「歯科矯正」
私は歯医者が大嫌いです。これは幼いころの経験がそうさせているのですが…
小学生の頃、歯の矯正で歯医者に通っていたことがあり、この経験を書いてみたいと思います。
「矯正歯科に行くきっかけ」
現在52歳の私が歯の矯正に歯医者に通っていたのは、もう40年以上前の話、古い話です。当然ながら記憶も曖昧ですが…
確か、歯の噛み合わせだったと思います。歯の噛み合わせ、前歯の部分は、上の歯と下の歯の先端同士で合わさり、少し上の歯が前側に出る感じなのが正常だと思います。
私の前歯は、上の歯が下の歯を隠すようになっており、先端で噛み合わない状態でした。これを見た母親が、「何か噛み合わせがおかしいような…」と思い、歯医者に連れて行ったのが、不幸の?(歯の矯正の)始まりでした…
「歯医者へ」
歯医者は母親の行きつけの歯医者に連れて行かれましたが、どうも私は下あごの発達が悪いのか遅いのか、要は下あごが小さいとのことで、歯の噛み合わせが悪いのだろうと。
そして、歯の矯正が必要になるだろうとのことだったと思います。
「恐怖の抜歯!」
今も昔も、抜糸の方法は同じです。歯茎に麻酔注射を打ち、麻酔が効いてきた所で、物理的に力ずくで歯を引っこ抜く!
ただ、大きく違っているのが、麻酔注射の針! 今の針は非常に細く、歯茎への挿入時の痛みが少なくなっています。(気付かなかったのですが、針を挿す前に、歯茎表面にも表皮用の麻酔を塗ってから、針を挿すようです。)
昔の針は太くて… これを歯茎に挿されると、もう痛くて痛くて…
何が痛いって、この麻酔注射が恐怖でした…
確か、下の前歯だったか、2本か4本(確か4本だったと思います)、まとめて抜かれた事があります。もう恐ろしかったですね… 二度と歯が生えてこないのではないかと…
ちなみに、抜歯したのは乳歯です。確か、乳歯を抜いて永久歯に早く生え変わらせることで、歯並びを良くする的なことだったのだろうと思います。
「矯正歯科へ」
その後、矯正歯科を紹介されました。ここがまた家から遠くて、確かバスを乗り継いで母親に連れられて行きました。
当時、矯正歯科も珍しく、とても患者が多くて、待合室に人がいっぱいだったのを覚えています。また、私の不安もいっぱいだったのだろうと…
そして、診察の結果、歯の矯正が必要だろうとの話になりました。すでに永久歯に生え変わっていた上の前歯の歯並びが悪かったからです。
当時も今も、歯の矯正については保険適用外です。そして、歯の矯正器具を作るのに、結構な金額がかかるようでした(当時で、確か7万円だったか(記憶不正確ですが…))。
母親は少し悩んだのかもしれませんが、結局、歯の矯正装置を作ってもらう事になり、次回受診した際に、歯型を取りました。
この歯型を取る型枠も、部分的ではなく全体の歯型を取るため、まず上あごの歯型、次に下あごの歯型を取ったのですが、口いっぱいの大きさの型枠をしばらく噛んでいないといけないのが、もうきつくてきつくて… これも強烈に記憶に残っています。
「歯の矯正器具」
まあ、分かりやすく言えば、ボクサーの方がされているマウスピースのようなものです。もう現存しないので、お見せ出来ないのが残念ですが…
透明なプラスチックのマウスピースがあり、ワイヤーが取り付けてあって、マウスピース部分を噛むとワイヤーが適度に歯を圧迫する状態になります。これを長時間噛んでおくことで、ワイヤー部分が歯並びを矯正していくという仕組みです。
この矯正器具、乾燥させると割れる場合があるとのことで、使わない時は、容器に入れた水に浸して置き、学校から帰ったら、これを咥えておく。寝る時も咥えて寝るという生活をしばらく続けていました。
これを咥えていると、息がし辛いという状態だったので、矯正歯科に行った際に、器具のプラスチック部分に空気穴を開ける改造をしてもらいました。
まあ、寝る時に咥えていても、朝起きたら枕元に転がっていましたね… まあそりゃそうだわい、一晩中咥えておくのなんて無理ですよね、口開けますもんね。
「結局どうなった?」
なんてったって、歯の矯正していたのは40年以上前の小学生の頃の話で、記憶も曖昧です。そう言えばあの矯正器具、その後どうなったの? 少し前にふと思い出し、母親に聞いてみたことがあります。母親曰く「矯正器具を噛んでいるのも辛そうだったので、途中で止めさせた」とのこと。効果のほどもわからず、長期間、長時間咥えていなければならないので、途中で、「もうしなくて良い」と当時の私に言ったのだと思います。
私は覚えていませんでしたが、いつの間にか矯正器具をしなくなっていたので、そういう事だったのだろうと理解しました。
結果的に私の歯並びは悪いままですが、さほど気にもならず。矯正を続けておけば良かったという後悔も全くなく。
ただ、矯正器具の代金はムダでしたが…
「歯の矯正の今と比べて」
直近の歯の矯正手法は分からないのですが、少し前までは、歯に直接ワイヤーを固定して矯正する方法になっていました。これは、矯正している間はどうしても見た目が悪いのですが、常時矯正しているので、効果は確実というか高いのだろうと思います。
幼い頃の私のように、矯正器具を咥えておく方法では、効果は限定的だろうと思います。歯にワイヤーを固定しているのを見た時に、その特異な外観にびっくりしましたが、他方で、そういう方法の方が確実に矯正出来て、身体的負担も少ないのを、羨ましいと思った記憶があります。
そういう意味でも、私が行っていた矯正器具を咥えるという方法は、とてもレトロな方法だったんだなあと思います。
「(今の矯正器具)」
レティーナと呼ばれるものがあるようで、上の歯の場合、上あごに装着するタイプのものがあるようです。これだと咥えておく必要がなく、楽だと思います。良いなあ… これだったら幼い私でも上手く矯正できた可能性があります。
「保険適応外という現実」
私の次男も歯並びが少し悪く、歯の矯正を勧められました。今も矯正歯科は専門の開業医が行うようです。
家内が話を聞いてきましたが、保険適応外なので、先払いで30万円以上の金額を払う必要があるとのこと。次男の歯並びは、それほどひどい状態でもなく、男なので、私は矯正しなくても良いのではないか? と伝えました。結局、矯正はしない事としました。
確かに歯並びは、人の顔、外観の印象を大きく左右するので、重要なものだと思います。どこで線引きするか? ですが、女性の場合で、一定以上の歯並びの悪さ等の場合は、保険適応としても良いのではないか? とも思います。
金額的にはハードルが高いのが現実にありますね。
「老視(老眼)」
老眼は、正確には老視と言うそうです。まあ、どちらでも良いのですが、老化現象なので病気ではないそうです。そりゃそうだ。でも、「視力が落ちてきたら眼科へ」 と言われることが多いので、老眼について、ちょっと書いてみます。
- 「老眼について」
- 「眼科受診」
- 「素敵な? 眼科」
- 「メガネを常用すると一気に加速する」
- 「もっと光を!」
- 「老眼鏡の度数」
- 「ハヅキルーペ」
- 「老眼鏡2枚重ね」
- 「老眼鏡」
- 「眼鏡の掛け方」
- 「すっかり老眼鏡に慣れた…」
「老眼について」
多くは40代後半に症状を自覚される方が多いようです。早い人では、30代半ばで症状を自覚される方、遅い方は60歳前後になって自覚される方もいるようです。
まあ、症状は説明するまでもなく、ピント調節機能の衰えにより、近くのものが見えづらくなる現象ですね。
私は自覚したのは40代の始めの頃です。但し、メガネを使い始めたのは、48歳前後だったと思います。
「眼科受診」
老眼で、わざわざ眼科なんか受診する必要は無いのですが、一応、他の病気の可能性が無い事を確認するため、もう1つは、眼科に殆ど行ったことが無かったので、行ってみようかと思い、受診してみました。
(その後、飛蚊症で何度も通うことになるが…)
病院では、視力検査をして、先生の診察(一応、目の状態を観察して)を受けました。当たり前ですが、「度数1の老眼ですね」とのことでした。
先生曰く、「65歳くらいまでは、メガネの度数がどんどん進むから、100円ショップのメガネで十分です。下手に遠近両用とか作っても、度が進む間は買い替えなければならないので、遠近両用は65歳くらいになってから作ったほうが良いですよ。」とのことでした。
「素敵な? 眼科」
この病院、確か私が受診した数年前に出来た新しい病院だったのですが、若い先生でした。広告宣伝もしていて、結構患者も多かったように思います。
そして、私は開院前に早めに病院に行ったのですが、診察開始時に、看護婦さんが並んで挨拶するという… おまけに看護婦さん若い人ばかりで… 制服もピンク色、確かスカートが気持ち短めだったような… こりゃ先生の完全なる趣向というか、メイド喫茶的な眼科でした。う~ん、病院にこの演出、必要かなあ… でも流行っているのなら、的外れではないのかも、しかし珍しいもの見れたなあ。
「メガネを常用すると一気に加速する」
老眼も最初の頃は、本や新聞等の字を読むとき限定でメガネを使う程度です。
元々視力が良い人は、メガネを通した視野とのギャップで、気持ち悪くなるので、なかなかメガネに慣れません。
メガネを通して遠くを見ると視野がボヤけるのが気持ち悪いのです。最初の頃は老眼鏡になかなか慣れませんでしたね…
ところが、パソコンのモニターの字が、老眼で読めなくなると、常時メガネを掛けるようになります。こうなると老眼鏡には慣れてしまうのですが、老眼鏡の度数も一気に上がります。もう小さな字が全く見えなくなります。周りが暗いと、さらに見えないですね。
事務職の方は、パソコンの文字が見えづらくなる時点が老眼鏡デビューだと思います。
「もっと光を!」
それはそうと、老眼になると近くが見えないのは当たり前なのですが、夕方頃になって周りが暗くなると、見えていたものも見えなくなる。あれって何なんでしょうね? 視力が明るさに大きく影響されるようになるんですよね…
「老眼鏡の度数」
私は元々視力は良い方で、今でも1.5ほどあります。昔は、眼前5~10cmくらいでもピントが合っていました。つまりカメラで言う所の、5cm~無限大まで、目のピントが合っていたということです。ところが、老眼となった今は、およそ80cm~無限大となっています… いやはや悲しい…
それは置いておいて、老眼鏡を常用する場合でも、度数のきついメガネだと気持ち悪くなるので、パソコンのモニターが問題無く見れる範囲の、最低限の度数のメガネを常用しています。実際の老眼の度数は2.0くらいなのですが、常用するのは未だに1.0の老眼鏡です。これだと細かな文字は見えませんが、最も広範囲に見える(度数の低い老眼鏡が)最も常用しやすいようです。これは老眼鏡を掛けている殆どの人は、同じような選択をされていると思います。
「ハヅキルーペ」
世間では、ハヅキルーペが売れているようです。私は老眼鏡との違いが、未だに分かりませんが…
ただこのハヅキルーペ、実際にどう使うかと言うと、上記のように常用する老眼鏡は若干度数の低めのものを使います。これだと、細かな文字や小さなものは見えないのです。なので、細かなものを見るためには、①度数の強い老眼鏡にかけ替えて見る、②老眼鏡の上からハヅキルーペ等を掛けてみる いずれかの方法が必要となります。
ハヅキルーペを使用されている方は、恐らく②のように、老眼鏡の上からかけて使われる方が多いのだろうと思います。
ハヅキルーペは高価で(1万円くらいします)、100円の老眼鏡を常用している私には手が出ませんが、数百円でハヅキルーペっぽいメガネが売られていますので、私もこの安価なものは持っており、微細な観察にはこれを使っています。
「老眼鏡2枚重ね」
さて、そのハヅキルーペの使い方(老眼鏡の上から着用)なのですが、老眼鏡とハヅキルーペの違いが分からない私は、「もしかして、老眼鏡を2つ装着しても、同じように細かいものが見えるのでは?」と思い、やってみたら、ハヅキルーペと同じように見えました! つまり、ハヅキルーペでなくても、老眼鏡の少し度の強いものを重ねて着用すると、問題無く細かなものが見えます!
なーんだ! じゃあハヅキルーペいらないなあ。
「老眼鏡」
今は老眼鏡が100円で買える時代です。100円でも何ら問題無く使えます。
最初は、「光学機器だから、少し高めの方が良いのでは?」と思い、眼鏡市場で買いましたが、まあそれでも1,000円でした。その1,000円のメガネも100円のメガネも、実際には大差無いようです。
私は老眼鏡を使うまではメガネ生活とは無縁でしたので、メガネがどういうものなのか、使って初めて分かりました。
プラスチック製のものは割れやすいですね。今まで数本、ツルの部分が割れています。これに対し、金属性のものは頑丈で耐久性が高いです。以前は100円ショップでも金属性の老眼鏡があったのですが、今は見かけなくなりました。
ただ、掛け心地はプラの方が良い様に思います。
同じ100円でも、メガネの種類、形により見えやすさが違いますので、数本購入されて比較されても良い様に思います。常用するものは、やはり掛け心地や見え方は大事なので。
「眼鏡の掛け方」
老眼鏡の掛け方って、もう分かりやすいですよね… 下にズラして掛ける、手前の方は下の方を眼鏡を通して見て、遠くはメガネの上から直接見る。遠近両用で見る場合、これしか方法が無いんですね…
だから、この使い方の場合は、メガネが細い方が使いやすいんですね! 私も買う時は細いメガネを買うようにしています。
「すっかり老眼鏡に慣れた…」
老眼鏡を常用しだすと、もうあっという間にメガネ生活となり、朝から晩までメガネ生活… 想像できなかったなあ~ でも慣れちゃった… まだご飯を食べる時はメガネはしていないけど、そのうちおかずもメガネなしでは箸でつまめなくなるのかなあ…
「呼吸困難」
朝起きて、ノドがムズムズするので咳込むと吐きそうになり、ノドが塞がったような状態になり、呼吸が出来なくなる! こんなわけの分からない症状に一時期、悩まされたことがあります…
- 「それはある日始まった…」
- 「次の日も、さらに何日も続き…」
- 「怖くなりネットで調べてみたが」
- 「家内も似たような経験がある?」
- 「耳鼻科に行きましたが…」
- 「症状を整理してみた」
- 「冷静に対応してみた」
- 「もう一度、症状を整理してみた」
- 「どういうことだったのか?」
- 「その後の経過」
- 「分かったことと今後の課題」
「それはある日始まった…」
この症状が出たのは、いつだったかなあ? 確か2年くらい前だったか、恐らく2018年頃、私が50歳の時だったように思います。
私は鼻が悪いので、寝ている間に口呼吸になっていることが良くあります。このため、朝起きた時にノドや口の中が乾いたような状態の時があります。恐らくその時も口の中が乾き気味だったのだと思います。
朝起きて洗面し、口をゆすぐ際、ノドのムズつきて咳込んだら吐きそうになりむせると、急に呼吸が出来なくなり… いや死ぬかと思いました。もう何が起こったのか自分でも良く分からず…
何かノドが塞がったような状態になりました。時間的には10秒? それほどの長時間ではありませんが… すぐに呼吸は出来るようになりましたが、びっくりしました。ただ、この時は「何だったの?」と思いながら、すぐにそんなことがあったのも忘れていたような…
「次の日も、さらに何日も続き…」
同じ症状は、翌朝にも発生しました…
ノドのムズつきで咳込み、むせるとノドが塞がったような状態になる…
呼吸が出来なくなるって、ほんの短時間でも恐ろしいです!
同じ症状は数日続きました…
「怖くなりネットで調べてみたが」
特に該当する症状等はネットではヒットせず… ほとんど情報がありませんでした。
1~2件、似たような症状についてのサイトはありましたが、症状の記載のみで、原因とかには言及がなく、ネットからは解決策、参考となる情報が得られませんでした。
いやはやネットにも出ていないって… 奇病なのか?
「家内も似たような経験がある?」
私が朝起きて、呼吸困難になる話を家内にした所、家内も似たような経験があるとの話でした。えーっ! ネットでも出てこないような症状なのに、我が家には二人も体験者がいるの? この家呪われているのか?
「耳鼻科に行きましたが…」
呼吸困難の怖さより、耳鼻科に行くことにしました。
「このまま症状がひどくなったら、シャレにならん」と考えたからです。
耳鼻科に行き、症状を説明しました。
口を開けてノドの観察をされましたが、「特に異常無し」。
先生も初耳の症状のようで、頭をひねっていました…
私が、「ノドが塞がった状態になり呼吸が出来なくなる」という説明に対し、「ノドの気道は大きくて、これが全て塞がることは考えにくい…」とのことでした。
どうしてもというのであれば、大きな病院での受診を勧められましたが、仕方が無いのでそのまま帰りました。
「症状を整理してみた」
- 朝起きて、ノドがムズムズする(口呼吸による口内の渇きに起因)
- ムズムズするから、なんかスッキリさせたくて咳払いをする
- 咳払いをするとむせる
- むせると、次の瞬間にノドが塞がったような状態になる
- すると、口呼吸は出来なくなる
- 鼻呼吸は?
「冷静に対応してみた」
翌朝も同じ症状になり、呼吸できないのであせるのですが、少し冷静に、鼻で呼吸してみると、呼吸出来ました! 助かった! 鼻側の気道は塞がっていないというのが分かりました。
でも、鼻が詰まっていると鼻呼吸は出来ません…
慌てている時は口で呼吸しようとするので、そして口の方の気道が塞がっているので呼吸困難になったのです。鼻呼吸はその間も出来るのは分かりましたが、鼻炎―鼻づまりが日常の私には、解決とはなっていない…
「もう一度、症状を整理してみた」
- 朝起きて、ノドがムズムズする…
- ムズムズするから、スッキリさせようと咳払いをする
- 咳払いをするとむせる
- むせると、ノドが塞がった状態になる
- むせなければ、ノドは塞がらない
- 咳払いしなければ、むせない
- ノドがムズムズしても、がまんするとノドは塞がらない!
「どういうことだったのか?」
呼吸困難の理由は、口の奥のノドの開いている部分を、軟口蓋が塞いでしまうのが原因と思います。
なぜ軟口蓋がノドを塞ぐようになるのか? は分かりません。朝、むせる症状により軟口蓋に力がかかるため、この時の刺激により軟口蓋が広がった状態になってしばらくフリーズしたような状態になるのが原因だと考えています。
鼻の方の気道は塞がっていないので、鼻が通っていれば鼻呼吸は出来ます。
だから朝の起床後は、軟口蓋に刺激を与えないようにすれば、症状の発生は防げます。
「その後の経過」
起床後にノドに刺激を与えると、同じ事が起きるので、朝の洗面時には、うがいのみ行って咳払いや痰を切るような動作はしないようにしました。
以後、呼吸困難に陥ることは無くなりました。
でもね、何かの拍子でむせたりすると、また同じ症状になると思うと、やっぱり怖いのです。
「分かったことと今後の課題」
人間、焦った時は口呼吸する。鼻呼吸しない。冷静に鼻呼吸なんて出来ない。
同じ症状が出た時、鼻呼吸すれば呼吸出来るのだが、鼻が詰まっていた場合を考えると怖い… 鼻づまり(アレルギー性鼻炎)を何とか治さないといけないなあ…
「頸椎ヘルニア」
私は腰にギックリ腰の持病がありますが、レントゲンの所見でも、“ヘルニア”までのヘビィな診断は受けていません(分離症とは言われましたが…)。ところが、首の方にヘルニアとの診断が付いてしまい…
- 「首の付け根の痛み」(2016年)
- 「診察・先生について」
- 「お薬の処方箋」
- 「首の付け根の痛み(再発)」(2020年)
- 「診察について」
- 「処方箋」
- 「いざ、MRIへ」
- 「先生の診察」
- 「首を引っ張る?」
- 「家でも出来ないかなあ…」
- 「病院での治療」
- 「アマゾンで首伸ばし機を購入」
- 「ネックストレッチャー」
- 「神経痛の原因」
「首の付け根の痛み」(2016年)
2016年なので、私が48歳の時でした。左肩、首の付け根部分が痛み、これもかなり痛みがあったので、及び初めての痛みだったので、「五十肩の悪化か?」と思いながら、病院を受診しました。
この日は土曜日にて午前中仕事だったので、土曜日の午後開いている整形外科を受診しました。(先に五十肩にて受診した病院の方が近かったのですが、土曜の午後は休診でした)。
整形外科なので、定番の? X線撮影を行い、診察を待ちました。
「診察・先生について」
X線撮影の結果は、特に顕著な症状は無かったように記憶しています。
その前に別の病院にて五十肩の所見が出ており、恐らく症状の悪化だろうとの話でした。
ただ、明確には分からないので、心配ならMRIでの検査を勧められました。
五十肩の場合、肩の可動域を広げると効果があるとのことで、ここでも簡単な肩の運動の方法を教わりました。
先生はとても気さくな方で、私がマラソン大会のTシャツを着ていたのですが、「僕もマラソン走るんですよ!」とのことで、少しマラソン談義もしました。次回も必要なら、この先生に診てもらいたいなあと思いました。
「お薬の処方箋」
痛みがひどかったので、痛み止めを5日分処方されました。
痛み止めが効き、その後痛みは治まりました。
「首の付け根の痛み(再発)」(2020年)
今年の始めに、また左肩の首の付け根部分が痛みました。
痛みが頭に近いと辛く、これも我慢できない痛みだったので、前回同じ症状の時に受診した病院に行きました。またあの先生に診てもらおうと考えたからです。
まあ、整形外科なので診察前に、お決まりのX線撮影がありました。この時は、X線撮影時も肩が痛かったのを覚えています。
「診察について」
前回とは違う先生でした… この先生は非常勤の先生とのことで、この日も受診したのは土曜日。この病院は土曜日には非常勤の先生が応援で来られているようです。なので前回診察を受けた先生も非常勤の先生だったようです。
この先生も診察は丁寧で、右手と左手に力を入れて、力の入り具合を確認されました。明らかに左手の力が弱いとのこと…(自分では気づかないのですが)。そして、X線撮影画像を見せてもらいましたが、ヘルニア症状が見られるとの事でした… ヘルニア? 腰じゃなく首? いわゆる頸椎ヘルニアという症状だそうです。何それ… もう意味分からん。腰なら学生時代の部活の影響でダメージ受けたの分かるけど、首は特に酷使した記憶無いぞ… 高校時代に弓道部だったけど、そりゃ問題ないよな~ とか思っていました。
この時も、詳細な検査でMRIの受診を勧められました。
「処方箋」
カルテで前回の処方が書かれており、前回と同じ処方箋を出されました。
痛み止めを飲むことにより、痛みは和らぎましたが、今回は薬が無くなる頃にも痛みは消失せず、残っていました。
「いざ、MRIへ」
私はX線撮影は、歯医者、内科検診、耳鼻科、整形外科で度々撮影されていますが、MRIやCTスキャンというのは撮影したことがありませんでした。
X線にて、「頸椎ヘルニア」の所見が出ており、なんか気になったので、この病院でMRIの検査も受けることにしました。
この近所ではMRIのある整形外科は少ないのですが、この病院にはMRIがありました。MRIは検査に時間がかかるので、事前に予約しての検査です。確か1週間後くらいの平日に半日有給を取得し、検査に行きました。
私のイメージしていたMRIは、筒状の筐体の中に、寝ている状態でベットが動いて入っていくものだったのですが、この病院のMRIはオープン型で、上下の大きな円盤の間に人が寝て、ベットが横に動いて円盤の下に移動するものでした。こちらの方が何かあった時に横に転がって出られるので、閉所恐怖症気味の私にはありがたかったです。
ベットに仰向けに寝て、マジックテープで肩と頭の部分を固定されます。
検査は1時間くらいかかります。その間、ずーっと「ジー」とうるさい音が周期的に聞こえます。でも、途中からうたたねしていたので、意外に早く感じました。
「先生の診察」
この日は、この病院の院長の診察でした。年配の先生でしたが、説明は丁寧で、MRI画像、を詳しく説明してくれました。「良く撮れているなあ」と感心しながら、パソコンの画面を見ていましたが、骨と骨との間が狭くなり、中のあんこが少し押しつぶされて横に出ているような部分があり、この部分がヘルニアなんだなあと、良く分かりました。
症状としては、それほど重くはなさそうですが、頸椎ヘルニアの場合も、症状が重い場合は手術が必要とのことで… いやはや想像しただけでも恐ろしい… 首にメス入れるなんて。
とりあえず頸椎ヘルニアの場合、首を上に引っ張って様子を見るとのことで、そのまま処置室で首を引っ張ってもらう事となりました。
「首を引っ張る?」
首を引っ張る? なんか見たことあるような無いような…
首を引っ張る専用の機械があり、イスに着座し、頭部に固定具を巻かれてマジックテープで固定すると、固定具の上部のロープが機械的に上に引っ張られ、頭部が上に引っ張られるものでした。結構気持ちがいいような。引っ張る強さは機械的に設定できるようで、引っ張ったり緩めたりを繰り返す装置です。
10分ほど処置されて、その日は終わりでした。
処置室を出る時に、処置室用のカードを渡されて、次回からは受付したら、こちらの処置室に来るように説明されました。出来れば毎日、無理でも週に2~3回は来るように言われました。
「家でも出来ないかなあ…」
整形外科は家からは少し離れていますが、会社からは近いので、昼休みに治療に通うのは無理ではないのですが… さすがに週に何度も行くのはちと大変…
何か家で出来るような器具が売っていないか? そういうのはアマゾン辺りにありそうだと調べていたら、あるんですね!
病院と同様に、頭部に固定具を巻いて上に引っ張るものがありました。金額もそれほど高くなく、行けそうです。ただ、これは天井にロープを引っ張る滑車を固定する必要があるのと、ロープを自分で引っ張る必要があり、力の加減がどうなのかなあと思いました。
いずれにしろ、病院の機械がどういうタイミングで引っ張っているのか? 確認する必要がありました。
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「病院での治療」
首を引っ張る機械での治療を受けに行き、引っ張るサイクルを確認しました。
首を引っ張って10秒くらい保持し、緩めます。引っ張る、緩めるに5秒ずつくらい、緩めて10秒くらい、恐らく30秒くらいの間隔で1サイクルになっているようです。これを自分で家でやれば、病院に通わなくても済みそうだなと思いました。
「アマゾンで首伸ばし機を購入」
帰宅後、アマゾンで首引っ張り機を購入しようとサイトを見ていて、空気で膨らまして首の部分を持ち上げるものもありました。どうもこっちの方が簡単そうなので(天井に滑車を固定しなくても良いので)、まずはこれを試してみることにしました。
これでダメなら、首を引っ張る装置を買えばよいかなと。
似たような商品がいろいろとあり、口コミ見てもどれが良いのか正直分からなかったので、「エイヤー」で適当な商品を発注してみました。
「ネックストレッチャー」
アマゾンで1,480円でした。
首に巻いて、ポンプで空気を入れると、徐々に首が伸びていきます。
ただ、あごの下にマジックテープの留めバンドがあるので、それなりに息苦しさがあります。商品紹介ページには、毎日2~3回、毎回30分の使用と書いてありますが、そんなに長時間できない!
私は会社から帰宅後、パソコンを見ながら10分間、毎日使用しました。
首の付け根の痛みは、なかなか治まらず、毎日1か月以上使用した頃でしょうか、気付いたら痛みが殆ど消失していました。
首を伸ばすことで、頸椎ヘルニアの痛みが減少したようです。
いやー、1,480円で回復して良かったなあ~ 病院に治療で通うより安上がりだ!
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「神経痛の原因」
この首の付け根の部分が痛むと、肩甲骨側に痛みが伝わり、日によっては、胸側にも痛みが広がる場合があります。最初胸が痛む理由が分かりませんでしたが、どうやら頸椎ヘルニアが原因だと分かりました。
2017年に肩甲骨の痛みで神経痛の診断が出ていましたが、その原因がこの頸椎ヘルニアにあったのです。つまりは2016年から頸椎ヘルニアの症状が出ていたことになります。ようやく点と点が線でつながったというか、謎は解けましたが…
結局、頸椎ヘルニア自体の症状は、そこにあるままなので、痛みは再発する可能性は高いのだろうと予想しています。これも、一生付き合う必要があるようですね… まあ再発したら、とりあえずネックストレッチャーで様子を見るしかありません。
「左肩 神経痛」
「神経痛」とは、良く年配の方が使われる言葉と思っていました。つまり、私には未だ年齢的には無縁な言葉というか、あまり意識もしていませんでした。
ところがある時、肩の急激な痛みで病院に行った際の診断がまさにこの言葉、「はあ~? 神経痛ね…」と少々驚いた事を覚えています。
「左肩の痛み発症」
痛みが出たのは、私が49歳の時(2017年)でした。その数年前には五十肩を発症しています。
五十肩の方は、出勤日の朝に肩のストレッチ、タオル体操を続けることで、殆ど問題無いレベルに収まっています。
この左肩の痛みは、首の付け根の部分から肩甲骨にかけてでした。今までの五十肩の痛みとは違うので、ちょっと気になっていました。確か痛みが出たのが土曜日だったと思います。
この日は少し様子を見ることとし、痛みに耐えていました。
「左肩に激痛が…」
翌日朝起きたら、左肩に激痛があり、というか首から肩甲骨が痛んで肩が殆ど回せない… 首も回しにくい状態でした。「こりゃあかん」と思い、病院に行くことにしました。
ところがその日はあいにくの日曜日… 近所の整形外科は開いていません。さすがに救急車を呼ぶほどのものではないのですが、仕方が無いので市報を見て、休日診療の当番医に行くことにしました。
この日は残念ながら、かなり離れた位置にある整形外科が当番医となっており、仕方なく車を運転して出かけました。
その日は冬の雨だったせいか、患者も少なく、比較的待たずに診察してもらえました。
「先生の診察」
診察室に入り、症状を説明しました。五十肩はあるが、最近は殆ど痛みは無いこと。首から肩甲骨にかけて痛み、このような痛み方は初めてで、肩が回せない事。
先生曰く「神経痛でしょうね」とのこと。恐らく首から来ている痛みとのことでした。痛み止めとシップを処方されました。
しかし、「神経痛?」 正直、お年寄りの方の病名かと思っていたので、そう言われて、少々ショックでした…
この病院は家から遠かったので、その日は痛みに対処するだけの投薬でした。痛みが続くようであれば、近所のかかりつけの整形外科に行くように勧められました。
「処方箋について」
痛み止めを処方されました。
「その後の経過」
病院に行った日は、一日中痛みがありましたが、シップと痛み止めが効き、翌日にはマシにはなっていました。
薬が無くなる事には、痛みもだいぶ治まりました。
「原因はなに?」
この首から肩甲骨にかけての痛みは、首に問題がある可能性があります。
その後、同様の極端な痛みは、同じ所には出ていないのですが、少し痛みがある時があります。もう我慢するしかないのですが…
しかし、神経痛って何ね?
「ちょっとだけ調べてみました」
「神経痛とは、末梢神経が何らかの刺激を受けることで生じる痛みのことを指す。原因は多岐にわたるが、神経痛は症状を表す言葉であり、実際には数多くの原因によって神経痛が引き起こされる。このため、神経痛を引き起こしている原因を調べるための検査が必要となる。」
「感慨深い…」
テレビのCMにて、「目・肩・腰」と言いますが、目は老眼と飛蚊症、肩はこの神経痛と五十肩、腰はぎっくり腰と、もう確実にこの目、肩、腰がやられている… 年齢を実感するようで、本当に感慨深い… でも精神年齢だけは年相応には成長していないなあ。
「肥満と肥満症は違うのだ…」
私は、太っている=「肥満症」だと思っていて、肥満症について書こうかなと思い、ネットで調べていたら、「肥満症:肥満があり、それが原因で痛風や糖尿病などの様々な健康障害が引き起こされた状態を指す」と書かれてありました… ただのデブは肥満症じゃないんだ… 肥満症じゃなくて良かった~ って、それじゃ話は終わりじゃん… 予定変更! 肥満について書きます。
- 「肥満とは?」
- 「私の場合」
- 「太っていて困る事」
- 「痩せたり太ったり」
- 「次のダイエット」
- 「フルマラソン完走を目指し」
- 「走らなくなりジワジワ太る」
- 「さて、どうしたか?」
- 「気付いたこととか」
- 「追記(20.5.30)」
「肥満とは?」
肥満:体重が重い事に加え、体脂肪が過剰に蓄積した状態。
体格脂肪(BMI)が25以上が肥満
(BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2])
「私の場合」
私は、少し前まで体重が76kgありました。身長は166cmなので、BMIを計算してみると、
76÷(1.66)2=27.5となりました。BMIはしっかり25を超えておりましたので、肥満です。
学生の頃は運動部に所属していました。当時は肥満とは無縁でしたが、部活を引退後は運動量が激減しましたので、プクプクと太り、最大で76kgまで太りました(これまでの最大値)。社会人となり1年目は製造現場だったので痩せました。その後は太ったり痩せたりを繰り返していましたが、年齢と共に痩せにくくなり、最近76kgを超えるか超えないか、つまり過去最大体重の記録更新となりつつありました。
「太っていて困る事」
まあ肥満生活も長いので、小デブに慣れており、リアルに困ることは特にないのですが…
太っていても歩くことは問題無く、短い距離なら問題無く走ることが出来ます(ゆっくりですが)。山登りにも行けていますし。
ただ、ズボンや服が入らなくなるのは少々もったいない感がありました。
それと、なんやかんや言っても身体が重い! 動かない! まあBMI27.5、体重76kgなんて、デブの世界から見たら、まだまだヒヨッ子なのですが…
普段、鏡を見ても見慣れた人がそこにいるだけですが、これが写真となるとやはり「太ってる~」って実感する時が、ちょっと寂しい…
「痩せたり太ったり」
学生の頃は部活引退後に太っていましたが、就職活動の際には、「太っていたら採用されない」と考え、というか一張羅のスーツが入らないので、痩せるしかなく…
この時は、「こんにゃくと大根」で痩せました。こんにゃくはカロリーが0に近く、ダイエットには最適です。こんにゃくと大根のみで、おでんを作り、ひたすらこればかり食べていました。野菜食べないと栄養不足になるので、たまに野菜炒め。これでかなり痩せることが出来ました。この事により、「痩せようと本気で思えば痩せられる」という、へんな自信はついたような気がします。
ただ、基本的には太りやすいので、痩せる努力をしていないと、一方的にジワジワと肥満に向かいます… この体質が嫌いだあ!
「次のダイエット」
その次は、30歳を過ぎての山登り、背伸びして北アルプステント泊に行くために、ダイエットをしました。山登り=垂直移動なので体重が負荷となるため、体重が少ない方が断然体力的に有利になるためです。
当時は独身寮に入っており、朝晩は賄いがありました。それまでは晩御飯はどんぶりにいっぱいの白米を食べていましたが(まあ、普通に太るな、それじゃ)、炭水化物を抜く、つまりごはんを一切食べず、缶ビールを2本と、おかずをつまみにしていました。当時はこれだけで痩せれた! 体重は66kg前後でしたから。まあ山登りにも良く出かけていたので、それなりの運動量もあったのだと思います。
何か目的があると、私は痩せる努力は出来るようです。
「フルマラソン完走を目指し」
私も30半ばで結婚しましたが、その前後より山登りに行く機会も減り、少しずつ体重が増えていきました。
結婚して子供が出来る頃より、「山登りに代わって何かしないとなあ」と、ジョギングでもやってみるかと始めてみました。
最初は会社の往復(片道2.5km)をゆっくり走っていました。なぜか、会社にて一緒に走る仲間も出来て(当初の目的は、「少し痩せる」だったように思います)、せっかくなのでマラソン大会にも出てみようということになり、最初は10kmの大会に出ました。私は脚が遅く体力的にも平均レベルなので、タイムは二の次で完走が目的でしたが、10kmは問題無く走り切りました。
その後、半分は旅行的な雰囲気もありながら、近所の大会に幾つか出場していました。
そのうち、「せっかくならフルマラソン完走(42.195km)を目指そうか?」ということになり、1月に鹿児島で開催される、有名な「いぶすき菜の花マラソン」にチャレンジすることとなりました。
初マラソンでしたので、練習もしましたし(最長で30kmまでは走れるように練習しました)、プレッシャーもあり、体重も落としておこうと、結果64kgまで落としました。この時も晩御飯は炭水化物抜きの毎晩ビールが主食? でした。まあフルマラソンを走るために、そこそこ練習して運動していたので、痩せやすかったのだと思います。
結果、5時間以内で完走できました。まあマラソンの話ではなく肥満(ダイエット)の話でしたね、ダイエットは目標の65kgを切るまで、痩せることが出来ました。
「走らなくなりジワジワ太る」
ジョギングは常に続けていたわけではありませんが、走ったりさぼったりを繰り返しながら、フルマラソンには8回ほど出場しました。
でも、長距離を走ることで腰に負担がかかり、ギックリ腰になるのが明確に分かり、以降、長距離を走るのを止めました。
なので、ジワジワと太り、この数年はずっと75kg前後の体重を維持していました。
デブが気にならないわけではありませんが、特にやりたいことも、痩せる目的もなかったので、そのまま放置していました。「きっかけあれば痩せるのに…」とか言い訳しながら…
気になると言えば、腹のぜい肉が邪魔して、前かがみになるのが大変で、フロで身体を擦るときも、「なんか肉が邪魔してるなあ」とは思っていました。
たまに乗る体重計、「なんか76kg超えてない?」微妙な所でした。
でも一番腹が立つのは、足の爪を切るときに、腹の肉が邪魔して、すごく切りにくいんですね… あ~もうイヤだ! 自分の身体が自分の意思のまま動かないのはイヤだ! と痩せることを決意しました。
年齢と共に新陳代謝が衰えるので、だんだんと痩せにくくなります。
意を決して痩せることにしました。
「さて、どうしたか?」
- 以前から、ダイエットは続けないと意味が無い、続けるためには、1日1食は満腹感を得る必要があると考えており、朝食はしっかり(と言っても普通に)食べます。
- 昼は家内が弁当を作っていましたが、弁当箱を半分くらいの大きさにしました。
- 晩飯は1汁1菜程度とし、場合によってはこんにゃく1つと1菜。
- 2か月経過して、76kg+αだった体重は、68kgまで落ちています。
- 晩酌は金~日とし、月~木は飲まないようにしました。
- さて、いつまで続くでしょう? でもずっと続けたいなあと考えています。この後は70kgを基準とし、太りだして、これを超えたら痩せる努力をしようかなとか思っています。
「気付いたこととか」
- まあ、工夫と言えるものではないのですが、以前はこんにゃくをおでんにして食べていましたが、面倒なので、電子レンジで2分くらい加熱して、しょう油かけて食べたら、以外と食べれます。手間かけたくない時にはお勧めです。
- きゅうりの塩こんぶあえ もお勧めです。スライスしたきゅうりに塩こんぶを適量まぶして混ぜ合わせて、しばらく冷蔵庫で寝かせておくだけです。酒のつまみにもなります。塩こんぶの量はお好みで。
- 晩酌の時のつまみが高カロリーだと、デブに戻りますので注意が必要です。韓国ノリがお勧めです。とっても重量が少ないので、カロリーも少なく、塩味なのでつまみになります。
- 食が少なくなると、排便回数が半分以下に減ったような…
- その便なのですが、結構野菜食べていますが、少々出難い時があり。やっぱり便は炭水化物を摂取することで、きれいにまとまるというのが私の持論です。でも肥満の敵は油脂より炭水化物というのもうなずけます。
- 50歳を過ぎて体重落とすと、もう身体の張りが全くない… さびしいのお~
- 朝飯は普通に食べて、昼は少なめ、夜はもっと少なめ、間食しない というのがダイエットには良いと思います。夕方や寝る時に空腹感があるのは、慣れると何とかなりそうです。
- どうしても腹を満たしたい場合、それこそこんにゃくを食べるという手もあります。⇒ 消化が良いので、すぐに腹が減りますが… またはフリーズドライの味噌汁とか、ビーフコンソメスープとかを飲むのも手です。私も以前、小腹がすいた時には、インスタント味噌汁でごまかしていました。
- 低カロリー食として糸こんにゃくでパスタを作ったのですが、これはあまりお勧めできません。味が上手く染みないのでおいしくない… 糸こんにゃくは、肉じゃがとかに大量に入れて食べる方がおいしいです。
「追記(20.5.30)」
- ダイエットを始めて、最初の1週間前後は体重は落ちません。おそらく身体が急な変化に負けないように維持しようとするのだろうと思います。その後体重が徐々に落ちていきます。
- 逆に2週間経っても落ちない場合は、摂取カロリーが多いか運動が少ないかです。もう体重減らす公式は単純で、「摂取カロリー<消費カロリー」しかありません。なので、2週間後の体重が変わらなければ、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やす必要があります。
- 運動するのであれば、不慣れな運動の方が効果が高いのではないか? と推察しています。私もジョギングを始めた頃は、体重が順調に落ちたように記憶しています。ところが数年続けていると、ジョギングしても、あまり体重が落とせなくなりました。恐らく、身体がジョギングに慣れ、それなりに効率的に動くように(より低カロリーで運動するようになる?)なるのだろうと考えています。まあ、そうは言っても手軽にやれる、ある程度カロリー消費が期待できる運動って限られますよね…
- 経験的に、体重を落とすためには摂取カロリーを抑える方が効果が高いように思います。
- 酒を飲んで寝ると、寝つきは早く、飲まない方が寝つきが悪いのですが、飲まない方が睡眠による疲労回復時間が少なくて済みます。これも最近実感しています。理由は、睡眠中にアルコールを分解するのにエネルギーを使うからだと思います。
- 似たような理屈で、体重が少ない方が、体重を維持するためのエネルギーを使わないから、体力的には痩せている方が疲労が少なく、充実している様に思います。
- まあ、そうは言っても、なんやかんや言いながら、結局は「空腹との闘い」なんですねえ~。でも意外と、以前は夕方にはお腹がすいてたまりませんでしたが、最近はそれほどは気にならなくなりました。
「擦過傷(さっかしょう-すり傷のこと)」
“擦過傷”は、誰でも経験している、軽いケガだと思います。
私は“歩き方が下手?”なのか?(自覚は無い…)、すり傷経験は多い方だと思います。その“すり傷”の治療についてなのですが…
- 「愛用の消毒薬は?」
- 「薬箱の薬の変化」
- 「ヨードチンキは痛い!」
- 「赤チン復活!」
- 「赤チン本当に無くなるよ…」
- 「傷の手当の変化」
- 「破傷風菌の特徴と今の傷の手当の考え方」
- 「遊び方が変わった…」
- 「かさぶたは何て言うの?」
- 「編集後記」
「愛用の消毒薬は?」
すり傷、すりむいた場合の治療方法は、「消毒薬塗って、ガーゼ当てる(絆創膏を貼る)」が定番で、「乾燥させた方が良い」というのが鉄則です。私の中では…
(現在の治療方法は全く違うのです! これは後述しますね)
さて、この消毒薬、何を使っていますか? 愛用品はありますか?(いやいや、愛用するほどケガが多い人は少ないでしょ!)
私はズバリ「赤チン」派なのです!
「薬箱の薬の変化」
私の小さい頃は、赤チン全盛時代でしたが、昭和48年に国内での原料生産が中止になりました。製造過程で水銀を含む廃液が出るのが理由だそうです。
当時、小学生でしたが「赤チンが使えなくなった!」との事で(詳しい理由など分かろうはずも無く)、家の救急箱には“白チン”、“オキシドール”なるものが登場しました!
この白チンやオキシドール、赤チンに比べて効き目がイマイチなような…
恐らく親もそう思ったんだと思います。ある日ひょっこり、薬箱に“ヨーチン(ヨードチンキ)”なるものが登場しました。昔から薬箱にあった“ルゴール(ヨードグリセリン)”と見た目がそっくりです。
以来、我が家ですり傷の手当は、①オキシドールを塗って脱脂綿で拭いて(まあ傷口の掃除目的)、②ヨードチンキ塗って仕上げ になりました。必要に応じ、ガーゼを貼っていました。
「ヨードチンキは痛い!」
傷口にヨードチンキ(ヨーチン)を塗ると、沁みる! 痛いのです! アルコールが入っているから当然ですね(当時は知りませんでした)。だから、ヨーチン塗るの、嫌いでした。
ヨーチン塗ったらすぐに口でフーフーと息を強く吹きかけると、痛みが和らぐので、そうしていました。⇒ アルコールが揮発するからだと思います。
傷の治りは、白チン、オキシドールに比べると確かに上です。ただ、赤チンの方がさらに上のような気がします。
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(ヨードチンキです。画像が無いので楽天の商品紹介を貼りました。送料かかるので薬局の方が安いと思います)
「赤チン復活!」
赤チンは世の中から無くなったと思っていたのですが、社会人になって薬局で、赤チンが売られているのを見つけて、驚きました。すぐに買いました(まあ安価ですよね)。ケガをして消毒するときに、「やっぱ赤チンだよなあ~」とか言いながら塗ったのを覚えています。何てったって、ヨーチンみたいに沁みないから良い!
ただ、赤チンの最大の欠点は、「塗ったところが目立ちまくる」事かなあ。まあ私は全く気にしないのですが。
赤チン(の原料)は、国内での生産は昭和48年に法的に中止になりましたが、海外では生産されているので、海外産の原料を輸入して、国内で調整-容器に詰められて、ずっと販売されていたようです。
「赤チン本当に無くなるよ…」
この記事を書こうと、赤チンについてネットで検索したら、赤チンは2020年12月に、国内で唯一生産していた会社が製造を止めるとのこと… もう買えなくなるようです。愛用派としては、何とも寂しい限りですが…
買い収めで1本買っておきましょう。1本あれば10年以上は使えるし。社会人になって購入した赤チンは、10年をはるかに超える年数、薬箱に入っていましたので。
しかし、赤チン愛用派の人は、今後何を使ったら良いのでしょう?
「傷の手当の変化」
この記事を書くにあたり、ネットで調べていたら、今は擦過傷(すり傷)の手当において、消毒薬は使わないと書かれてありました! えーっ! 今までは何だったの?
今のすり傷の手当は、「水道水で良く洗い流し、そのまま放置」、あるいは「水道水で良く洗い流して、ラップを被せて適度な湿り気を保つ」と書かれてあります。そーなの?
「消毒薬を使うと、皮膚を再生させる細胞を破壊するので、皮膚の再生が遅くなる」とも書かれてありました… えーっ! でも赤チンは治りが早いのだけど?
私の今までの手当の常識は、
と考えていました。破傷風菌は酸素があると生育出来ないので、傷口を密封してはダメだと教えられていたのです。
「破傷風菌の特徴と今の傷の手当の考え方」
破傷風菌は土壌菌とのことで、主に土の中に生息しています。
破傷風菌は嫌気性菌という菌で、空気を嫌います。この菌は、環境が生育に適さない時には、芽胞と呼ばれる状態になり、休眠します。まあ植物で言うと種みたいなものです。
この芽胞は、非常に熱に強く100℃の熱湯でも死にません。また薬品にも強く、かなり強い消毒薬を使わないと死滅させることが出来ないのです。
私も今までは、消毒薬で破傷風菌を殺していると考えていたのですが、転んですり傷を負った場合、土壌中の破傷風菌が傷口に接触し感染する場合があるのですが、破傷風菌は芽胞の状態で存在していると考えられます。⇒ 傷口が破傷風菌の生育に適している環境の場合、芽胞が発芽し菌が繁殖して、破傷風を発症させる。
つまり、すり傷を負った時点で、傷口にいる破傷風菌は芽胞の状態なので、消毒薬で消毒しても、効かない(芽胞は死滅させられない)と考えられます。
だから、水道水で良く傷口を洗って、付着した汚れや悪い菌を洗い流してしまうのです。
破傷風菌以外のばい菌、悪い菌は、身体が本来持っている抵抗力で戦えるから、あとは自然治癒を待つ、消毒薬はかえって自然治癒を遅らせるから使わない、適度な湿り気がある方が皮膚の再生には条件が良いから、場合によってはラップを被せる、こういう理屈で成り立っているようです。なるほどなあと思います。
でもね、今まで50年培ってきた“赤チン至上主義”は、頭では理解できても、なかなか捨てられないのです。まあ確かに、小さな傷の場合、何もせずに放置して治るから、まあ「そりゃそうだ」と思わないわけでもありませんが…
「遊び方が変わった…」
時代が変わると共に、子供の遊びも危険な遊びから遠ざかっていくのか、私が小さいころは、よく擦りむいて親に赤チンやヨーチンを塗られていました。小学生も高学年の頃からは、自分で消毒していました。
でも、自分の子供の傷の手当なんか、数えるほどしかやったことがありません。まあ、住んでいる場所、遊び方、子供の性格にもよるので、一概には言えませんが、相対的にはそういう傾向にあるのかも。
ただ経験則としては、自分ですり傷の手当くらいできるようになっておいた方が役には立ちます。手当の方法が変わり、水道水で流して乾かすだけでも、やっておいて損はありません。でもケガをして帰ってこないと教えられないし、かと言ってケガして欲しいわけでもなく、まあ機会があれば… ということなのでしょうね。
「かさぶたは何て言うの?」
傷口に出た血液や体液が固まって被さった状態のあれ、“かさぶた”です。Wikipediaでは、ほぼ全国共通語と書かれてあります。
でも、私の育った北九州市八幡西区では、「つ」って言っていたんですよ。Wikipediaにも解説してあります。
そして、消毒してガーゼを被せていて、かさぶたとガーゼが引っ付いて取れない場合があり、無理にはがそうとすると、かさぶたが剥がれて痛くて、再度血が出ます。これを剥がす際に、オキシドールを綿棒に浸し、綿棒でガーゼを少しずつ剥がしながら、剥がす部分にオキシドールを付けて剥がしていました。
「編集後記」
傷口は、必ず水道水で洗い流しましょう。水道水は殆ど無菌なので、傷口が汚染される心配がありませんので。
赤チン、もうすぐ入手不可能になるんだなあ… アマゾンあたりが、その後海外品を通販で販売したりして…
「扁桃肥大(へんとうひだい)」
「扁桃肥大」ってご存知でしょうか? 扁桃(扁桃腺)が大きい症状のことです。病気でも何でもない普段の状態で、扁桃線が大きいのです。
私は小学生の頃だったか、この「扁桃肥大」と診断されたことがあります。もう40年も前の話なのですが…
- 「医者に言われたこと」
- 「調べてみました」
- 「今はどうなの?」
- 「ノドの痛み」
- 「ヨードグリセリン(ルゴール液)」
- 「ヨードグリセリンの取り違い!」
- 「扁桃肥大について」
- (備考:ヨードチンキとヨードグリセリン)
「医者に言われたこと」
もう、はるか昔の話なので、明確には覚えていませんが、「あんた、扁桃腺大きいねえ!」と言われたことが数回。その時は、「ふ~ん、そうなんだ」くらいにしか聞いていなかったはず。でも、
「扁桃肥大ですね、これって風邪とかで腫れた場合には、切らないといけなくなるよね」と言われたこともあり… ⇒ 「口の中にメス入れて切るの! なんという恐ろしいことを…」と思ったのを覚えています。確か女医さんに言われたような… もう全く何の時にそう言われたのかは覚えていませんが、そういう意味のことを言われたことで、「扁桃肥大」という言葉は、強烈に覚えていました。
「調べてみました」
最近、ふと扁桃肥大のことを思い出しまして、これについて書いてみようと思いました。せっかくなので、扁桃肥大についてネットで調べてみました。
① 口蓋扁桃がわずかに突き出る
② 口蓋扁桃が強く突き出る
③ 口蓋扁桃がのどちんこの真下にまで達する
幼児では2段階程度までの肥大は生理的な状態で、日常生活に支障がなければ基本的には問題ない
- 扁桃肥大の治療は、日常生活に影響がなければ特に必要ない
- 子どもの場合には、多少扁桃が大きくても成長とともに扁桃が小さくなる
- 扁桃が腫れて発熱したり、呼吸や飲み込みへ影響が出る場合は、摘出手術の検討が必要となる。
私の扁桃腺は、②の「口蓋扁桃が強く突き出る」段階の扁桃肥大でした(当時)。
結局、実害が無ければ、特に処置の必要もないようです。もう50年以上生きていますが、実害が無いので、このまま行ける筈だ!
「今はどうなの?」
自分のノドがどうなっているのか? う~ん、自分のノドを鏡で見て、扁桃腺が大きいのを見たのは、果たして何時だったのだろう… 相当長い間、見て無いなあ。というわけで、早速見てみました。
さて、自分で鏡を使って自分のノドを見るって、難しいわ、これ! 舌が邪魔して、なかなかノドの部分が見えない! そう言えば、病院行ったら、ヘラのようなもので舌を押さえられるなあと、指で自分の舌を押さえ、暗いから懐中電灯の光を当てようとしても、うまく光が当たらない…
そうだ、スマホで撮影しようと、鏡に映ったスマホの画面を見ながら、何十枚も撮影して、なんとか、状態が分かりました!
おお~っ! 小さくなってる… もう良く覚えていませんが、中学か高校くらいの時に、自分で鏡で見て、扁桃腺が大きいのを見た記憶があります。いわゆる、「口蓋扁桃が強く突き出る」状態だったのは、覚えています。
今は、「口蓋扁桃がわずかに突き出る」程度に小さくなっていました… 成長したんだなあ…
「ノドの痛み」
風邪や、のど風邪でノドが痛むと、痛いですよね~ あれって緩和する薬が無いんですよね~ 私は扁桃腺が大きいから、人よりも痛いのかも…
病院で「ノド風邪」と診断されても、「痛みに効く薬は無い」と、トローチを処方された事がありますが、まあトローチなんか舐めても、全く何の役にも立たない!
でも少し前にネットで調べていて、「ペラックT錠」というのを見つけたので、ノドが痛いときに服用してみました。
結果は? 少し効きます。効果が高い訳ではないのですが、少し効きます。ノドの痛みって、少しだけでも和らぐと、それだけでありがたいです。少しだけ痛みが和らぎます。私は個人的にお勧めです。
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「ヨードグリセリン(ルゴール液)」
私は幼い頃は病弱で、小児科には良く行きました。カゼをよくひくので、小児科に行っては、口をア~ンと開けさせられ、ノドに茶色い薬を塗られていました。
この茶色の薬は、ヨードグリセリンです(ルゴールと呼んでいました)。家にも常備されていて、母親に綿棒で塗られていました。母親が作る綿棒がでかくて… たっぷり塗られるからむせるので、イヤでイヤで…
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(画像が無いので、楽天のリンクを貼りました… これで母親がバカでかい綿棒を作るので、少々辛かったですね… ハルトマン綿棒と言うそうです)
ヨードグリセリン自体は甘い味がするので、それ自体は辛くないのですが、ノドに直接綿棒当てられるのは、ちょっとイヤです。病院の綿棒は小さくて上品な綿棒なので、そうでもないのですが、母親の作る綿棒はでかくて…
でも、大人になってからは、自分で自分のノドに塗っています。
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(画像が無かったので楽天のリンクを貼りました。送料がかかるから、ドラッグストアで購入した方が安いと思います…)
「ヨードグリセリンの取り違い!」
幼い頃、母親にノドに塗ってもらっていたヨードグリセリンですが、母親不在時に、父親に塗られたことがあります。
塗られた瞬間にむせてしまい… なんじゃこりゃ! はあ~? おかしいと思い、よく見たら、ヨードチンキ塗られてました… そりゃむせるわい!
効能的には効くのかも知れませんが、父親は帰宅した母親に、こっぴどく責められていました。
当時、擦り傷、切り傷にはヨードチンキを使っていたので、同じ薬箱に、ヨードチンキとヨードグリセリンが入っていました。この2つ、見た目はそっくりなんですね。そりゃ取り違えるわ…
「扁桃肥大について」
特に支障が無ければ、問題無いようです。今後も問題が無い事を祈ります…(大丈夫だと思っていますが)。
でも、扁桃腺が腫れるとか、それが原因で切除する場合もあるとか考えると、やっぱりちょっと恐ろしいですよね…
(備考:ヨードチンキとヨードグリセリン)
主成分は同じヨウ素です。含量はヨードチンキの方が倍以上含まれています。
ヨードグリセリンは、副材にグリセリンが使用されているので甘みがあります。
ヨードチンキはエタノールが含まれているので、傷口に塗ると沁みます。
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(ヨードグリセリンとヨードチンキ メーカーが同じな場合、見た目もそっくりなのです)
「やけど(太もも) Ⅱ度」
私は、2017年に自分の不注意で、左太もも部分にやけど(熱傷)をしてしまい…
- 「やけどを負った経緯」
- 「病院に行きました」
- 「処方箋」
- 「経過」
- 「やけどの範囲」
- 「太ももが突っ張って痛い」
- 「看護婦さんに感謝」
- 「通院終了」
- 「17日ぶりのお風呂!」
- 「やけどの跡」
- 「やけどの思い出」
「やけどを負った経緯」
90度前後と思われる熱湯が、左脚にかかってしまったのが原因です…
詳しい経緯は割愛しますが、私の不注意でお湯が脚にかかってしまったのです。
直後に強い痛みを感じ、頭がパニックになりました。とにかく、すぐに水で冷やそうと、ズボンの上から、ひたすらホースの水をかけました。またズボンの中にもホースを入れて水をかけ続けました。
熱傷の範囲が広く、水膨れ状態はすぐに破れてしまったように記憶していますが、この辺は直後で気が動転しており、曖昧です…
「病院に行きました」
水で脚をどれくらい冷やしたか、恐らく5分くらいだと思います。少し落ち着いて、「とりあえず病院だ!」と、病院(近所の皮膚科)に行きました。
そう言えば、ここ女医さんだったなあ… パンツ一丁になるの、ちょっと恥ずかしいなあとか思いながら受診しました。
患部は白っぽくなっており、結構痛みました。「Ⅱ度の熱傷、2週間ちょっとかかるね」と言われ、手当てを受けました。
最初は、ラップみたいなのを患部に被せ、包帯でグルグル巻きにされました。薬を出してもらい帰宅しましたが、この日は結構痛みがあったのを覚えています。
「処方箋」
化膿止めと痛み止めを処方されました。
- セフカペンピボキシル錠100mg(抗菌薬) 1日3回 3日分
- ロキソプロフェン錠60mg 1日3回 3日分
「経過」
やけどの痛み自体は、翌日には落ち着いていました。
病院には、始めは毎日、翌週は2日に1回くらいの頻度で通いました。
基本的には、状態を見て包帯を取り換えるだけです。この時に薬か何かを塗っていたかなあ、あまり覚えていないけど、多分、ガーゼ等の当てもの を交換していただけのように思います。状態を観察しながら、皮膚の再生を待つしかないので。
「やけどの範囲」
左太もも部分、縦に27cm、幅7cm(最大幅部分)の範囲で熱傷になっています(今、やけどの跡を確認した所)。
左脚の付け根の部分からだったので、包帯が巻き難く… ズレないようにテープで留めていました。
しかし、やけどが太ももで良かったなあ… 男の大事な部分が、お湯を被らなくて良かったなあと、つくづく思いました。もう想像するだけで恐ろしいよお~
「太ももが突っ張って痛い」
病院に通い、包帯を巻いている間、太もも部分が突っ張って痛く、歩きにくい日々が続きました。歩き方がへんなので、傍目に「ケガをしている」というのがバレバレで…
別にそれは構わないのですが、皮膚が突っ張っている状態なのが気になっていました。
やけどの程度は、Ⅰ度(軽症)、Ⅱ度(中程度)、Ⅲ度(重症)とあります。Ⅲ度のやけどの場合は、神経が破壊されるためか、やけどをしても痛みが無いと書いてあります。そして、ケロイド状に跡が残り、皮膚が完全に再生しないので、突っ張ったような状態になるとのことでした。
私は痛みがあったので、また医者の診察でもⅡ度と診断されており、皮膚は再生するはずなのですが… なんで突っ張ってるの? ちゃんと治るのかなあ? ガーゼを留めるテープが突っ張っているだけなのかなあ? と、少しナーバスになっていました。
「看護婦さんに感謝」
風呂に入れず、包帯を巻いている部分はさらに拭くことも出来ないので、この部分は痒みがありました。病院で包帯を外す都度、看護婦さんが患部以外の部分を拭いてくれて、ありがたい配慮でした。
「通院終了」
やけどを負って、17日目に通院が終わりました。ガーゼや包帯を巻かなくて良くなったのです。それで分かりました、突っ張っていたのはテーピングが理由でした! ガーゼや包帯が外れたら、突っ張り感は消失しました。ああ、良かったあ! それからは普通に歩けるようになりました。
その日に、塗り薬を処方されました。
- デルモゾールG軟膏(ステロイド外用塗布) 塗布 1日1-2回
熱傷の二次感染防止と、皮膚炎の湿潤効果があるようです。風呂上りに毎日、1か月くらい塗りました。
病院からは、「薬が無くなる頃に状態を見せに来てください」と言われていましたが、まあ異常が無かったので、病院には行きませんでした。
「17日ぶりのお風呂!」
太もも部分に包帯を巻いている都合上、お風呂に17日間入れませんでした…
その間、毎日タオルで身体を拭き、頭は洗面台で洗いました。意外と、身体も痒くならずに耐えられました。
久しぶりのお風呂は最高! と言いたかったのですが、やけど部分をお湯に浸すのにドキドキでした。やけど部分は少し神経過敏のような状態だったのを覚えています。怖いので、しばらくは擦らないようにしていました。
包帯を外した最初の頃は、ズボン等の生地が当たると、チクチクしていました…
「やけどの跡」
熱湯がかかった部分は、皮膚が黒っぽくなっていました。太もも部分なので、普段露出することもなく、目立つこともありません。皮膚の色は黒いのですが、ケロイドにはなってなく、色以外は以前と何も変わらなく回復しています。
色も徐々に薄くなり、時間経過と共に、あまり目立たなくなりました。
程度がⅡ度のやけどで良かったと思います。しかし、もう2度とヤケドはイヤだなあ…
「やけどの思い出」
そう言えば、小学生の頃、軽いやけどの経験があります。
昔の電気炊飯器は縁の部分が外側に出ていて、炊飯中にこの縁の部分が熱くなり、触るとやけどをします。それを知らなくて、風呂上りだったか、裸の状態で背中が、この炊飯器の縁の部分に当たり… 1cmくらいのヤケドになりました。まあ大したことありませんが。
この頃、家で「アメリカ薬」と呼ばれる薬が薬箱に入っており、これを塗っていました。
何なんでしょうね、アメリカ薬!
正確には、KIP PYROL という薬です。古くから軽度のやけど、切り傷の家庭薬として使われている軟膏です。独特の黄色の軟膏です。元々、アメリカ製だった家庭薬なので、アメリカ薬と呼ばれていたようです。パッケージはいまだにそれっぽいデザインですよ。家の薬箱に常備しています。
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「陥入爪(かんにゅうつめ)」
「陥入爪」(かんにゅうつめ)ってご存知でしょうか?
主に足の親指に発症することの多い症状で、爪の端の先端が周囲の皮膚に食い込み、皮膚に炎症を起こした状態です。痛みや腫れを伴います。
この炎症を起こした部分をぶつけると、これがまた痛いのです!
陥入爪は、爪の切り方が原因で発症することが多く、つまりは深爪が原因で発症します。大事な事は、爪は切りすぎてはダメということです。
私も軽症ですが、陥入爪になった事があります。
ご存知の方も多いと思いますが、自分の体験を踏まえ、説明します。
- 「あらかじめお詫び…」
- 「正常な爪(右足の親指)」
- 「陥入爪の主な原因(深爪)」
- 「陥入爪になる状況」
- 「症状が重い場合」
- 「私はどうしたか?」
- 「痛みに耐えて伸ばす作戦の間の工夫」
- 「作戦実行の結果」
- 「念のためのお願い」
- 「陥入爪を知ったきっかけ」
「あらかじめお詫び…」
少しでも分かりやすい様に、がんばって画像をペイントで加工してみたのですが… とんでもなくお粗末で…
「正常な爪(右足の親指)」
正常な爪の状態です。
「陥入爪の主な原因(深爪)」
陥入爪の主な原因は、爪の切りすぎ(深爪)です。
「陥入爪になる状況」
ある日、爪を深く切ってしまいます(深爪)。この時点ではただの深爪です。手の爪は、深爪すると痛みますが、足の爪は深爪しても、あまり痛まないので深爪自体が気にならない事が多いです。
深く爪を切っても痛まない。また、足の爪が伸びると、引っ掛けて爪が剥がれる場合があり、ケガ防止のために伸びる前に切る習慣のある人は、白っぽい部分が少し目立つと、すぐに爪を切ります。この際に深く切っても痛まないので、さらに深爪にしてしまう傾向が多いと思われます。
常に深爪した状態が続くと、もともと爪が存在していた部分に爪が無いので、爪で押されていた皮膚の部分の押さえが無くなり、皮膚が爪の方に膨らんできます。
すると、今度は爪が伸びると、膨らんだ皮膚に爪の端の部分が刺さるようになり、痛むようになります…
爪が伸びると痛むようになるので、さらに爪を深くきるようになります…
悪循環に陥ります。これが陥入爪の状態です。
「症状が重い場合」
陥入爪の症状が重い場合(痛みが激しく、炎症がひどい場合)は、手術が必要になります。ネットで見ると、爪の根元から爪の端の部分を立てに切って外すような手術方法もあるようです… いや~ 痛そうだなあ…
「私はどうしたか?」
陥入爪を患ったのは20年以上前で、当時は未だインターネット等もなく、情報もありませんでした。
痛む右足の親指の状態を観察していて、「どうも爪が皮膚に刺さっているのが原因のような…」と気付き、爪を短くし過ぎたのが原因と思われました。
「爪を、盛り上がっている皮膚部分を超えて伸ばしてしまえば、もう爪が皮膚に刺さることは無いはずだ!」と考え、「痛みに耐えて爪を伸ばしてしまおう」作戦に出ることにしました!
とにかく一度、伸ばし気味の長さまで爪を伸ばしました。
「痛みに耐えて伸ばす作戦の間の工夫」
① 風呂上がりに、毎日痛む部分に“赤チン”塗っていました。⇒ 爪が皮膚に刺さって傷になっていた場合に炎症を抑えるためです。(伸ばしている間、血は出ることはありませんでしたが)
② とにかく、少しでも何かに当たると痛いので、これを和らげようとガーゼを重ねて当てて、テープで留めていました。少しはマシでした。
③ 痛いからと、途中であきらめて深く爪を切ったら、二度と立ち直れないと自分に言い聞かせ、爪が伸びるまでひたすら我慢していました。⇒ 爪を伸ばし始めて最初の頃が痛みが大きいのですが、峠を越えると楽になります。
「作戦実行の結果」
陥入爪の痛みから解放されました! 完治です!
他の記事にある症状は、ずっと付き合っていかなければならないものが多いのですが、陥入爪は完治!
以後は、深爪しないように爪切りするときに気を付けています。
「念のためのお願い」
この方法は、あくまでも私個人の考えで実行した方法で、人様にお勧めするものではありませんので、この点はご理解頂けるとありがたいです。
「こんな方法で治した」という体験談のご報告です。症状が軽かったから何とかなったのだろうと思います。
「陥入爪を知ったきっかけ」
たまたま、同じ職場の同僚も陥入爪で悩んでおり、彼は病院に行きました。それで、「陥入爪」という名前を教えてもらいました。
私が、「痛みにこらえて爪を伸ばしたら、治るよ!」と彼に言ったら、「絶対に無理!」とのことでした。彼は症状が重かったようで、結局病院で治療して治しました。