感じを覚えました。
最初は、「気のせいだろう」とあまり気にしていなかったのですが、数日経っても治らず、というか症状がすこし重くなりました。
明確な痛み等があるわけではなく、もう“違和感”としか表現しようがないのですが、ノドに何かあるような、詰まったような感じなのです。
ただ、ノドの内側に異常があるわけではないので、食事や飲水の時には全く影響はありません。
つまりは、「気持ち悪い」状態なのです…
「原因について調べてみました」
症状自体は「気持ち悪い」以外は、痛みとか支障は無いので、しばらく様子を見ていました。でも2週間ほどしても症状が変わらず、病院に行ってみようかと考えていました。
その前に、自分でネットで調べてみることにしました。
いわゆる病状としては、なかなか当てはまるものが無かったのですが、「ストレスが原因で、ノドに違和感が出る事がある。」と書かれてあるサイトを見つけました。
「これなのか? ストレスなのか?」
「ストレス?」
私は当時、熊本の方の会社に勤めており、品質管理に関する業務を担当していました。
当時、得意先に納品している製品にて不具合があった事より、得意先より多くの要望を突き付けられていました。小さな会社なので、業務の担当は私一人で、要望を一人で対応しなければならず、確かに精神的にはかなりのストレスだったと思います。
つまり、「ストレス?」と言われ、思い当たるフシは明確にありました。
ただ、自分の中では、「ストレスでノドがおかしくなるのか?」と半信半疑ではありました…
まあ仕事がそういう状態だったので、病院に行く余裕もなく、そのまま過ごしていました。
「ストレスが原因でした…」
その仕事上のトラブルが片が付くのに、2か月くらいかかったと思います。
ようやく肩の荷が下り、仕事上は普段の生活に戻りました(それでも結構、毎日いろいろありますが…)。
すると、その数週間後には、ノドの違和感が無くなっていました。そう、忘れた頃に症状が消えていた!
つまりは、ストレスが原因だったのです。いや~、ストレスって恐ろしいなあ~
胃がストレスでやられるというのは聞いたことがありますが、ノドにもストレスの影響が出るとは… その頃は未だ、ストレスが胃に来るという経験は無かったですね(その後、ストレスが胃にくるという事を体験していますが)
「再度調べてみました!」
この記事を書くにあたり、今一度ノドの違和感について調べてみました。
「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」というのが症状名のようです。
病院で検査をしても原因がわからない、以下ような症状があることを指しています。
・不快感、異物感がある
・喉がつまって苦しい…。
・喉に何だか違和感がある
原因として、ストレスの可能性が高いと書かれています。漢方薬のサイトに説明されており、漢方薬で効果があるのかも知れません。
ただ、ストレスの場合は原因となるストレスが除ければ、一番良いのでしょうが…
私の場合は一過性の業務が原因でしたので良かったのですが、これが慢性に近い状態に置かれたストレスであれば、なかなかストレス源を絶つのは難しいのかも…
「その後」
ストレスが原因でノドの違和感が発症することは、それ以来今の所はありません。
ただ、ストレスが胃に来るというのはその後実感しています…
ノドの違和感を経験したことで、ストレスが身体に影響を及ぼす事を実感出来たので、ストレスの恐ろしさというのは理解出来たことは、ある意味良い経験だったように思います。
やはり、自分が経験していないと、ストレスで悩んでいる他人の気持ちは分からないから。
「指間接の違和感 リウマチなの?」
1年数か月前、私が51歳の時、指の関節に違和感、こわばりを感じるようになりました。最初はあまり気にしていませんでしたが、数週間経っても違和感が消えないので、「おかしいなあ?」と思っていました。
「リウマチは遺伝する?」
私の母親が重症のリウマチで、薬で痛みを少し緩和していますが、それでもかなり痛みがひどい状態です。実家に帰省するたびに「痛い痛い」と言っています。
その母親が言うには、「じーちゃんもリウマチやったけんね、私にリウマチが遺伝したとやろうね」とのこと。(じーちゃん=母の父親 私の祖父のことです)
その時は指の違和感の出る前だったので、「ふ~ん」と聞き流していましたが、指の違和感が出てから、「そう言えば、リウマチが遺伝するとか言っていたなあ」と思い出し、この違和感はもしかして母親からの遺伝のリウマチなのか? だったらイヤだなあ…
「Google先生! 教えて!(リウマチと遺伝)」
Googleにて、リウマチの遺伝性について調べてみましたが、曖昧というか、必ず遺伝するわけではないが、発症率は高くなる というような事が書かれてありました。つまりは親がリウマチの場合、通常よりは発症の可能性が高くなるが、顕著に発症率が高くなるわけではないようです。でも、リスクが上がるのは間違いない…
「Google先生! 教えて!(関節リウマチについて)」
そもそも、リウマチ(関節リウマチ)について良く知らなかったので、Googleにて検索してみました。
- 発症後早期から急速に関節破壊が起こることが分かってきた。そのため、早期に発見して早期に治療することが重要。
- 「関節リウマチ」と病気を確定する診断は意外と難しいため、できるだけリウマチ専門医へ相談するのが良い。
- 関節リウマチは女性に多く、痛みや腫れの症状は手指の第2関節に出るのが典型的で、左右対称になりやすいことが知られている。
- 最初は両方の手や足の指の関節が対称的に腫れ、特に朝こわばるようになる。但し、最初は肘に痛みがあり、結果的にリウマチだったということもある。
などなど。原因は明確には特定できていないようです。
「とりあえず病院だ!」
遺伝的な要因があり、左右の手にこわばりがある。何か良く分からないが、もしリウマチだったら早期発見早期治療が望ましく、違ったら、それはラッキーということで、とりあえず病院に行ってみることにしました。
専門医が良いとのことで、「リウマチ」の診療を看板に掲げている近所の病院に行ってみました。
土曜日、朝一番の診察前に行きましたが、それほど患者は多くなく、数人待ったところで診察室に呼ばれました。先生に症状を説明し、採血して検査するとのことで、採血してもらい、その日は帰りました。
「診断と検査結果」
確か1週間後に結果を聞きに病院に行きました。
この日は年配の、恐らく院長と思われる先生でした。その日私は、赤色っぽい派手なアウトドアウエアを着ていたのですが、それを見た先生が「ワークマンウエアだね?」と言ったので、「そうなんですよ!」と答えました。なかなか気が若い先生なんだろうなあ、患者とコミュニケーションを積極的に取ろうとする先生は好感が持てますね!
ちなみに、ウエアはワークマンよりは高価なモンベルだったのですが、そこは気にしない!
さて、肝心の結果なのですが、血液検査は異常が無く、様子を見てくれとの事でした。
リウマチの確定診断は難しいのだけど、リウマチの判断基準としては、①血液検査にて異常値が認められ、且つ②患部には痛みが伴うこと 私の場合はこわばりはあるが痛みはなく、血液検査も正常なので、恐らくリウマチではないとの診断でした。いやはや、取り越し苦労でしたが、結果オーライ! 良かったなあ~
しかし、この血液検査結果、リウマチにかかる検査項目が、何故か手書き… おいおい、どうなってんねん! 異常無しだから許す!
「その後の経過」
気付いたら、いつの間にか手のこわばりは無くなっていました!
それほど気にする必要は無かったのだろうと思います。
母親のリウマチの症状が比較的重くて、目の前で痛がっている姿を見ていて、それが「遺伝するかも?」との恐れが、病院に急がせたのかなあ…
でも思うのですが、自分にとって初めての経験、症状の場合は、念のために病院に行った方が良い様に思います。
「痔(いぼ痔、切れ痔)」
私は元、痔主です! この年になって全く羞恥心もなく、元痔主でした。というか、30代の頃にはカミングアウトしてたな… 女性ならともかく、男の場合、痔主であることを隠す理由もないだろうと思っていましたので。
- 「痔主の種類」
- 「ちゃんと調べよう!」
- 「私の場合です」
- 「いぼ痔デビュー」
- 「いぼ痔発症」
- 「いぼ痔の治療」
- 「いぼ痔再発!」
- 「次は切れ痔が襲う!」
- 「切れ痔の治療」
- 「再発を繰り返す…」
- 「どうやって治したのか?」
- 「切れ痔にウォッシュレットは理に適っている?」
- 「ウォシュレットが良いんだろうなあ…」
- 「今の肛門の状態」
「痔主の種類」
調べたことは無かったのですが、テレビで大昔に「痔主の会」の特集番組(バラエティ)がありました。その番組内の会長の説明で、痔には3つの種類があり、①いぼ痔、②切れ痔、③痔瘻(じろう) があるとの事でした。この中で③の痔ろうは、もう相当痛いらしくて、痔ろうの痔主に言わせれば、「いぼ痔、切れ痔なんか痔のうちに入らんわい!」ということらしい…
「ちゃんと調べよう!」
嘘を書いたら怒られるので? 痔についてちゃんと調べてみました。
- 痔核(じかく:いぼ痔のこと)
- 裂肛(れっこう:切れ痔のこと)
- 痔瘻(じろう)
この3つのことを痔と言うそうです。良かった~ 嘘言ってないぞ!
この中で痔瘻(じろう)だけは唯一、がんとの関連があるらしく、長期間の慢性の炎症を繰り返すと、組織の悪性化が始まる場合があり注意が必要と書かれてありました。ちょっと怖いなあ…
「私の場合です」
私の場合は、いぼ痔と切れ痔を経験しています。今のところ、痔瘻(じろう)にはなっていないです。なりたくないです…
「いぼ痔デビュー」
私がいぼ痔になったのは早くて、小学生の頃には痔核がありました。とても小さな痔核で、直径7~8mm程度だったでしょうか… ある時、ふとトイレで用を済ませお尻を拭いていて、「う~ん? なんか肛門にあるような?」と気付きました。そこで、部屋の中でお尻を出し、和式便所にしゃがむ姿となり、お尻の下に母親の手鏡を置いて見てみると、なんか肛門の所にポツンと凸があります! 「なんじゃこりゃ~?」
それを見ていた父親がポツリ「小さないぼ痔だろうなあ」。
父親は、痔核(いぼ痔)持ちで通院もしていたので、痔主の先輩です。というわけで、私は小学生の頃には痔核が出来ておりました、ハイ!
痛み等の症状は何も無かったので、ず~っとそのまま放置していました。ただ、発見以降「お尻に痔があるんだあ」という自覚はあったように思います。
「いぼ痔発症」
小さな痔核は小学生の頃からありましたが、ずっとそこにあるだけで特に何も問題は無かったので気にすることもありませんでしたが…
確か社会人となり、スキー&釣りの二日続けての遊び。土曜日の早朝、2時とかにスキーに出かけ(広島まで行くので遠いのです)、翌日も早朝から釣りに出かけたように記憶しています。つまり睡眠不十分で遊び呆けていた、その翌日くらいだったか、気付いたら肛門に小指の先大の異物が出来ており… 用便後に拭こうとしたら痛いのです! 一瞬、何のことか理解出来ませんでしたが、「これがいぼ痔なのか!」と気付きました。
あとで調べてみたら、いぼ痔は睡眠不足や疲労が溜まった時になりやすいとのことで、まさにその条件通りに発症したことになります… いやはや、これは辛いなあ… 痔が辛いというのは、良く分かりました。
「いぼ痔の治療」
病院行くのはこっぱずかしいので、まずは薬局。というか、TVでも痔の薬は宣伝しているので、薬で治るのだろうと…
近所の小さな薬局に行き、薬剤師と思われるお店の人に、「いぼ痔が出来たのですが?」と聞いたら、「肛門周りに軟膏を塗って、座薬も併用して中からも薬の成分を入れると良いです。」と教えられたので、軟膏と座薬を買いました。
辛かったので、用法通りに薬を塗り、座薬を入れましたが、確か3日くらいで辛い症状は治まりました。痔核も小さくなりました。いやー、良かった良かった!
「いぼ痔再発!」
その後2回、今までで計3回、痔核が大きくなり、用便に支障をきたす(けっこう痛い)事がありました。その都度、座薬と軟膏を塗り治療しました。いずれもこれで症状は治まりましたが、回数が増すごとに、治りが遅かったように記憶しています。最初は3日で治ったのが、最終的には1週間以上かかりました。まあそれでも、薬局の薬で治まり、病院に行かずに済んでいるので、ありがたいです。
ちなみに、2回目、3回目も睡眠不足の遊びすぎが原因でした… 神様が、遊び呆けている私にバツを与えたのでしょうね! (いやいや、ちゃんと働いてるし…)
30代前半までに3回発症しましたが、その後、いぼ痔は再発していません。まあ睡眠不足で遊ぶことが無くなっただけの話なのかも…
「次は切れ痔が襲う!」
切れ痔を発症したのは、40歳前後だったと思います。
最初は、用便後に紙で拭いた時に、血がわずかに付いている程度でした。血が付くのは、昔からタマにあるので、気にしていませんでしたが…
徐々に血の量が多くなり、痛みを伴うようになりました… う~ん、これはおかしいぞ? もしかして切れ痔なのか? というか、それしかありませんよね?
「切れ痔の治療」
いぼ痔の時と同様、病院行くのはこっぱずかしいので、まあいぼ痔の経験もあり、市販薬で治るだろうと、薬局で薬を買いました。切れ痔なので、肛門表面が患部と思われたので、軟膏を購入し、座薬は買いませんでした。
購入したのは「ブリザS軟膏」です。
最初は、塗って数日後には症状が治まりました。
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「再発を繰り返す…」
ところが、しばらくすると切れ痔が再発します。都度、軟膏を塗るのですが、
- 徐々に、再発するまでの期間が短くなったような…
- 徐々に、軟膏を塗り始めて治るまでの期間が長くなったような…
- 最終的には軟膏を塗っても効かなくなった…
こういう状態に陥りました…
ここで考えました。「この軟膏自体が悪さをしているのではなかろうか?」
恐らくなのですが、最初の頃は軟膏の薬効成分で切れ痔が回復するのですが、使用期間が長くなると、軟膏が皮膚の自然回復力を下げてしまうのか、あるいは皮膚刺激性を有している等のことで、軟膏負けを起こしているのか? おそらくは似たような理由、つまりは副作用で治癒力を下げてしまっていると考えました。そこで、思い切って軟膏の使用を止めることにしました。
「どうやって治したのか?」
病院に行くのはこっぱずかしく…
ちょうどその頃、私は仕事の都合で熊本の方の会社で働いていたのですが、この会社、事務所が新しくなってトイレも新品で、大便器にウォッシュレットがありました。それまで使ったことも無かったのですが、切れ痔の身の上には、これほど有難い設備は無いですね~ もう重宝しました! 住んでいたアパートも新しかったのですがウォッシュレットは付いてなくて、用便は出来るだけ会社でして、ウォッシュレットを使うようにしていました。もう切れ痔にはウォッシュレットの水が沁みるのですが… ここは我慢! 紙で拭くよりは何倍もマシ! よ~く水を当てて綺麗にしました。それでも30秒足らずだったと思いますが。
結局、このウォッシュレットできれいにしている内に、切れ痔は自然に治りました。切れ痔で悩んでいる期間は半年くらいだったでしょうか? 結構長い間辛かったのですが、私の経験では、切れ痔に一番良いのはウォッシュレット!
「切れ痔にウォッシュレットは理に適っている?」
別の記事にも書きましたが、今、擦過傷(すり傷)の治療は、水で洗い流すだけで、消毒薬は使わないのが主流になっているようです。これは、消毒薬を使うと逆に皮膚組織にダメージを与え、回復力を遅らせる事が分かり、自然治癒させた方が治りが早いということのようです。
切れ痔の時も、軟膏の使用は初発の時は良いのですが、再発を繰り返す場合、軟膏が組織にダメージを与えてしまう可能性があるように思います。なので、ウォッシュレットで肛門を綺麗な状態にし、維持した方が、回復しやすくなるのかも知れません。
私は自分の経験からは、そう考えています。
「ウォシュレットが良いんだろうなあ…」
私はウォシュレットデビューは遅く、40歳の頃、熊本で働いていた頃は会社ではウォシュレットでしたが、家では紙でした。
今から7年前 45歳の時に会社のトイレが新しくなり、ウォシュレットが付きましたが、最初の頃は紙を使っていました。
5年前、47歳の時に家を建てて、家のトイレにもウォシュレットが付き、それからウォシュレット生活が始まりました。
それまでは、どこか「ウォシュレット? そんなもん、ぜいたく品じゃ!」と思っていましたが、使い慣れると悪くない!
というか、肛門の健康のためには、ウォシュレットの方が良いようです。
ウォシュレット生活になってからは、肛門の不具合は起きていないので、やはり良いんだろうなあ。
「今の肛門の状態」
せっかくなので、鏡で今の肛門の状態を観察してみました。
あらまびっくり、痔核が無くなっていました! いつ無くなったんだろう? 小さくなっても残っていたのに… ウォシュレット生活になったから自然治癒したのかな?
綺麗になった肛門、お見せ出来なくて残念です!(冗談です!)
「ハチアレルギー」
かなり以前から、「ハチに刺されると、アナフィラキシーショックで死に至る場合がある」というのは知っていました。
私は山登り、山歩きに行くことがあるので、ハチに遭遇する機会は多いと思います。以前から、このハチとアナフィラキシーショックについて、気になっていました。
「ミツバチ」
私は小学生の頃、北九州市八幡西区に住んでいました。田舎というよりは住宅地のイメーに近い所ですが、昭和40~50年台の頃にて、また造成工事等も多く行われ、空き地等もあり、雑草が多かったためか、ミツバチを良く見かけたように記憶しています。
周りには、ミツバチに刺された事がある友達はたくさんいましたが、私は刺されたことはありませんでした。元々臆病な性格なので、積極的にハチを捕まえようとしていなかったためだと思います。
まあ、ミツバチに刺されても「痛いなあ」程度の話なのですが。
そう言えば、最近はミツバチが飛んでいるのを見かけるのも殆ど無くなったような気がする…
「アシナガバチ」
小学生の頃、アシナガバチも良く見かけました。小学生の頃の友達で、アシナガバチに刺されたという強者もいました。というか、アシナガバチに刺される=巣を攻撃して刺されたのが殆どなので… 私はハチが怖かったので、巣に近寄るのもイヤでしたね…
アシナガバチは今でも良く見かけます。会社の建屋に巣を作っていることがあり、従業員が刺される等の被害にあると困るので、殺虫剤で巣ごと駆除したことも数回あります。この時は刺される等の被害はありませんでした。
「最凶 スズメバチ!」
もう、こいつら別格ですよね!
アシナガバチは巣も小さく、巣の周りに飛んでいるハチの数も数匹程度なのですが、スズメバチはもう巣なんかに近付いたらシャレにならない…
それに、スズメバチは他のハチに比べて圧倒的に飛翔能力、攻撃力が高く、性格も獰猛です。まあ巣に近付かない限りは攻撃して来ないようですが…
「スズメバチに刺された経験」
人間、強烈な記憶はそれなりに定着していますね…
私がスズメバチに刺されたのは、確か30歳前後だったと思います。もう20年以上前の話となります。
北九州市小倉南区に菅生の滝という場所があります。この滝を見に行った帰り、遊歩道を歩いていて、いきなり背中に2発、激痛が走りました!
もう突然の事で驚きました! 後ろから襲うなんてなんて卑怯な!
運悪く、近くに巣があったのだと思います。
2匹ほぼ同時に刺されるとは…
刺されてしばらくすると痛くなります。かなり痛いです。
その後の事は正確には覚えていないのですが、病院には行きませんでした。確か薬局で薬を買って、塗って我慢していたように思います。
昼間に刺され、夜寝る時には痛みはだいぶ引いていたように思います。ただその間の痛みは結構辛かったなあ。もう我慢しかないですよね…
「次刺されたら…」
多分、スズメバチに刺された直後は、アナフィラキシーの事とか、あまり知らなかったのだろうと思います。その後、ニュースやネットの記事でアナフィラキシーショックで死ぬ場合がある等の事を知るようになり、「あれっ? 自分もハチに刺されているから、それも2匹同時に刺されているから、次刺されたら、抗体持っていたらやばいのかな?」と考えるようになりました。
でも、考えていただけで、病院まで行って検査しようとまでは思っていませんでした…
「エピペン」
テレビのドラマか何かで、食物アレルギーの人が太ももに自分で注射する場面を見たことがあります。アナフィラキシー対策の薬と思われ、「そういうのがあるんだ!」と知りました。
そこでネットで調べてみたら、「エピペン」という薬があり、アナフィラキシー発症時に自己注射するものと知りました。
自分がもし、ハチアレルギーの抗体を持っている場合、この薬を持っていれば安心だなあと考えるようになりました。
そこで、ハチアレルギーについて調べてみることにしました。
「病院での検査」
現在、別の理由で内科に定期的に通っています(薬をもらいに行くだけなのですが… この話はまた別の記事で説明します)。
薬をもらいに内科に行くのであれば、ついでにハチアレルギーの検査をしておこうと考え、受付の方に検査について聞いてみました。
ということで、検査を申し込み、採血してもらいました。
「検査結果」
アナフィラキシーについて、それほど深くは考えていなかったのですが、いざ検査結果を聞く段階になり、「もし抗体持っていたらイヤだなあ…」と、ちょっとドキドキしていました。もしそうなら、エピペンを処方してもらわないとなあ とか考えていました。
先生に検査結果の説明を受けましたが、「陰性」でした。いや~良かったなあ… ひとまずは安心です。
(抗体が検出限界以下)
もし、抗体を持っていた場合、世の中で一番怖い存在がハチになっていたんだと思うぞ、少しゾッとします。
それでも、山登りに行って一番怖いのは、やはりスズメバチです。
「ちょっと嬉しい」
ハチアレルギーの抗体を持っているのが、病気なのかどうかは分かりませんが、問題が無かった事は、ちょっと嬉しいですね! 自分の身体に起きた、些細な不具合をブログのネタにしていますが、不具合が無いことが、やっぱり一番だな。
「お腹が弱い」
私は幼いころよりお腹が弱く、幼稚園や小学校の頃は、腹痛で学校を休むことも多々ありました。さすがに会社を休むことは無くなりましたが、未だに下痢しやすいのは変わりません…
なので、お腹が弱い事に起因する残念なエピソードも幾つかありまして…
この辺も含めて、お腹が弱い事について書いてみます。
「おかゆ」
幼少の頃、よくお腹が痛くなりました。恐らく大半は食べ物が原因だったのだろうと思います。いわゆるお腹をこわした状態ですね。
すると、母親がおかゆを作ります。消化の良い食べ物でないと、お腹が治らないから。
私、このおかゆが嫌いで… 当時はそれほどでもなかったと思うのですが、お腹をこわすとおかゆを食べされられた幼児体験からか、今は絶対におかゆを食べません。嫌いなんですね…
「お腹をこわした時の食べ物」
幼少の頃、おなかをこわすと、消化の良い食べ物を母親が準備します。前述のおかゆもそうですが、おかゆだけではおかずが無いので、他には薄味の煮魚だったり、薄味の芋の煮物だったり、味付けの薄い卵焼きだったり、あとは湯豆腐もあったかな、まあ殆ど修行僧が食べるような食べ物を出されます。まあ仕方ないのですが… あとは素うどん、味付け無しの食パンも覚えています。食べられないものは、肉類、甘いもの(甘い味付けのもの)、油もの等、消化の悪いものは食べさせてもらえませんでした…
「結婚して驚いたこと!」
結婚して驚いたのは、家内は下痢をしたことが無いらしい… そんなヤツがおるとは思わなんだ… 誰でもお腹をこわす、お腹が緩くなるのは万人の現象だと理解していたら、そーでもないのね… お腹をこわさない人もけっこういるんだろうなあ…
家内はお腹をこわしたことが無いから、子供がお腹をこわした時に、何を食べさせたら良いか、何を食べさせたらダメなのかが分からないんですね~ やっぱ経験値は大事なんだと。
「お腹をこわす原因」
基本、空腹時に食べるものに注意が必要です。
幼少の頃は、3時のおやつ等で、すきっ腹に冷えたスイカなんか食べると、食べてしばらくすると、お腹が緩くなりました。
同様に、お腹がすいている時に、シロップたっぷりのかき氷なんか食べたら、もう確実でしたね…
甘いもの、冷たいものはダメですね。特に空腹時に食べると、効果てきめんでした。
ごはんを食べた後に食べる場合は、大丈夫でした。
つまり、「空腹」+「甘いもの」、「空腹」+「冷たいもの」はダメなのです。
だから、今でもスイカはあまり食べないですね… 食後に少し食べるくらい。
「おもらし経験…」
それは小学生の頃の出来事、確か4年生か5年生くらいだったと思います。学校までの道のりは片道1km以上で、校区の中では最も遠い所から通っていました。ある日の学校帰り、恐らくお腹がゆるくなったのだろうと思います… 結局我慢できずに漏らしてしまい… 草むらで半ズボン脱いで、糞まみれのパンツを脱ぎ棄て、短パンだけ履いて、家に急いで帰ったような記憶があります。たまたまその日は一人で帰っていたので、誰にも見られていなかったのか、見られていたのか… うちの母親はパンツに名前を書いていたので… パンツが見つかってバレないか、ずっとひやひやしていたのを未だに覚えている…
「駄菓子は食べていました」
小学校も高学年になると、駄菓子屋には良く行っていました。
私の小学生の頃は、駄菓子屋が普通にありましたので。考えてみたら、駄菓子でお腹をこわした記憶はあまり無いような… すきっ腹に食べているはずですが、恐らく、量が少ないのと、それほど甘いものが無かったのかも知れません。
あっ、でも串に刺したタレのついたようなイカは食べませんでした。何でなんでしょうね? 今なら喜んで食べるのですが、当時はイカが苦手だったのかも。
「お菓子はおあずけでした…」
幼少の頃、お腹をこわすと、食事は修行僧のような食事になりましたが、お菓子もしばらく食べさせてもらえませんでした。これが辛かったですね…
かわいそうと思ったのか、母親が、ほんの少しだけ甘くしたくず湯を作ってくれたことがありますが… あまり美味しくは無かったなあ… やっぱ甘くないとお菓子じゃないし、美味いのは砂糖だよな!
「全然関係無いけど、福岡のおやつの定番」
私は小学生の頃まで北九州に住んでいましたが、子供のおやつの定番は?
・フレンチパピロ
・黒棒
・丸ぼうろ
この3つが定番でした。スナック菓子はもちろんありますが、地場のお菓子の定番が、この3つでしたね。チロルチョコは贅沢品でしたね。
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「今でもお腹が弱い」
今でもお腹が弱く、よく下痢をします。まあ一過性なので、すぐに治ります。先にお腹が痛くなる、あるいはグルグルと鳴って、「来たなあ」と思い、トイレでしばししゃがんで、場合によっては数回しゃがんで、腹痛が去ってそれで終わりという。長時間引きずることは、ほとんど無く、昔よりはマシになったかなと思います。
今は、下痢の原因はお酒ですね! 缶ビール2本程度なら特に問題無いのですが、氷で割った飲み物(焼酎とか梅酒)だと、お腹が冷えるのが原因と思われ、翌日はだいたいお腹が緩くなります。なので、翌日出かける予定の時は、お腹が冷えるような飲み物は控えるようにはしています。
「そうは言っても…」
そうは言っても、予期しない腹痛―下痢に襲われることが年に1・2回くらいあるように思います。私は徒歩通勤なのですが、朝の通勤途中に腹痛が来て… 漏れそうになったことが何度もあります。今まで一度も漏らしたことは無いのですが、これは本当にたまたま運が良いだけで… 何とか駅のトイレや会社にギリギリかけこんでセーフというのが、過去何十回とありますね… いざという場合は… 「漏らしてしまえ~ そして家に帰るしかない」という覚悟はしています。
「東京は恐ろしい…」
まあ、幼少よりお腹をこわしやすいという体質ゆえ、腹痛や下痢にまつわる失敗談も幾つかあります。
一番恐怖だったのは、やはり通勤時間帯の東京。
学生の頃、就職活動で東京にも数回行きました。それまで東京には行ったことが無く、右も左も分からない状態でした。安いホテルに泊まり、面接の時間のかなり前から出かけましたが、緊張のためかお腹が緩くなり… なにが恐ろしいって、人が多くて、トイレも大の方は人が並んでる… マジか! 慣れないスーツ、漏らしたら終わりだ~ とか思いながら、冷や汗だして自分の番をひたすら待つ身の辛い事! この時も漏らす事なく間に合いましたが… 東京は恐ろしい… トイレに紙は無いんですね… 今なら出張にも慣れているので、紙は必ず持っていますが(というか、この時の経験以降、紙だけは持つようにしたのだが…)、紙が無いぞ~ どうしよう…
もう、どこかの冗談のような話で聞いた、「靴下で拭く」しかなく、泊りだったので替えの靴下があったので、やむを得ずこれで拭いて、靴下はゴミ箱に捨てました。
やはり田舎者には東京の環境は厳しいぞ!
さらに驚いたのが、東京の通勤電車にはトイレも無い!
九州なら、4両編成の1両には必ずトイレがあるのに!(当時の話です)
結局、その面接は不合格でしたね… まあ本気で東京進出を狙っていたわけではなく、記念受験みたいなものだったので、構わないのですが、それより靴下の方が思い出に残っています。
「お腹の薬」
幼少の頃より、お腹をこわすと「ビオフェルミン」を飲んでいます。50年以上生きていますが、通算何本、何錠のビオフェルミンを飲んだのだろうか?
(というかビオフェルミンは甘いので、小さいころ、口寂しい時に食べていた事もあるが…)
まあ、ビオフェルミンの売り上げには、ささやかながら貢献しているはずです。
ビオフェルミンを飲むのは、食後の方が良いような気がします。説明書にもそう書いてあります。
他に、「梅エキス」も飲む場合があります。梅エキスも整腸作用があるようです。まあ薬ではないのですが、幼少の頃は母親が梅を購入してきて、種を取り出して果肉部分をすりつぶし、煮詰めて作っていました。
今は薬局に売っています。梅エキスとビオフェルミンをWで服用すると、結構早くお腹の調子が戻るような気がします。
但し、腹痛が治らない、食あたりの疑いがある時は、やはり正露丸の出番でしょうね。
正露丸は昔、腸の動きを止めるから、食あたりの時は服用してはダメと言われていた事がありました。今でもそう書いてあるネット記事もあります。
正露丸は大昔からある薬で、効き目は実績があるのですが、作用機序が良く分かっていなかったようです。この「腸の動きを止める」という中傷に対し、正露丸のメーカー(大幸製薬)が研究を重ね、正露丸は腸の動きを止めない薬であると証明しています。
なので、やはりいざという時は正露丸の出番です。海外旅行へ持参する人も多いとか。
ありがたいことに、この最近は正露丸を飲む必要があるような腹痛には襲われたことが無く、助かっています。
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「腹巻を巻いていたなあ…」
そう言えば思い出したのですが、幼少の頃、お腹を冷やすとお腹をこわすとかで、冬場は腹巻を巻いていました。青と白の毛糸の腹巻。覚えていませんが、もしかしたら母親が作ったのかもしれません。さすがに中学生になる頃には使わなくなりましたが…
社会人になってからは、腰が冷えると風邪をひくので、冬場は風邪予防に腹巻を巻いています。でも、冷たい飲み物や食べ物ではお腹が冷えるけど、単純にお腹周りの気温が低いからって、お腹こわすのかなあ? どうなんだろう?
「大事なのは炭水化物です」
幼少のころはお腹が弱く、今でも下痢はしやすいですが、さすがに成長に伴い、ある程度は丈夫にはなっていると思います。
大人になり、体重が重くなった事に対し、何度かダイエットをしたことがあるのですが、ダイエット中は便秘になったり、便がまとまり難くなったりします。
それで気付いたのですが、快便のためには炭水化物が必要のようです。やはり炭水化物を主体とした食事の便が最もまとまっていて良い便のように思います。最近は炭水化物抜きダイエットが流行っています。減量のために炭水化物を抜くのは理論的には理に適っているようですが、快便のためには、ある程度の炭水化物は必要だろうなと思います。
「低音障害型感音難聴4」
ステロイド剤の投与でも、聴力以外の諸症状は治まらず… 病気と闘うには、まず相手を知る事と思い、この病気について調べ、治療薬として、漢方薬に可能性がある記事を見つけました。これを読み、私も漢方薬に一縷の望みをかけてみようと考えました。
「耳鼻科受診(9回目)」
9回目の耳鼻科受診。前回の投薬が1週間分だったので、1週間後に受診しました。
この日で、最初に発症してから、193日が経過していました。
ステロイド剤の投与にも関わらず、反響音、詰まり感、右耳の方が音が低く聞こえる症状が未だ残っている旨、先生に説明しました。
診察は、もうお決まりの耳内部の観察と聴力検査… 聴力検査の結果は異常がありませんでした。
長期間の投薬にも関わらず、症状が回復しない事より、「漢方薬を試してみたいのだが」と聞いてみました。
先生曰く「例えば、どんな薬がありますか?」とのこと。そんな質問が来るとは思わず… こちらも薬の名前までは正確に覚えておらず、「五苓散だったかと、あと柴苓湯とか何かがあったような…」と答えると、先生はボソボソと「今処方している薬と、効能は似ているので…」等。
時点で聴力は問題ありませんでしたが、以外の症状があり、今までと同じ薬を2週間分、継続して処方されることとなりました。先生曰く、漢方も今の処方も効能は同じだと言いたいのだろうと思いました。
「処方箋の内容(この間ずっと同じです) 2週間分」
「この間の経過」
- D(発症日)+206日目:反響音はかなり少なくなる、右耳の方が音が低く聞こえる症状も軽減したような気がする
「耳鼻科受診(10回目)・処方箋」
いよいよ、耳鼻科の受診も10回目を数えてしまいました… 冗談抜きに、病院代と薬代、バカにならない…
診察にて、いつもの通り、耳内部の観察と聴力検査。聴力検査結果は異常無し。その後の診察にて、「症状は残り、右耳の方が音が低く聞こえる症状のみとなったが… これも軽減はしているが、完全ではない。」との説明をしました。
先生曰く「どうするか?」とのことにて、今回は完全に症状が消失するまでは治療(投薬)は続けたいと説明しました。
結局、同じ薬を再度2週間処方されました…
(処方箋の内容)
「この2週間の経過」
- D+212日目:右耳の方が音が低く聞こえる症状は未だ少し残っている、この日は少し痛みがある
- D+219日目:右耳の方が音が低く聞こえる症状は、殆ど差が無くなったような気がする
- D+224日目:朝、なんとなく右耳が詰まったような感じ、痛みもわずかにあるが… いずれも気のせいかも知れない… 明確な症状ではない
- 愁訴症状は殆どなくなったように思います。
「この耳鼻科の先生について」
- どこまで医者に期待するか? どこまでを医者に求めるか? という話なのかも知れませんが…
- 最初に受診した耳鼻科の診断が不安だったので、別の所を探し、通っているこの耳鼻科の先生は、評判が良いのが分かるというか、話ぶりも丁寧だし話も聞くし、つまりはコミュニケーションがちゃんと取れる。これって、当たり前の事なのですが、それが普通に出来る医者の方が珍しいような…
- ただ、治療方針が明確では無かったように思います。こちらの意向を聞くような場面も2回あり… この病気自体が治療法が確立していない事もあるので、責める気はないのですが。
- 1つ残念だったのが、漢方薬について選択する気が全くなかった事。「どんな漢方薬があるのか?」こちらに聞いてくる始末… 内科的治療の場合、現在投与している薬の効き目が無く、他に有効な選択薬も無い場合、漢方は第三の選択薬として、試してみる価値はあるはずなのだが…
- この先生、コミニュケーションは取れるのですが、本当に患者の気持ちになって考えてくれているかどうか? という点では、何とも言えないというか、そこまでの熱心さは感じられませんでした。
「さて、どうする?」
最初は、2週間分処方された薬が切れる2週間後に耳鼻科に行き、次こそ漢方薬を処方してもらう相談をしようと思っていました。漢方薬は市販でも購入可能ですが、処方してもらった方が保険適用で薬代も安いだろうと考えたからです。
でも、診察代はかかるし、漢方薬の処方に否定的だった場合の説明も面倒です。また、こちらとしては数か月分の処方を希望していますが、2週間分等であれば、わざわざ病院に処方してもらわなくても、市販薬を購入した方が早い。
なにより、こちらからお願いして薬を処方してもらうのも、違うような気がしてきたので、病院に行くのを止め、自分で市販薬を購入して、試してみるようにしました。
「投薬の考え方の整理」
- 耳鼻科で処方されていた薬の主なものは、「イソバイドS」、「メコバラミン」、「アデボスコーワ」です。この薬の効き目の評価なのですが、恐らく程度の比較的重い症状には効くのだと思います。⇒ 聴力異常(低音側が聞こえ辛い)、耳が聞こえにくい 等
- 但し、聴力異常を伴わない、比較的軽微な症状には、あまり効かないと思います(右耳の方が音が低く聞こえる症状、軽い痛み、軽い詰まり感、反響して聞こえる)。最初に発症した際、25日目で投薬を止めて様子を見ることとなったのですが、その際、これらの症状は治まっていたわけではなく、投薬終了後もしばらくは症状が続いていました。
- その後、時間の経過と共に症状は治まってきました。つまりは自然治癒です。(最終的に、右耳の方が音が低く聞こえる症状だけは残っていましたが…)
- 今回は、症状が殆ど回復していますが、それは薬を飲み続けたからではなく、やはり自然治癒なのではないか? とも考えられます。
- 但し、いずれにしろ、この殆ど症状が無くなった状態から、数カ月間続けて何らかの薬を服用し続ける事が肝要なのではないか? と私自身は考えています。その薬として、いわゆる愁訴症状に対し効果が期待できる、また副作用の比較的少ない漢方は、うってつけの薬ではないかと思うのです。
「さて、何を選択するか?」
先に調べた漢方薬の中で、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を飲んでみることとしました。理由は、①効果が記載されている論文があったこと、②薬価が一番安い(長期間服用してみたいので)、③タイムリーにネットの広告で目に留まったから この3点です。最初は薬局で購入しようと思いましたが、近くのドラッグストアはカードが使えないので、通販で買いました。
とりあえず、しばらく飲み続けてみます。その後の状態については、再度ご報告させて頂きます。
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「低音障害型感音難聴3」
ステロイドの投与によっても症状が回復せず、ネットで調べても、2~3割の患者は完治しないと書かれてある記事もあり…「これはもう治らないのではないか?」と考えるようになりました。しかし… しかしまだ、諦めるのは早いぞ!
自分でもこの病気についてもっと情報を集めて、まず敵をしった上で、どうすべきなのか? 検討することとしました。
- 「低音障害型感音難聴(ALHL)について」
- 「一般的な症状」
- 「病気に至る原因」
- 「原因と治療」
- 「経過」
- 「漢方薬しかなさそうだ」
- 「柴苓湯(さいれいとう)」
- 「五苓散(ごれいさん)」
- 「人参栄養湯(にんじんえいようとう)」
- 「半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)」
- 「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」
- 「耳鼻科処方箋の薬価」
- 「治癒の判断が違うのではないか?」
- 「次回の耳鼻科受診に際し」
~ この病気について、ネットで調べた情報です ~
「低音障害型感音難聴(ALHL)について」
30代~40代の女性に多いと言われている。他方、50代、60代の発症も増えていると書いているサイトもある。女性の発症率が多いが、男性も2~3割発症しており、女性に顕著というわけでもない。
「一般的な症状」
- 耳に水が入ったような感じ
- 音が響いて聞こえる
- 低い音の耳鳴りがする
- つまり感がある
- めまいは伴わない
- 片耳のことも、両耳のこともある
- 再発を繰り返す ⇒ 突発性難聴は片耳のみで起こり、一度起こった側での再発は無いと言われている
「病気に至る原因」
睡眠不足、ストレス、疲労等が原因で起こると言われている。
「原因と治療」
大まかに、以下のいずれかの原因が考えられる
- 内耳(蝸牛)のリンパ液の流れが滞る ⇒ ステロイド剤が効果を発揮する(プレドニン等)、リンパ液を排泄する薬として利尿剤(イソバイド等)もよく用いられる
- 内耳(蝸牛)の血液の流れが悪くなる ⇒ 血流の流れを良くする薬が有効、有酸素運動も効果がある
- この病気の起こる仕組み、原因ははっきりとはしていない。
- 治療法も確立していない…
「経過」
リンパ液の流れが滞っている場合、~14日程度で治ることが多い。血流の流れが悪くなっている場合は、1~2か月等、比較的長い期間が必要。1年以上治らなくても、ある漢方薬で完全に治った例もある。
経過の途中でめまいが出てきた場合には、メニエール病という内耳の慢性病の初期のことがある。
この病気は再発する可能性のある病気だが、症状無しに進行することはなく、必ず症状が現れるので、症状が出てくればすぐに耳鼻科を受診すること。
基本的には経過良好な疾患と言われていたが、再発を繰り返す病気になる場合があり、長い経過で見ると、必ずしも治りやすい病気ではない。
自然治癒もあるが、完治するのは6~7割と言われている。
「漢方薬しかなさそうだ」
ステロイド剤の投与でも症状は回復せず、利尿剤等の効果も薄く、結局慢性症状的な状態になっているような気がしています。
いわゆる、「明確に症状があるわけではないが、なんとなくすっきりしない」症状に対しては、漢方薬の方が期待出来るように思いました。「漢方薬で完治した例もある」との記載もあり、このため、漢方薬について調べてみることにしました。
「柴苓湯(さいれいとう)」
- イソソルビド(商品名:イソバイド):利尿剤 このイソソルビドと柴苓湯を比較投与した結果、柴苓湯はイソソルビドと同様に有効というレポートがありました。
- 「漢方では、私たちの体は「気・血・水」の3つの要素が体内をうまく巡ることによって、健康が維持されていて、これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。 「水(すい)」:血液以外の体液全般に相当し、水分代謝や免疫システムなどに係わっているものとされています。」ツムラHPより
- ツムラ医療用漢方製剤 製品番号:114
- 通販で販売されている漢方は、クラシエのものが多いのですが、クラシエの柴苓湯は通販では見当たらず、購入可能品の選択肢が少ないようです。
- 通販では、小太郎漢方製薬 という会社の商品がありました。価格が高く、1か月分で10,000円を超えています。
「五苓散(ごれいさん)」
- 五苓散はリンパ液を溜まりすぎないように体を整える働きのある漢方薬とのこと。これも柴苓湯と同様、イソソルビド(利尿剤)の代わりに用いられる場合があるようです。
- クラシエの五苓散 Amazonにて、15日分3,398円、1か月分(2個)で6,180円となっています。
- ツムラ医療用漢方製剤 製品番号:017
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「人参栄養湯(にんじんえいようとう)」
- 人参栄養湯は血流改善に効果を発揮することがあると書かれてあります。
- 真生会富山病院 耳鼻咽喉科の方が書かれた論文がネットにあります。「急性低音障害型感音難聴は各種薬物治療に反応しない難治例が1~2割存在する。これら難治例に対し、人参栄養湯と五苓散を単独で投与、効果を検討した結果、人参栄養湯は五苓散よりも有意に効果を発揮した。」と書かれてあります。
- ツムラ医療用漢方製剤 製品番号:032
- Amazon サンドラックe-shopにて、15日分2,730円(+配送料)。2箱30日分の場合は送料無料となります。30日分で5,460円
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「半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)」
- めまいや頭痛を改善するのに用いられます。栃木県の個人病院のHPに、この漢方薬名が記載されています。
- ツムラ医療用漢方製剤 製品番号:037
- これも、Amazon等の通販サイトでは、クラシエの商品が販売されていません。三和生薬という会社の商品が、45包(15日分)で3,030円(送料別)で販売されています。
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「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」
- ツムラ医療用漢方製剤 製品番号:023
- 私のPCはHPをヤフーにしていますが、たまたま宣伝の欄に、アサヒカルピスウエルネスショップの漢方としてこの薬が出ていました。曰く「耳鳴り、めまい、たちくらみに」との効能で宣伝されていました。
- そこで、この“当帰芍薬散”と“低音障害型感音難聴”を検索してみると、いくつかの記事や論文が出ていました。低音障害型感音難聴にも効果があるようです。
- アサヒの漢方 当帰芍薬散エキス錠 30日分 5,500円 ⇒ 効能を謳い宣伝しているものは、比較的値段が高く、調べてみると別会社の同じものが安く買える場合が多い。
- 楽天 サンドラッグe-shop では、クラシエの当帰芍薬散、180錠(15日分)で1,508円にて、1か月分では3,016円となる。但し送料が412円かかる。税込み3,122円以上で送料無料となる。送料を別にすれば、1か月分で凡そ3,000円となる。
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他にもいろんな漢方薬があるようですが、それなりに説明が付されているものとしては、これらの漢方薬がありました。
~ 調べた結果から思ったこと ~
「耳鼻科処方箋の薬価」
耳鼻科で最も多く処方されたのは、この3種類です。
- イソバイトS:内耳の血管条、内リンパ嚢、内リンパ管に作用して内リンパ圧を降下させる
- メコバラミン:傷ついた末梢神経を修復してしびれ、痛みなどを改善、末梢性神経障害の治療に用いられる
- アデボスコーワ:血管拡張作用により血流を増加・メニエール病および内耳障害に基づくめまいの治療用いられる
- この薬代が14日分で2,840円となります。28日分(≒1か月分)では、5,680円 これって、保険適応でこの値段なので、保険適応外だと3倍くらいの値段がするはずです。高いなあ…
「治癒の判断が違うのではないか?」
私の右耳の症状は、以下になります。
- 水が入ったような感じ(これは最初の頃だけの症状です。起床時の短時間だけ、水が入ったような感覚がありました)
- 反響音 音が反響して聞こえる
- 右耳の方が音が低く聞こえる(受話器の呼び出し音 会話音声で分かる)
- 痛み
- 詰まり感
- 聞こえ辛い
- (聴力検査にて)右耳の低音側の聞こえが悪い
ただ、漢方薬なり治療なりに関するサイトを見ていて、殆どのサイトは、聴力検査結果を治癒の判断としているものが多いようです。というか、聴力検査以外の症状について、回復云々の事が書かれている記事が殆ど無いのです。
あくまでも感覚的ですが、私自身の症状について、
・右耳の方が音が低く聞こえる < ・詰まり感 ・痛み < ・反響音 < ・聞こえ辛い となっており、聴力検査は反響音の自覚症状があるときに異常があるような気がします。
つまり症状がある程度重くなると聴力検査で異常が出るという具合。
聴力検査で異常が無くても、比較的軽い症状、“音が低く聞こえる”、“詰まり感や痛み”があるのであれば、症状がそこにある=完治していないと判断すべきなのでは? と思うのですが、病院の診察でもネットの記事でも、聴力検査結果のみを注視しているような感じがします。これが間違いなのではないか? と思うのです。なぜなら、この病気は治りにくく、原因も不明確で治療法も確立していないから。聴力検査結果はデータであり数字であり、評価しやすいのは確かですが、以外の症状、いわゆる愁訴(しゅうそ:患者の自覚的訴えのこと)にも着目した治療とする必要があるのではないか? と治療を受けていて痛切に感じます。
「次回の耳鼻科受診に際し」
漢方薬の処方を打診してみようと思います。
「低音障害型感音難聴(その2)」
この病気を発症して、病状がだいぶ落ち着いたので、発症後1か月で投薬を止め、様子を見ていました。4ヵ月後には顕著な症状は無くなっていましたが、唯一、右耳の方が若干音が低く聞こえる症状だけは残っていました。
- 「右耳の方が音が低く聞こえる」
- 「再発…」
- 「耳鼻科受診(5回目)」
- 「処方箋の内容」
- 「大失敗でした…」
- 「この間の経過」
- 「耳鼻科受診(6回目)・処方箋」
- 「この間の経過 症状変わらず…」
- 「耳鼻科受診(7回目)」
- 「処方箋」
- 「耳鼻科受診(8回目)・処方箋」
- 「ステロイド剤も効かず…」
「右耳の方が音が低く聞こえる」
4か月頃には、自覚症状は殆ど無くなっていました。右耳の方が音が低く聞こえる状態についても、普段は全く気付きません。
これは、会社の固定電話で電話を掛ける際、受話器を耳に当てていて、相手を呼び出すベル音が低く聞こえる事で気付きます。右耳と左耳の両方に受話器を当てて比較すると、「ああ、右の方が音が低いな」と分かります。
症状が顕著な時は、もう受話器を当てて呼び出しベル音がすると、すぐに音の低さが分かりましたが、症状が軽くなると、明確には分からなくなり、左右で比較すると差が分かる程度でした。
ただ、そうは言っても、もともとは左右の耳の聞こえの差は全くありませんでしたので、この病気の影響であることは間違い無いだろうと思っていました。
「再発…」
(以後、最初の発症日をD=0として、経過日数をD+〇日で表記します)
- D+133日:数日前より右耳の聞こえがおかしいと感じていました。また、朝、耳が軽く詰まったような感じもありました。朝出社後、また右耳の方に反響音が聞こえるようになりました… 再発したのか… 夕方には反響音がひどくなりました… この時はすぐには病院には行きませんでした。コロナの影響等もあり、多忙だったからです。
- D+135日:右耳、顕著な異常無し
- D+137日:右耳、反響音あり ⇒ 反響音は、朝起きてテレビを見ている時に気付くことが多いです
- D+140日:病院を再受診しました。再発して1週間後に病院を受診したことになります。
「耳鼻科受診(5回目)」
- 耳鼻科に行きました。「再発しました!」と説明すると、お決まりの聴力検査へ。
- 聴力検査の結果、若干ですが右耳の低音の聞こえが悪いという結果でした。
- とりあえず、前回と同じ処方箋が2週間分、出されることとなりました。
- (症状とは何の関係も無いのですが、左耳の耳垢が溜まっており、掃除されました… 看護婦さんに「掃除して下さいね」と言われました… 綿棒で取っているのですが…)
「処方箋の内容」
- イソバイトS:内耳の血管条、内リンパ嚢、内リンパ管に作用して内リンパ圧を降下させる
- メコバラミン:傷ついた末梢神経を修復してしびれ、痛みなどを改善、末梢性神経障害の治療に用いられる
- アデボスコーワ:血管拡張作用により血流を増加・メニエール病および内耳障害に基づくめまいの治療用いられる
- 毎食後に服用、2週間分。しかしこのイソバイト(シロップ状)。相変わらず不味い… おまけに一気に飲もうとしてノドに引っ掛けてむせてしまい… 息が苦しい… ちびちび飲むしかなさそうだ…
「大失敗でした…」
発症後18日目に病院を受診し、聴力検査の結果異常が無かったため、投薬を中止し様子を見るという判断となっています。薬は時点で1週間分残っていたので、発症後25日目までは薬を服用、以後は薬を服用していない。
しかし、聴力検査の結果は異常が無くても、症状としては時点で①右耳の方が音が低く聞こえる、②(軽微な)反響音、③軽い痛み は残っていたのです。この後、右耳の方が音が低く聞こえる症状以外は消失しましたが、この音が低く聞こえるという症状だけは、ずっと残っていました。つまり、これらの症状があることは無視して、聴力検査の結果を以って投薬を中止してしまったのです。
これが大失敗だと思います。全ての症状が消失するまで、投薬を止めるべきではなかったのではないか?
「この間の経過」
- D+143日目:右耳 反響音がする
- D+145日目:右耳 若干聞こえ辛くなる
- D+147~158日:右耳 反響音治らず… 薬はこの日で切れた
- D+169日目:耳鼻科受診
- (薬が切れて耳鼻科を受診するまでに11日間空いている。この理由が思い出せない… 何か理由があるはずなのだが… コロナ禍の真っ最中だったが…)
「耳鼻科受診(6回目)・処方箋」
最初に発症して169日目、6回目の耳鼻科受診です。
この日も耳の穴の中を観察した後、お決まりの聴力検査です。ただ今回は今までと異なり、通常の聴力検査の後、骨伝導での聴力検査を実施しました。
結果、右耳の低音の聞こえが悪いという結果でした…
とりあえず、今回は従来と同じ薬を2週間分投薬し、効かなければ、次は効き目の強いステロイド剤を投薬するとの先生の説明でした。
「処方箋(前回と同じです)」
「この間の経過 症状変わらず…」
あまり変わり映えの無い、症状の記録です。
- D+175日目:受話器の音、右耳の方が低く聞こえる
- D+178日目:この日、症状が比較的重い と記録している
- D+179-180日目:少し痛む時がある
- D+181日目:右耳わずかに詰まり感あり
- D+176~181日目:右耳反響音あり
「耳鼻科受診(7回目)」
診察室に呼ばれ、症状が回復していない旨、先生に説明しました。
とりあえず、耳の中の観察と、聴力検査の定番コースです。
この聴力検査、ホント、微妙な音なので、「聞こえたと思った時に反応する」、「確実に聞こえたと判断できた時点で反応する」 この辺の反応差により若干検査結果へ影響が出そうな気がするのは私だけだろうか?
まあ、その辺は誤差範囲ということにして…
結果は、前回よりは回復しており、右耳の低音側の聞こえがわずかに悪いという結果でした。
結局、症状が回復していないので、効き目の強いステロイドを処方してもらうことになりました。
このステロイド剤、B型肝炎ウイルスキャリアの場合、副作用としてウイルスが増殖する可能性があるとのことで、B型肝炎キャリア確認のため採血されました。
ステロイド剤は3日分処方され、薬が切れる3日後に、効き目の確認のため、再受診するように言われました。
「処方箋」
- ①イソバイトS、②メコバラミン、③アデボスコーワ
- プレドニン錠5mg:副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬)、抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患など多くの疾患・病態の治療に用いられる
- レバミピド錠100mg:胃薬 プレドニン錠から胃を保護するため
- 薬はステロイド剤の投薬期間に合わせ、全て3日分処方されました。
「耳鼻科受診(8回目)・処方箋」
この3日間の症状について先生に説明しました。
(受話器の音、右耳の方が低く聞こえる。わずかに痛みがある時がある。)
自分としてはステロイド剤では完治していないと思うと伝えました。
いつものように耳の中を観察後、、聴力検査を受けました。聴力については回復しているという結果でした。
またB型肝炎ウイルスについては陰性の結果でした。
引き続き、あと3日分のステロイド剤を投与し、それでステロイド剤投薬は終了するとのことでした。1週間後に経過観察のために受診するように言われました。
処方箋は前回と同じです。
「ステロイド剤も効かず…」
今回、ステロイド剤を計6日分処方され服用したのですが、聴力は回復しているものの、諸症状は治まらない状態でした。
- 右耳の方が低く聞こえる(受話器の音)
- 反響音がする(ひどくは無いが…)
- わずかに痛む時がある
- わずかに詰まり感がある
期待していたステロイド剤でも、諸症状は治まらない状況でした…
もう治らないのだろうか… 生活に支障は無いとはいえ、ストレスが原因というより、既にこの病気に関わっていることが軽くストレスになっている…
さて、どうしたものか…